あなたにお勧めする、心を癒す「旅シリーズ

 小 さ な 旅 (パート1) 戻る      

 

バチカンのシスティナ礼拝堂の天井画と比べるだけの傑作とはいいませんが
後世に残す文化遺産としては是非紹介したいものです。 して、そのみどころとは、

 

伝説の「三光の松」が描かれた 妙高寺天井画が素晴らしいのです

 蔵 王 権 現 堂 の 天 井 画 を 見 に 行 こ う

小千谷市の川井に「妙高寺」というお寺があります。寺宝は本堂に鎮座まします名高い「重文・愛染明王像」でございます。 
 寺の縁起に寄りますと、本寺に愛染明王をお連れしたのは、「蔵王権現」とされています。寺に伝わる「蔵王権現」の立像は、その大きさから推測するに、修験者が背負った「笈」に入れられていたものと思われます。 
 本寺に於いては、愛染明王を本尊と奉りながらも、蔵王権現を粗末に扱うことに忍びないことから、蔵王権現をお奉りするための新しい御堂を当敷地内に建設することとなり、立派な御堂が完成しました。御堂の天井には百枚の杉の天板に、旧寺跡に実在した伝承の「三光の松」が描 かれております。 
 本堂の愛染明王像におきましてはご開帳の日(毎26日)以外はご覧になれませんが「蔵王権現堂」は、何時でもご覧いただけますが、私の一押しは、夏の期間が最高かと思います。周りの雨戸を開け放ち、お堂の中に風を誘い入れ、仰向けになって天井画をご覧いただけたなら、もう気分爽快のことと思われます。奉納絵師の名はそこに記されておりますのでご覧下さい。 
 関越自動車道の「越後川口IC」の料金所から、案内看板に沿って七分程度で到着します。近くにお越しの際には是非お立ち寄り下さい。

蔵王権現    略 縁 起   <抜粋>       

当山鎮守蔵王権現は像高二十八糎のお木像で約八百年前一人の行者を加護して魔を払い災いを除き当地の山嶺に霊場を開きたまい当山妙高寺開創の基礎を造られた先達であります。 
 以来当山内鎮守として当山を守護し又一般からは除災招福の尊像として信仰せられ信濃川が河川交通盛んなりし頃難船の人々を救われた数多くのご霊験が今尚語り継がれ現在でも交通安全を祈願される人々が跡を絶ちません。
 
 尚この御堂は昭和六十二年再建され天井絵は山上の旧跡三光の松をモチーフとして左から旭日に映える松、星空の下の松、月明に浮かぶ松を栃尾市在住の画家が描かれたものです。