やっと、このコーナー更新しました。
今後ちょくちょく更新する予定なので、よかったら見て下さい。まずは、、、
ヴァイオリンの左手の構え方と運指について少し書いてみたので、参考にしてみて下さい。いろいろな特殊奏法を追加しました。9/17 up date!
弦についてを追加しました。9/25 up date!
演奏中に弦が切れてしまったら? を追加。11/11 up date!
左手の構え方
「最も一般的な持ち方は、ヴァイオリンを親指と人差し指の中間に挟み、どちらもネックにさわっている方法であろう。どんな時も、ヴァイオリンを握ってしまってはいけない、どれほど左手に、楽器を持つ働きが与えられていようとなかろうと、である。
親指が、本来弦を押さえる指に対抗する力を支えるよう運命付けられているとすれば、一方、人差し指は、親指とは対照的に、付け根の盛り上がった間接の棚状の部分があるために、ヴァイオリンを支えるのにより好都合であるといえる。この棚状の部分にヴァイオリンをのせることで、ネックは不必要な圧力や努力のいらない状態に保つことができる。」
と、フレデリック・ノイマン博士は述べている。
つまり、左手の親指の間接の膨らんだ部分の上と、人差し指の付け根の間接部分との間にヴァイオリンのネックを置くことで、よく起きる間違いを避けることができると同時に、次のようなことが可能になる。
- よい指の位置
- リラックスした構え方
- 指を動かす時に最低限必要な抵抗力
- 両方の接点から伝わる音程感覚
運指ポイントをいくつか紹介しましょう。
- 一流の演奏家が非常に早く弾いている時には、最もリラックスしているものである。
- 弦を打つ指の運動は、ハンマーでたたくような動きであるべきだが、鮮明な音を出すために必要な限度を超えた力であってはならない。
- 指は、打つ運動と同じ道筋を通って弦から上げるべきであり、またもとと同じ高さに戻さなければならない。
- ゆっくりな演奏においても、指を打ったり上げたりする動作がのろくなってはならず、適当な速さで行うようにする。
いろいろな特殊奏法
- ピッツィカート
- 弦を指ではじく奏法。ポンポンとはずむような音がでます。基本的には右手を使いますが、右手が弓で演奏している間に左手の指ではじく奏法もあります。
- フラジョレット
- 弦の各所にある倍音のツボを左指で軽く触れるようにして弾く奏法。高く澄んだ音がでます。左手人差し指で弦を押さえ(倍音のツボを人為的に作成)、左手小指で弦に軽く触れて弾く奏法もあります。別名、ハーモニクス。
- スル・タスト
- 「指板の上で」という意味。指板よりで弾く奏法。軽く柔らかい(曇った)音がでます。
- スル・ポンティチェロ
- 「駒の上で」という意味。駒よりで弾く奏法。細く、明るい(鼻にかかったような)音がでます。
- コル・レーニョ
- 「木の部分で」という意味。弓の毛ではなく、木の部分で弾いたり叩いたりする奏法。やりすぎると弓を傷めます。
- ポルタメント
- 左指で弦を押さえたまますべらせて弾く奏法。音と音の間がなめらかにつながり、甘美な表現になります。やりすぎると、くどく(演歌調に?)なってしまいます。
- グリッサンド
- 本来は半音階的にすべらせる奏法。ピアノやハープが得意とする奏法です。ヴァイオリンでは、ヴィブラートと組み合わせることにより、はっきりと半音階演奏が可能となります。これはツィゴイネルワイゼンで出てくる奏法です。
弦について現在使われている主な弦は、ガット弦、スチール弦、ナイロン弦の3種類です。
最も一般的な組み合わせは
- ガット弦
- 羊の腸から特に強い繊維を取り出して、よじり合わせたもの。この上なく優美な音を出しますが、高価で、耐久性に劣ります。
- スチール弦
- E線によく使われている弦です。金属的な音を出し、安価で、耐久性もあります。
- ナイロン弦
- ナイロンの裸線は、弓で擦った場合非常に音が出しにくいので、主に巻線の芯線として使われています。安価なので多くの人に使われています。
- (巻線)
- ガット、スチール、ナイロンを芯にして、銅や真鍮などの金属を糸状にして巻き付けたもの。
E線:スチール弦
のようです。また、
A線:ナイロンにアルミの巻線
D線&G線:ナイロンに銀の巻線
A線〜G線:ガットの巻線(高級品です!)
を使ってらっしゃる方も多いようです。ここで、もし演奏中にこれらの弦が切れてしまったら? について3つの場合を書いてみましょう。
@オーケストラ奏者の場合
すぐ後ろの席の人と楽器を交換するのが一般的です。以下順番に後ろの奏者との交換によって、弦の切れた楽器を一番後方の奏者に届けます。受け取った奏者は静かに退場し、楽屋などで弦を張り替え、楽曲と楽曲の合間などに、元の楽器と交換します。もし、最も客席寄りの列にいる奏者の弦が切れた場合は、まず内側の奏者と交換し、そのあと後方に送ります。A室内楽の場合
即座に演奏を中断し、弦を張り替えた後、中断した楽曲(or 楽章)の冒頭から演奏しなおします。B協奏曲のソリストの場合
演奏を中断して弦を張りかえる場合と、コンサートマスターと楽器を交換する場合の2通りがあります。五嶋みどり(まだ若い頃の)がバースタイン指揮のニューヨーク・フィルと共演した際のことでありますが、演奏中に弦が切れた(2度も!)にもかかわらず一瞬もうろたえず、速やかにコンサートマスターと楽器を交換し、よどみなく弾きつづけたのは有名な話ですね。
とりあえず、以上です。