−声劇用台本−
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 派遣戦隊(仮) 第5話『秘密基地』

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 ■登場人物

 相楽 清人(さがら きよひと)(19才)男
      :田舎から上京したてホカホカの新人。結構真っ直ぐな性格

 大家 直志(おおや なおし)(23才)男
      :以前からこの事務所に所属している一人。元モデル。クール系

 綾波 麗華(あやなみ れいか)(20代後半)女
      :年齢、プライベート、本名不明。コスプレを仕事着にしてる。

 菅谷 廉次郎(すがや れんじろう)(56才)男
      :社長。体格のいいというか、メタボ。

 瀬口 真治(せぐち しんじ)(32才)男
      :司令部の技術責任者。物腰が柔らかい。謙虚な天才。自称メカオタ

 東雲 久遠(しののめ くおん)(24才)女
      :瀬口の部下で技師。優秀。ショートカットで利発。

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 ■配役(3:2:0)

 相楽(♂)(L27):
 大家(♂)(L32):
 綾波(♀)(L34):
 瀬口(♂)(L14):
 東雲(♀)(L20):

 ※(L**):セリフ数
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 瀬口N:業者からの納品を目撃した相楽と大家。      それについて綾波に尋ねてみたところ、話はプロダクションがあるビルの      地下倉庫へと発展していった。そして三人は地下へ向かうこととなる。
<事務所のビル・エレベーター前>
 相楽 :「地下倉庫って、どうやって行くんですか?」
 大家 :「それが無駄に凝ってるんだよなぁ。」
 綾波 :「ん〜? 何か言った?」
 大家 :「いいえ、何も。」
 綾波 :「地下倉庫へ行くには、エレベーターを使うのよ。       もちろんさっきみたいに、業者さんから納品するための       受け渡し口はあるんだけどね。」
 相楽 :「はぁ。でもオレ達はエレベーターで?」
    (ピンッ!:エレベーターが開いた)
 綾波 :「さ、いいから乗って乗って!」
 相楽 :「エレベーターって・・・これ、1階までしかボタンないですよ?」
 大家 :「見た目はそうなんだけどね。」
 綾波 :「そこでこのセキュリティーカードを使うの。」
 大家 :「そうそう。」
 綾波 :「ボタンの下のココ。ここに、カードを入れて『1』階を押す。」
 相楽 :「あ! 1階のボタンが赤く光った!」
 大家 :「とまぁ、こうなるわけだ。」
 綾波 :「これで、地下1階へ行けるようになるの。」
 相楽 :「へー。なんか秘密基地みたいでカッコイイですね!」
--------------------------------------------------------------------------- <事務所のビル・B1F:秘密基地>     (ピンッ!:エレベーターが止まった)
 相楽 :「・・・あれ? 扉、開かないですよ?」
 大家 :「そう、ここで・・・」
 綾波 :「ここで暗証番号を入力しないと、缶詰状態になるから気をつけてね。」
 相楽 :「日持ちが良くなるんですね!」
 大家 :「お前なぁ・・・」 
 綾波 :「直志君を缶詰保存してどうするの?」
 大家M:「え? なんでオレ・・・?」
 綾波 :「缶詰みたいに、出口が無いってことよ。」
 相楽 :「ほえー? 直志さん、出られなくなっちゃうんですか?」
 大家M:「だから・・・なんでオレだけ?」
 綾波 :「そうなったら困るでしょう?」
 相楽 :「オレは困りませんけど?」
 大家M:「さーがーらぁぁ!? オマエなぁ(怒)」 
 綾波 :「そして・・・っと。       エレベーターのボタンを『1』、『2』、『1』、『5』って押すの。」
    (ピンコーン♪:エレベーターの扉が開く)
 大家 :「そうすると、扉が」
 綾波 :「扉が開くようになっているの。今の番号を絶対に忘れないでね。」
 相楽 :「『1215』ですね。わかりました!」
 大家M:「・・・・・なんか、オレ居なくてもいいような気がする・・・。」
    (そして目の前に広がるのは謎の装置群)
 相楽 :「うおおー! すっっげぇぇぇ!!」
 東雲 :「あ。これは、綾波総司令官!」
 瀬口 :「ん? あー綾波さん。」
 綾波 :「ごくろうさま。」
 相楽 :「うおーうおーうおぉー!」
 瀬口 :「もしかして・・・彼が?」
 綾波 :「そうよ〜。(呼びかける)ちょっとーこっちに来て!」
 相楽 :「うっはぁ〜! これ何?何? こっちのボタンは!!?」
 綾波 :「さーがーらー君!」
 相楽 :「は、はい!なんですか?」
 綾波 :「こちらの人に、ちゃんと挨拶して。」
 相楽 :「はい! 名前は、相楽清人と言います!        特技は・・・無いなら言わない方が良いと社長に言われています!」
 瀬口 :「くっ・・・あっはっはっは! 面白い子だなぁ〜。」
 相楽 :「あなたは誰ですか?」
 瀬口 :「私は、ここの技術責任者をやらせてもらってる瀬口だ。」
 相楽 :「瀬口さんですか。よろしくお願いします!」
 瀬口 :「こちらこそ、よろしく頼みますね。」
 綾波 :「瀬口さんは、この基地を作った人なのよん。」
 相楽 :「えええ!? すっげぇぇ! 天才ですか!?」
 瀬口 :「ははは、天才は言いすぎだよ。ただのメカオタクさ。」
 綾波 :「いいえ。私が保障するわ。瀬口さんは間違いなく”天才”よ。」
 瀬口 :「照れますね・・・。」
 綾波 :「瀬口さん、さっき納品したアレあります?」
 瀬口 :「あぁ〜。おーい、さっきのどうした?」
 東雲 :「さっきの・・・ですか? それなら今、データ取って粒子化してます。」
 瀬口 :「時間どのくらいかかるかな?」
 東雲 :「そ〜ですねぇ。・・・あと30分か40分くらいかかると思います。」
 瀬口 :「だそうです。」
 綾波 :「そうですか〜わかりました。       じゃあ、終わるまでここで待たせてもらいますね。」 
 瀬口 :「はい。終わったら声かけますので。」
 綾波 :「よろしくね。」
 相楽 :「あ、あのぉ! これ。押しちゃってもいいですか!?」
 綾波 :「こら! 勝手に触っちゃダメ!!」
 相楽 :「ああ! 手がぁぁぁ!」
 東雲 :「ダメダメダメぇ〜!」
    (相楽は東雲にポカポカ叩かれる)  
 綾波 :「もぅ、相楽君? いい加減、落ち着きなさいよ(怒)」
 相楽 :「は・・・はぃ。」
 東雲 :「あの・・・綾波総司令官。」
 綾波 :「ん? なぁに?」
 東雲 :「先ほどからあの方は何してらっしゃるのでしょうか?」
 綾波 :「あの・・・方?」
    (振り返ると。直志が隅っこで壁に向かってもたれかかってる)
 瀬口 :「彼も・・・そうだよね?」
 綾波 :「あ、あはははは。忘れてたわ・・・。」
 東雲 :「あの・・・どうかされたんですか?」
 大家 :「・・・皆して、なんだょ。       オレのこと、そんなに嫌いなのか?(ブツブツ)」
 東雲 :「あ、あの〜。」
 大家 :「んー? ふあぁ!?」
 東雲 :「え?え?え? どうしました?」
 大家 :「あ! い、いえ・・・!」
 東雲 :「大丈夫ですか? 具合でも悪いんですかぁ?」
 大家 :「(クールに)いや。大丈夫だよ。ありがとう。」
 大家M:「か、か、かわいい・・・!!」
 東雲 :「ん?」
 大家 :「あはは。君は・・・ここで働いているの?」
 東雲 :「はい! 瀬口さんの助手として働かせてもらっています。」
 大家 :「そうなんだ。」
 東雲 :「私、東雲久遠って言います。よろしくお願いします!」
 大家 :「オレは、大家直志。頼むから・・・」
 東雲 :「大家さんですか。」
 大家 :「・・・とだけは、呼ばないで欲しい・・・んだけど。」
 東雲 :「っ! ご、ごめんなさい!」
 大家 :「いや、まぁ。慣れてると言えば、慣れてるからいいんだけどね。」
 東雲 :「じゃあ・・・直志さん。でいいですか?」
 大家 :「それでお願いするよ。オレは・・・久遠ちゃんでいいかな?」
 東雲 :「はい!」
 大家M:「・・・心臓の高鳴りが・・・ヤバイ。もしかして、これは」
 
 綾波 :「・・・こい」
 大家 :「え!? いや、そんな!」
 東雲 :「・・・直志さん?」
 綾波 :「おーい、直志くーん! こっちに来ーい!」
 大家 :「・・・ぁ・・・れ?」
 東雲 :「綾波総司令官が呼んでますよ?」
 大家 :「みたいだね、ありがとう。」
---------------------------------------------------------------------------    <秘密基地・司令部>
 綾波 :「ちょっと、見せたかった物があったんだけど。       どうやらスキャンしてるみたいで、40分くらいかかるようなの。」
 相楽 :「見せたかった物? なんですか?直志さん、知ってます?」
 大家 :「いや、俺も知らないよ。」
 綾波 :「そっちは、後からのお楽しみということで。       先に、こっちの装置を渡しておくわ。」
 相楽 :「おお! かっちょいい時計っすね!」
 大家 :「時計とは、ちょっと違うような?」
 相楽 :「ん? どうやって時間見るんだ?」
 綾波 :「それは、時計じゃないわ。       これから説明するから、無闇にボタンを押さないで。」
 相楽 :「ん〜? ここかな?これかな?」
    (ひたすら触りまくる相楽に、限界の綾波)
 綾波 :「さーがーるぁ!!?(怒)       アンタはまた、私のキャラ設定を崩させる気か? あぁん!?」
 大家 :「っ!!」
 相楽 :「ほ!? っあ、あううぅ・・・。ごめんなさい。」
 綾波 :「ふむ。分かればいいのよん。じゃあ説明を始めるわね。」
 大家 :「はい。」
 綾波 :「実は!『浅井プロダクション』は、       秘密裏に進めていた新プロジェクトがあるの。」
 相楽 :「新・・・」
 大家 :「プロジェクト?」
 
 瀬口N:ついに明らかになった1つ目の秘密。それは、【秘密基地】だった。      さらに見たことも無い【謎の装置】を目の当たりにする二人。      果たして、二人に語られる『浅井プロダクション』の新プロジェクト      とは一体なんなのだろうか?       やっと”らしく”なってきた所だが、続きは次回。
 
 東雲 :「腕まくりとネクタイの組み合わせに萌えちゃいます!」
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