こどもエコクラブ 信州おばすて棚田の楽校

こどもエコクラブ 信州おばすて棚田の楽校 (しんしゅう おばすて たなだのがっこう)

こどもエコクラブ「信州おばすて棚田の楽校」は、長野県千曲市の名勝「姨捨(おばすて)の棚田」をメインフィールドにして、生物観察をしています。
小さな生き物の命のつながり、お米作りと生き物の関わりを、田んぼの作業を手伝いながら、学習しています。

2007年の最初の活動は、田植え用のポット苗づくりから始まりました。
4月7日、この日は自宅から3キロ離れた千曲市八幡の市川さん宅まで「自転車」で伺いました。
自転車は地球環境を考える上で、もっともエコな移動手段です。
「田毎の月 棚田保存同好会」のみなさんと、ポット苗のトレイに土を敷き詰めて、籾蒔きの機械に入れました。

2007年の記録

田んぼでは、大人が苗床を作っている間に、蕗(ふき)探しをしました。
暖かい日差しと草花の芽吹きで「春」を感じました。

ここで「ツグミ」を発見!

子供たちが呼ぶので駆けつけてみると、ブドウ棚の網に「ツグミ」が引っかかってもがいていました。
ツグミはこのあたりでは「冬の鳥」、越冬して夏の間はシベリア方面へ向かう渡り鳥です。
渡りの準備で餌を探していたのでしょうか、網に頭から入り込んで、羽や足に細い網の繊維が絡まっています。
さっそく、絡んだ網を取り外す作業に取り掛かります。
網を破くわけにはいかず、鳥を傷つけないように、さらに警戒している鳥にやさしく話しかけながら?の作業は、根気のいるものでしたが、10分ほどしてなんとか網からはずす事が出来ました!

ツグミは衰弱し、片方の羽を痛めていたので、水を飲ませて様子を見ました。
田んぼの同好会のメンバーに、鳥獣保護の専門家がいたので、家に連れて帰ってもらって、世話をしていただけることになりました。

その日の午後、ツグミはりんごを食べて元気になったので、外に放したと連絡が入りました。
良かった!無事、北の国に帰ることができればいいな!!