勝手にCD紹介
このコーナでは、アルバムCDを気ままに紹介していきます。
blogの「ためしてみて!」で展開していたものを一部加筆して転載してます。
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(1)「ジョンの魂」
ジョン・レノン
  全ロックファン必聴

       

(2)「TOMMY」
フー
  ロックオペラ

       

(3)「Pearl」
ジャニス・ジョプリン
  ブルースの女王

       

(4)「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」
ビートルズ
  ロックのひとつの金字塔


(5)「Black And White」
ストラングラーズ
  パンクを超えて

       

(6)「Wheel Of Fire」
クリーム
  アドリブ合戦


(7)「Presence」
レッド・ツッェペリン
  後期代表作

       

(8)「Strange Days」
ドアーズ
  モリソンワールド

       

(9)「Abbey Road」
ビートルズ
  最高傑作

(1)ジョンの魂
ジョンのソロアルバムで最も衝撃だったのが、このアルバム。
ビートル・ジョンから一人のジョンレノンになった。
これほどロックがリアリティを持ち、説得力を持ちえたことにびっくりした。
英語がわからない自分でも、いちいちわかる。
これほど赤裸々に自分の内面をストレートにシンプルに表現できた
アルバムを私は未だに聴いたことがない。
歌の邪魔をしないシンプルな演奏もいい。”GOD”でビートルズは信じない。
信じるのは自分とヨーコだけと歌う。
全ロックファンが聴かねばならない名盤中の名盤。


(2)TOMMY
ロック・オペラで有名なWhoの傑作アルバムTommy。
一人の障害を持った少年がピンボールの才能に目覚め、世間から評価
されるようになるが、身勝手な行動のため最後には見放されるという
ストーリーで曲が繋がっていく。
Who's Next(これも傑作)のように力強さや荒々しさはなく、淡々と
物語はすすんでいく。いつの間にか、Tommyの世界に完全にはまって
いる自分に気づくのではないかと思う。
これを聴くまでWhoをあまり評価してなかったのだが、このアルバム
で完全に見直しました。脱帽。
KinksもそうだけどWhoもあまり人気が高くないけど、聴かず嫌いだったら
是非、この”Tommy”から、ためしてみて!


(3)Pearl
ジャニス・ジョプリンと言っても、知らない人が多いかもしれない。
ブルースに魅せられ、虜になった彼女は孤独からの開放、愛を求めて
真にブルースを身体で感じ、表現できた女性ミュージシャンの一人。
ドラッグにはまり、27歳の若さで亡くなってしまったが、このアルバムは
彼女の遺作となった。
1曲Buried Alive In The Bluesは、あとボーカルトラックだけを録音
という前に、彼女が亡くなってしまったので、インストとなっているが、
まさ生きながらブルースに葬られを地でいくような、因縁めいた題名
である。そして、この曲も大変すばらしい。
有名曲はMove Over/ジャニスの祈り、Me And Bobby McGee
だが、リハーサルテイクをそのまま使ったMercedes Benzもアカペラ
で、実に味のあるボーカルがたまらない。
他のアルバムは聴かなくても、これだけは聴いておいてほしいですね。


(4)Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band
ビートルズ中期の傑作と言えば、リボルバーかこのサージェント〜だけど
このアルバムはわずか4chで録音、一部もう一台4chのコンソールとシンクロ
させて録音したと言われている。SEの積極的な活用と当時のサイケデリック
ブームを感じさせるその音楽とジャケットデザイン。
そもそも、Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandの演奏するショーに
見立てたアルバム構成というロック界初のコンセプトアルバム。
最後のA Day In The Lifeがアンコール曲という構成である。
楽曲のデキそのものは他のアルバムAbbey Roadなどの方が
間違いなく良いのであるが、それまでのロックの枠を超えたアレンジと
コンセプト、録音技法などが、賞賛される。
今聴いても、当時の録音とは思えないほどすばらしいものである。
Lucy In The Sky With Diamondsでのジョンのボーカルの
リアルさにはドキッとさせられる。
余談であるが、この曲はドラッグを連想させるといわれ、曲名もLSDとなって
いるとか色々物議を醸し出した有名曲。
A Day In The Lifの最後のオーケストラの余韻は歴史に残る小節である。
一度は聴いておくべき、超名盤である。1967年リリース。


(5)Black And White
78年当時、パンク&ニューウェーブ系のバンドがロック界を揺り動かしており
僕の好きなアーティストはことごとくオールドウェーブと烙印を捺されて過去の
ものに葬りさろうという空気がそこにはあった。
音楽的にどう聴いても劣っているパンクロックのどこがいいんだという怒りだけ
がパンク系のロックを聴かず嫌いにしていた。
そんな中でも、このStranglersだけは、結構まじめに聴いていた。
他のパンクバンドといろんな面で異なっていたし、音楽的にも詩的にも知的な
ものを感じたし、演奏も斬新だった。特に、Black And Whiteはジャンの
ベースが強調されたアレンジがされていて、他のアルバムにはない独特の
うねりと重みがあった。
このCDにはボーナストラックが6曲あるが、特にWalk On Byはよくできて
いて聴きもの。でもアルバムには収録されなかったのはわかるような気がする。


(6)Wheel Of Fire
Creamの最高傑作。
なんと言っても、Disc2のCrossroadsとSpoonfulに尽きます。
当時、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーと
いう当時最高の技術を持った人達が繰り広げる自己主張アドリブ合戦は
聴いている方は楽しいが、演っている方はいつもこんなんでは神経が
磨り減ってもたなかっただろうと思う。
Crossroadsは今聴いてもぞくぞくするカッコよさがたまりません。
ライヴであっさりとこんな演奏ができるアーティストはいないでしょう。


(7)Presence
Led Zeppelinの後期傑作アルバムと言われるPresenceである。
個人的にも、すべてのZepのアルバムの中で最も好きである。
Zepの追い求めた揺るぎ無い頑丈なロックミュージックが表現されている。
1曲目のAchilles Last Stand/アキレス最後の戦いがすごい。
特に、余分な情緒的な部分が無く、無機質にグイグイドライブするリズム
とヘヴィメタルなサウンドに徹した音作りが特徴で、最後の一人でお茶を
を除き、他の曲にも同様の統一した乾いた音の感触と緊張感がある。
1,2枚目の頃のZepと目指しているものが違う為、好き嫌いの分かれる
ところであるが、Achilles Last Standだけでもこのアルバムを購入する
価値はある。


(8)Strange Days
ドアーズのセカンドアルバムであり、最高傑作。
ファーストも凄かったが、ますますジム・モリソンの世界が昇華された。
録音機材もプロデュースもファーストよりレベルアップし、音質や
セパレーションが良くなったのもGood!
1曲目のストレンジ デイズからドアーズ必殺のコード進行炸裂。
最後の音楽が終ったらを聴き終わった時には、あなたは完全に
ノックアウトされているでしょう。
ジム・モリソンの詩をメンバーが完璧なアレンジでサポートし、
ドアーズでしかできないブルース・ロックを超えた独自の世界を展開。
月光のドライブはジムが初めて作った詩で、それにレイ・マンザレク
が感銘を受けて、ドアーズ結成に至ったという。


(9)Abbey Road
Beatlesの後期の傑作はこのAbbey Roadである。
と、言うかBeatlesの最高傑作と言っても過言でない。
ホワイト・アルバムを最高傑作とする意見もあるが、ビートルズとしての作品
として、顔を突き合わせて、一つの作品に仕上げた(勿論、ポールの主導が
あってのことだが)という意味でも、この作品を推したい。
特にB面(Here Comes The Sun以降)のメドレーは正に彼らの真骨頂。
これが、解散間際のグループの作品とはとても思えない完成度には驚きである。
Let It Beを録音したものの内容的にメンバーも気に入らず、ほったらかし
状態であったため、さすがにメンバーも「これでは、いかん」と思ったのか、
気合の入った内容になった。
事実上、彼らの最後のアルバムである。