沖縄の地場野菜*ハーブについて紹介します。
沖縄の地場野菜
イーチョーバー(ういきょう) セリ科の多年生植物
イーチョーバーは、独特の香りが強い、南欧原産のハーブで欧米では重要な野菜として食されています。
果実から、ういきょう油が採れ、主成分はアネトール、リキュールや石鹸、香料に用いられます。
沖縄では、昔から、イーチョーバーは(胃腸薬)と呼ばれるように胃や腸に良いとして魚汁等に加えて食します。
強烈な臭いがたえられず、祖母に無理やり食べさせられ逃げまわった思い出があります。
ハンダマ
ハンダマは、キク科の植物で、熱帯アジアから中国そして日本にやってきました。亜熱帯沖縄では、昔から薬膳料理に日常食として、疲労時や風邪のひきはじめ、貧血、目の疲等に汁物、炒め物と使用されました。ビタミンB2、ビタミンA、鉄分を含み、茹でると独特の風味があり、ぬめりがあり、汁が赤くそまります。
ンジャナバー (苦茶)キク科の多年生植物
ンジャナバーは、解熱作用があり、風邪の引き始めに煎じ汁として飲まれます。以前は公設市場でターイユ(ふな)の側には必ずンジャナバーが一緒に売られていました。この苦さも又子供の口には強烈です。生きたままのターイユとイジャナバーの煎じ汁は、今では食べられていない現状ですが、イジャナバーの白あえや、炒め物は一般家庭では日常的に食されています。
ンースヌバー (ふだん草)あかざ科の二年生植物
ンースヌバーは、肉厚で大ぶりの巨大化した葉野菜、その青々とした葉とやや黄味をおびた茎の部分を、畑地から植えられている様を見ると、とても食材とは思えない程です。アクが強いので、最初は煮詰めて、アク抜きをしてから汁もの等に調理します、豚骨汁や魚汁等に加えて食べると、これがなかなかの美味なのです。又、豆腐を加えピーナツあえとしても、食されます。年中採れるので、ふだん草とも言われています。
ゴーヤー (苦うり)つるれいし
ゴーヤーは、数十年程前はほとんど本土の人は、食さなかったが、今では、沖縄の健康食一番の代名詞となっています。独特の香りと苦味に人気の秘密があるようです。ビタミン、ミネラルを多く含みます。ゴーヤーの種類は、アバシゴーヤー、群星中長、汐風、等があり、ゴーヤーチャンプルーをはじめ、和え物、漬物として食されます。ブツブツのある異様な外見に似合わず人気はダントツです。最近では、ゴーヤー茶等マスコミで一時取り上げられたせいか、ブームになった事も耳に新しいのですが、地元の人は、ブーム等に関係なく日常の夏野菜食材として毎日のように食します。苦味成分は、モモルデンというもので、胃腸の働きを良くします。太陽の恵みをいっぱい受けた、濃い緑色の地植えの方が、栄養面が多く美肌にも欠かせません。
ナーベーラー (へちま)
ナーベーラーは、夏野菜として、ゴーヤーの次に日常食されます。ナーベーラーは、本土では、あかすりに使うので、あまり食材としては知られていないようです。ナーベーラーの名前はナベを洗う事からナービアラヤーからなまってナーベーラーと呼ばれたと言われます。若い実のナーベーラーを皮をむき、半月に切り、豚肉や豆腐を入れ、味噌や醤油煮し、ナーベーラーンブシーとして食します。その他に、酢味噌あえ等、これも独特な香り、ぬめりのある食感に加えて、ビタミン、ミネラルを多く含み夏野菜の代表食材となっています。ナーベーラーンブシーを調理する時は、最初油で他の食材と一緒に炒めた後、中火でフタをして煮るとルージルと言う汁がでます、水を加えなくとも、ナーベーラーから出てくる水分の事です。これも又利尿作用があり夏バテ予防、夏風邪予防に効果があります。最近、化粧水としても使われています。
サクナ(長命草)せり科
サクナは長命草の名前のとうり葉は、強壮薬としてアヒルや牛肉と共に煎じて食します。肺病に効果があるといわれます。又、魚の中毒も防ぐといわれ、せき止めには茎、根を煎じて飲むと効果的です。道路わきや、家の庭に植えられて年中みられる多年草の香草です。
パパイヤ(パパイヤ科)熱帯アメリカ原産
青パパイヤはパパイヤチヤンプルー(パパイヤ炒め)や漬物、煮物、サラダとして調理します。ビタミン、ミネラルの他、消化分解酵素を含みます。又、パパイヤに含まれる、たんぱく質分解酵素のパパインは、たんぱく質の消化を促す働きや、高血圧予防、鎮静効果があり沖縄の野菜として日常食卓に上ります。スーパーでは、細切りにしたパパイヤをパックにして日常売られる程です。
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