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モリエンテス:遠回りしないで、もっと早く来るべきだったね。
"Tendria que haber venido antes y dar menos vueltas"

空は曇り始めるけど、モリエンテスは夏の太陽を見ているよう。ピッチの中も外も灰色に見えた生活を送ったリヴァプールと比べて。でも彼にぴったりの所に落ち着けたのだ、チャンピオンズリーグ通算30ゴール、10シーズンという偉大な記録を背にしても、うぬぼれもなくありふれた人間のように素朴に語ってくれる。 隠すことなく、「チーム内で幸せだと感じること」を欠いていた事、その感覚を「バレンシアとの初めての練習で」取り戻すことができた事を。ただもっと早く来なかったことを後悔しているだけ。


氷を足首に当ててますけど。怪我のない練習はめったにないですね。なんて激しさだ!
心配したけど何てことはないよ、試合には出れる。 あるコーチが言ってたけど、練習でやるのと同じように試合をしたら試合の前日にはチームがどうなるか良く見えるから、バレンシアはいいんだって。正しいと思うよ。

あなたはチームの中で最もチャンピオンズリーグでの経験がある選手です。今でもわくわくしますか?
そりゃもう。この試合(シャフタール戦)はとても興味深い試合だよ。勝てばほとんどグループリーグ突破は決まるし。後は1位か2位かだけど経験から言わせて貰えばどっちだって一緒だね。だって何処とあたるかわからないから。1位になったにも関わらず大概は一番強いチームと当たっちゃうもんなんだよ。

あなたがそう言うなら、そうなるんでしょうね・・・。
ほんとさ、チャンピオンズの試合はたくさん出てるけど、決勝に残るのは1位通過のチームか2位通過のチームかって見たら時々はグループリーグ2位のチームだ。グループでの成績がどうだったかより何処と当たるかによるんだよ。

"チャンピオンズ"のクラブにしか在籍してませんね。
マドリーに21で行ってから今30歳。10シーズンで4クラブ。いつもチャンピオンズリーグに出れるチームかどうかでクラブを選んでるからね。

経験はものさしですか?
うん。もし慣れていなかったら、そうだな、コパ・デル・レイの試合みたいだって考えるかもしれないけど、経験してればそんなもんじゃないって思うよ。ピッチに立つ人間が違うんだ。チャンピオンズの試合の雰囲気は他の試合よりずっと特別さ。

インターネットはされますか?
うん。でも最近は使ってないんだ、パソコンがウィルスに侵されてるから(笑)。

UEFAの公式ページではあなたが4つのクラブでゴールを決めていて、3つのチームで決勝に出ているという記事を載せているんです。バレンシアは4つ目のクラブになるんでしょうか?
このシーズンの始まりは本当に信じられないくらいいい感じを受けるよ。全てが望み通りに行ってるんだ、全ての面で。チームへの適応も僕が心配していたものとは違ったけど、新入りが陥る、チームに馴染めないという問題で苦しまないよう最初から上手くやりたいと願っていたんだ。

アテネでのハットトリックの前に、チャンピオンズの歴史的得点者のリストの上位に上がるということが頭にありましたか?
いつもチャンピオンズの試合ではドレッシングルームに全てのデータと興味深いことをまとめたブックレットが置いてあるんだ。2,3年前に、モナコに行く前にそれを見て自分が得点者のリストに載っているのをみた。 あそこでは9ゴールして、リヴァプールでは4ゴール、今3ゴール・・・そんなに上位にいることに驚いたけど、同時にとても長い間チャンピオンズに出ているんだなあって考えられるよね。10シーズンもだからね、そのリストに載っている選手の名前を見るとその中に自分がいることを誇りに思うよ。

その長い年月で、点取り屋としてのプレッシャーに慣れましたか?
それはいつも僕に付きまとうもの。だからいつもこう言ってるんだ。「あるときはたくさん、あるときは少しだけど、いつもゴールはしてきた・・・調子に左右され、チームメイトに左右される・・・」プレッシャーはサラゴサに行ったときから常に僕に付きまとっている。あそこでは加入した時自分は点取り屋ではないけど、他の面でチームを助けられるだろうって言ったんだけど、最終的にはその専門になってしまった。

メスタージャにあなたが来ることは疑問視されていましたが、今では町の人はもっと早く来なかったのはなんて残念なことかと声をかけますね。
とっても元気付けられるよ。疑問視していた多くの人達はプレミアリーグを見ず、何故僕がいいシーズンを送れなかったかを理解していなかった。見ていた人はチームによって、シーズンによって起こることだと理解している。 僕の活躍を認めてくれていることが嬉しいよ。バレンシアにもっと早くに来なかったのは残念だと考える気持ちは僕だって同じだし自分でも言ってるよ。あんなに遠回りしなければよかった。最も可能性のあった、モナコに行ったシーズンにバレンシアに来ていたらもっと長い間ここにいれたのになって。

第二青春期を生きてるという感じですか?
ほんとにそうだよ。フットボールではすぐに年齢を考えさせられるし、若いと思ってたのにもうキャリアの 晩年を過ごしているんだから。バレンシアでの甘い時は少年に戻らせてくれるから、自分の年齢なんか思い出さないんだ。

まるで弾丸のように活躍しています。調子がいいのは明らかですが、この良い調子を続けられますか?
そうだと期待しているよ。これからフィジカルを作っていくし積み重ねた練習もあるからとてもいい、 僕が一番調子のいい時期ってのはシーズンの終盤なんだ。今は最初からこんなに調子がいいから僕にとっては興味深いことなんだよね。希望を持つべきだと思うし、1年半チームの中で幸せであることを欠いていた後だから意欲もあるし。バレンシアとの最初の練習でそれを感じれたんだ。

あなたが迷信深くなくなって長いというのが理解できました。「9番の呪い」についての話ですが。
9番のデータを見て誰もが、僕の家族もみんな9番はつけないでくれ、19番のままにしてくれと言ったよ。 でもアルバセテ、サラゴサ、マドリー・・・どこでも9をつけていたし、モナコでは他の選手が既ににつけていたから10番でリヴァプールでは19番だったけど。ここではパトリックが出ていくというのでまたそのチャンスを得た。 キャリアの最初はとても迷信深かったんだ。怪我をしないようにマリア様をテープで足首にくっつけたりして。でも時が経つにつれて迷信より努力や献身さを信じるようになった。

バレンシアは長い間ゴレアドールを探していましたが、今は突然パンチの効いたゴレアドールを二人も手に入れました、しかも素晴らしいレベルの。
いいことだよ。僕はダビの方がもっとゴレアドールだと思っているんだ、そんなに遠くない昨シーズンに達成したことを今年も続けられそうだから。もし僕が今のこのレベルを続けられたら凄い数字を出せるだろうね。ゴールが一人に偏るのではなく、どちらからも生まれることは良い事。一人だけスペシャリスタがいても、怪我か何かで離脱したらチームは点取り屋がいないことに苦しむだろう。

あなたはこう言いました、「ビジャは僕のオレンジの片割れだ」と。
僕のキャリアの中ではたくさんコンビを組んでる。レアル・マドリーでのラウルとの関係は素晴らしいものだったけど、その時と被るものが凄くあるんだよ、だってビジャとはピッチの中でも外でも凄く相性がいいからね。いい関係というのはラウルといたときのように凄く影響するもんなんだ。 自分がゴールしなくてもラウルがしたことで喜べるし、逆の場合でもそうだった。ここでも同じことなんだ。

ビジャはいまやあなたが辿って来た道を歩んでいます。代表に選ばれ、バロンドールにノミネートされ、FIFAのカバー選手となった・・・
そうだね、士気を高めるのにとてもいいことなんだよ。ヨーロッパレベルで自分が語られてるなんて素晴らしいことだ。全てのそういったリストに入ることや自分を人々が賞賛してくれることは有名なブラックリストに入るよりずっといい。

そんなに多くのタイトルを得た後でどうやって競争心を保っていられるのですか?
キャリアの終わりは来ていないと考えること。14,15歳でフットボールをしに家を出た時にはここにたどり着くなんて思ってもいなかった。辛い時が来るとそうやって考えるんだ。これは僕の好きな職業で、おそらく4年以内に辞めることになる。時に人はたくさんのタイトルを獲って取り違え、そう考える必要性を失ってしまう。 人を疲れさせるのは落ちること、セグンダに行ったり・・・セグンダに行った選手もいるし怪我で引退したり、パフォーマンスが落ちて辞めた選手もいる・・・勝つことでは疲れないよ。

代表に選ばれなかった落胆から門は閉ざされてきていると言いましたね。アラゴネスはアウェイでの試合なのであなたを呼ばなかったと言いましたがどうお考えですか?
論争したくはない。もしこの状態でいれば代表に戻れると分かっている。僕は怒っていたけど僕が言ったことはアラゴネス監督も喜んでくれていると思う、だって最近召集から洩れた選手が何で召集しないんだ、って怒っている事は行く気があるという事なんだからね。