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ダビド・アルベルダ「代表の問題は一体性だ」
ALBELDA: "EL PROBLEMA DE LA SELECCION ES LA UNIDAD"

ダビド・アルベルドはもう何年もバレンシアファンにとって代えの利かない選手となっている。彼の声はドレッシングルームでも、クラブでも大きな影響を与える。彼はキャプテンで、それがどうあるべきかを見せている人。バレンシアの偉大な栄光を過ごして来た選手だが人生はこれからだ。


初めてのボールを覚えていますか?
とても遠い記憶だな、初めてのボールなんてほとんど忘れたよ。

で、どんなのでした?
家に一個持ってた。きっとあれが最初のボールだ。一番覚えてるのは凄く変な音がしてうるさかった事。凄く不細工なボールだったよ、ほんと。

新しいボールは持たなかったの?
そりゃあったよ。だって毎年クリスマスには両親に新しいボールを頼んでたし。「ちゃんとしたボール」をね。そう呼んでたな。

どこがあなたの始めてのチームですか?
僕の町、ポブラ・ラルガのチーム。凄く小さい時からやり始めたんだ。

いつ?
6歳。この年齢からチームに入ることができたんだよ。プレ・ベンハミンっていうカテゴリーだったと思う。

でもあなたの家族は常に自転車と関係していましたよね・・・
うん、その通りだよ。僕の父親はプロのレーサーだったし、僕の祖父も叔父も自転車レーサーだったんだ。でも僕はいつもフットボール派だっった。僕の父はあの頃のフェリス、コルチョンCRといったチームで走っていた。

家族でフットボールをしていたのはお兄さんのペペですよね?
そう。僕の兄は僕より4歳年上なんだ。兄の真似をして、彼と一緒に行動して、ファンのように付きまとってた。兄はレバンテの選手だったんだけどいつも彼がすることに注目していたよ。

自転車には興味を持たなかったんですか?
夏や休暇の時にはもちろん乗っていたけど、プロになろうと思うことはなかったなあ。小さい頃から僕と兄はキャラバンに乗って父の後ろを付いて行ったりしたけど、いつもフットボールのことを考えてた。

ずっと中盤のセンターでプレイしていたんですか?
違うよ!とんでもない。始めた頃はセンターフォワードだったんだ。足が速くてたくさんゴールしてたんだよ。体型も変わり、フットボールも変わったから監督達は僕のポジションを下げた。

今ビジャと組んで「9番」としてプレイすることなんて想像できます?
いいや、無理だよ。フォワードには違った特徴が必要とされているからね。

いつバレンシアに加入したんですか?
バレンシアには15歳の時に来た。ポブラのフットボールスクールがなくなったのでアルシラへ行ってプレイして、バレンシア代表でスペイン選手権を優勝した後にやってきたんだ。

誰があなたを獲ったか覚えていますか?
ああ、でもこれは興味深い話なんだよ。

何故ですか?
なぜなら僕はバレンシアに入れるために動いてくれた人たちをたくさん知っているけれど、誰が初めに注目してくれたのか知っているから。

それは確かですか?
確かだよ。僕の始めての監督であるハビエル・スビラッツだ。あの頃はフベニールCの監督でそれが僕のここでの初めのチームなんだ。

あの頃のパテルナは今と比べてどうですか?
ほとんど一緒だ。一番変わったのはピッチとトップチーム用に作ったジムだ。他はほとんど変わっていない。あのころは芝生だけで今は人工芝もあるんだけど見た目はとても似ているしね。

いい学生でしたか?
うん。勉強は得意だったんだ。初等教育(EGB)は「優」で終えたし、中等教育(BUP)では3年進んで、次には大学準備コース(COU)に進学したけどこの時からフットボールと勉強を両立させることは不可能になった。

そうですよね、練習が妨げになりますよね。
と、距離だよ。シャティバで勉強してパテルナで練習しなければいけなかった。時間を両立することが簡単じゃなかった。それにU-19からセグンダBのバレンシアBへ昇格したのでCOUは終えることができなかった。

加入した頃は困難でしたか?
いつも自分の年齢より高い集団に参加していたけどそんなことはなかった。16歳の時には19歳が集まる「スーペルリーガ」でやっていた。アスレチック戦でゴールを決めたのも覚えているな。この頃からダビド・アルベルダは将来有望な選手と言われ始めたんだよ。

そしてレンタル生活が始まりましたね。
2つの重要な時を与えてくれたよ。


どのことですか?
ひとつはバレンシアBで一年過ごした後、スビラッツがビジャレアルへ去ったので僕をレンタルしてくれたんだ。セグンダで試合に出るにはかなり若かったからいい経験だった。あそこでは成長できるんだ、ベテラン選手と厳しいスタジアムで対戦し、速さも鍛えられた。

二度目のレンタルもまたビジャレアルですね、今度はプリメラですが。
プレシーズンはバレンシアと過ごしたんだ、ホルヘ・バルダーノが監督で、でもトロフェオ・ナランハで靭帯を怪我して3月まで離脱した。4試合出た後でバルダーノが退任しラニエリが来た。5試合に出て次のシーズンはまたビジャレアルにレンタルされた。

その大きな2つのクラブのレンタル方針は適切なものなのでしょうか?
そう思うよ。あの頃はいい関係じゃなかったけどビジャレアルの会長かフェルナンド・ロイグになってから全てが友好的になった。

それから、代表でもカテゴリーを上げていきますね。
初めての公式大会はヨーロッパ選手権のU18で決勝でフランスに負けた。その後はU20でオリンピックにいってカマーチョの時にA代表になった。

あなたはオリンピックもワールドカップも経験しています。どちらの大会が印象に残っていますか?
全く違うものだよ。オリンピックは凄く素敵なものだよ、だって希望に溢れたとても若いグループが集まって、プレッシャーもそんなにないし、そういう中で僕達の場合は銀メダルが取れたしね。ワールドカップは代表で最高レベルのものだ。だって1ヶ月も自分が国で最高だというところを見せなければいけないんだから。

レギュラーになるのはラファ・ベニテス時代?
エクトル・クーペル時代には試合に出ていたけどスタメンではなかった。12番をつけてたね。今日は試合に出るけど明日は控えって感じで。実際ラファ・ベニテスが来たことでチームでの位置を確保したんだ。それも危うかったんだ、すぐに僕のポジションにデ・ロス・サントスが来たからね・・・でも上手くやってあの時にタイトルもとったんだ。

バレンシアでデビューした日付を覚えていますか?
もちろん、覚えてるよ。1998年3月15日、ロマレダ、監督はラニエリだった。アドリアン・イリエに代わって15分プレイしたんだ。まるで今のように覚えてるよ。

現在に戻りましょう。今シーズンの始まりはバレンシアにとって期待を抱かせるものですね。
とてもいい始まりだ。実を言うと最初は嫌だったんだ。全て不確かなものだったし。チームも決まらないし、監督に関する噂もあったし・・・平穏はチャンピオンズの予選を突破してベティス戦に勝利してから訪れた。それまではほんとに動きの激しい夏だったから。

バレンシアに関する報道も気に入らなかったでしょう。
うん。去年もそうだったけど、状況はこんなに重いものではなかった。最初は不安だった、もし今年チャンピオンズに出れてなかったら、もし状況を打破していなかったら、会長からチームまでクラブのあらゆるものが一体どうなっていたのか分からない。

こういう事でチームは結束を強めると言いますが・・・
チームはとても強いよ。状況はとても悲観的なものになりそうだった、例えばマルチェナやレゲイロのようにチームを変えるために移籍しそうだった選手の問題とか、そういうことが強さをもたらしたし、もうクラブを出るように見えていたから、残ってくれたのは皆にとって明るい材料だった。監督も最初から全員を戦力と見てくれたからみんな自分達が大切なんだと感じているんだよ。

チャンピオンズリーグには大きな希望を持っていると思うのですが。
参加できることがすでに重要なことだ。戦うのがまず第一で、優勝することはどんな選手にとっても、クラブにとっても、ファンにとっても完璧なものだ。もうミランで近くまで行ったし、成長し続けるためのバレンシアの目標の一つだよ。

バレンシアの新スタジアムをカピタンとして除幕しているのを想像できますか?
いつ建てるのかわかんないしなあ、まじで・・・ははは!もうすぐだよ、でも選手としてはかなり遠い話だと見ているけど。

どんなのを想像していますか?
まだ想像してないよ、だってメスタージャで試合しないなんて変な感じだし、僕達にとっては凄く愛着のあるスタジアムだからね。でも理解しないとな、時代は変わってスタジアムも便利にならないといけない、席から駐車場まで。素晴らしいスタジアムになるだろう。

どのお手本が好みですか?
カンプノウの構造や中も好きだな。まだアーセナルの新しいスタジアムには行ってないけど凄いって聞いたよ。それから日韓ワールドカップの全てのスタジアムを凄く覚えてる。だって素晴らしかったからね。

契約延長についてはどうですか?
冷静に見てるよ。2年前に長い契約もしたし。ちょっと前に代理人と会長が話し合ったけどまだ僕には一年も契約を延長するというオファーは届いてないんだ。

そのオファーはあるように思いますけど・・・
時間が解決するよ。僕はチームメイトがどれだけ貰ってるかなんて検閲しないけど、だって稼いでる選手にはそれが値しているということだし、満足いかなければ話し合って解決するべきなんだ。

それでは難しいテーマに行きましょう、スペイン代表は何もタイトルを獲得できないという・・・
その問題は監督のものでも選手のものでもない。なぜならスペイン代表はたくさんの監督が指揮を執り、たくさんの選手を使ってきたんだから・・・何も獲ってないのは事実だ。僕にとっては、代表の問題は一体性を持つという問題だ。ワールドカップになれば持つと思うけどいつも予選では議論になる。

今のスペイン代表は、次のユーロに向けて後のない状況に立っていますか?
いいや、まだ9試合も残ってる。3月にはホームで2試合だし、それに勝てば流れがかわるよ。まだ余裕はあるしスウェーデンだって残りの試合を全て勝つとは思えない。

スペインには強豪と競争するために何がかけていると思いますか?
希望はあるんだ、無いのは全体的な一体性だよ。フットボールでは悪い時ほど、中では皆がまとまるものなんだけど、興味深いよね。でもスペインにはアルゼンチンやイタリアにあるような全体の一体性を感じないんだ。ここではいつも討論になる。ラウルの件もだし、前はトーレスが出るべきだとか、バレンシアのドブレピボーテがいいとかさ・・・いつだって何かしらあるだろ。

ブラジル、アルゼンチンやイタリアのように環境によってとても守られているのを見て羨ましいんでしょうか。
ある意味そうだ。お手本にするべきなんだよ、その代表ではピッチの中でも外でも国のために死ぬまで戦うんだから。

フットボールを引退したら何をしますか?
みんな僕が監督になるだろうって言うんだ。多分やってるポジションから言ってるんだろうけど、僕はそう思っていない。まあフットボールに関わり続けたいのは確かだな。

どういった形で?
趣味程度で・・・分からないけど、例えばメディアの解説とか、毎日プレッシャーを受けなくてもいいものだね。