鴨川沿い:五条大橋とレンタルサイクル
2004年7月、「京都」に出かけました。
京都といえば、日本の古都、数多くの寺社など文化遺産がある観光地である一方で、温暖化防止のための「京都議定書」で一躍「環境の街」としてもその名が世界的に有名になった都市でもあります。
市街地は平坦で、中心部から郊外へと観光スポットが点在しているので、見て回るには自転車が最適な移動手段です。
今回は駅前でオシャレな自転車を借りて、京都の街を走り回りました。
《その壱》自転車で行く寺社巡り〜
○東本願寺
〜西本願寺
親鸞聖人が開いた浄土真宗大谷派の大本山で桃山文化を代表する建造物や庭園が残されている
早朝、まだ貸し自転車店が開店するまでの間、駅から徒歩で数分の場所に位置する両本願寺で、朝の6時からの「晨朝じんじょう(おあさじ)」に参加しました。はやくも京都の雰囲気を全身で感じます。
○壬生寺〜
新撰組屯所
親鸞聖人が開いた浄土真宗大谷派の大本山で桃山文化を代表する建造物や庭園が残されている
壬生周辺には新撰組でお馴染みの「誠」の幟があちこちに立てられ、寺の境内には壬生塚があり、近藤勇の胸像や新撰組隊士の供養塔、芹沢鴨ら隊士の墓などがあります。
○東寺〜
三十三間堂
本堂の柱間が三十三あるために三十三間堂と呼ばれる。また、東寺の五重の塔は京都の象徴です。
三十三間堂では、本像の千手観音坐像(国宝)を中心に、左右に10段50列で500体ずつ千手観音立像が整然と並んでいます。
東寺の五重塔は総高57mで、現存する日本の古塔中最高の塔です
○清水寺〜
京都の代表的なお寺のひとつ、清水寺は世界遺産の指定を受けています。清水の舞台はあまりにも有名。
五条大橋を渡りしばらくすると上り坂の「清水の坂」。坂の途中では、抹茶や甘党の誘惑が!坂を上ると仁王門、朱塗りの西門、三重塔が目の前に現れます。広い敷地を本堂に向かうと、弁慶?の鉄下駄が。
「清水の舞台」からは、京の街を見下ろすことができます。さらに奥へ進むと寺名を由来する「音羽の滝」があります。「子安の塔」から振り返ると清水寺を違った角度から楽しめます。帰り道は参道での誘惑に負けて、お決まりの「抹茶アイス」と「生八つ橋」を楽しみます。
○知恩院〜
平安神宮
日本一の三門や鶯張りの廊下で有名な知恩院。
平安遷都1100年記念に建てられた平安神宮はスケールが大きい。
知恩院は壮大な大伽藍、我が国最大の楼門を始め、その広大な堂社に圧倒されます。また、平安神宮では、広大な神苑の中央に立つと、東苑、中苑、西苑、南苑の4つに分かれた回転式遊苑に囲まれ、異次元の世界にいるような感覚に包まれます。
○北野天満宮
〜京の道
太宰府、防府と日本三天満宮の一つで菅原道真を祀る北野天満宮。
祇園や鴨川沿いなど、京都の街は自転車が似合う。
北野天満宮は菅原道真公をお祀りした神社の宗祀で、、「天神様」として親しまれ、学問の神様として信仰されています。
京都の街は自転車が似合います。中央の写真は祇園の石畳、右の写真は東寺前の国道の自転車レーンです。
《その弐》サイクリング道路で嵐山へ〜
《その参》レンタサイクルは便利〜
この日、清水の舞台は修復工事中。仁王門の横にはなんと「善光寺」がありました。↑
南区で用事を済ませ、出発は久世橋からです。久世橋から見る「桂川」の流れはゆったりとしています。自転車道路はアップダウンなく、緩やかな登りも気になりません。ただし、真夏の炎天下だったので、日陰が無く、水分補給できる場所を事前に調べておく必要がありますね。
途中で、JRや国道の橋沿いにコースが曲がっていたりしますが、表示通りに進めば問題ありません。緑地公園や畑の中を通りますが、ここの河川敷も外来種の「アレチウリ」が道路を覆いそうな勢いで繁殖していました。この状況は日本中の大きな課題です。
畑や水田を見ながら、のどかな気分でサイクリングは続きます。桂川の流れによって、左右に道が振られているので、違った表情の景色を楽しめます。河川敷に竹林があるのも京都らしさ。途中で「桂離宮」へ寄ることも考えましたが、予約制らしいのであきらめます。
途中では、農作業をする地元の方々の自転車や、学生の自転車とすれ違いました。平日の日中だったせいか、ロードバイクやMTBはあまり見かけませんでした。目の前の「嵐山」が大きくなってきた頃に、自転車専用道路は終点、その先は砂利道です。
「嵐山公園」に入ると、目の前に河川敷が広がり、有名な「渡月橋」が現れました。河原で水分を補給しながら、涼しい風に吹かれて休憩。その後橋を渡って、京都の市街地とはまた違った雰囲気の「嵯峨野」の風景を楽しみながら自転車で先を目指します。
この後、まだ一度も訪れたことのない「金閣寺」を目指して、きついアップダウンを乗り越えながら北へ向かいましたが、到着したのが夕方でなんと拝観時間が終了、残念です!
6段変速の自転車はけっこう快適でしたが、慣れないサドルで、お尻が痛いサイクリングでした。
京都でのもう一つの目的は、自転車専用道路「府道京都八幡木津自転車動線(木津川ー桂川自転車道)」を「嵐山」方面に向かって走ってみること。普段走り慣れている千曲川サイクリング道路と比べて、どんな違った表情をみせてくれるのかが楽しみでした。
今回の京都サイクリングで活躍したのは、前かご付きの6段変速クロスバイク。料金は1日1,300円でした。他にもルイガノのMTBやミニベロなどもありましたが、暑い時期で背中にリュックは背負いたくないので、おみやげ、手荷物が入るかご付きがお勧めです。朝9時から、夕方の7時まで借りられることと、荷物も無料で預かってくれるので、終日、京都の街を楽しむことができます。また、宿泊施設への配達、回収もしてくれるそうです。
ショップでいただいたサイクルマップはこちら→ MAP