
妙な必殺技・武器
ヒーローたちの武器や必殺技が炸裂し悪が倒れる瞬間、ヒーロー作品最大の醍醐味である。だが中にはどうにもその効果の程が疑問だったり、見ていて首を傾げざるを得ない(あるいは爆笑)技もある。そんな変な技や武器を、独断と偏見によって一挙紹介だ!
※一覧の見方
必殺技・武器名(登場作品/製作年度/製作会社)
となります
爆弾パンチ(超人バロム1/1972/東映)
「正義のパンチを受けてみよ、バロォォォム、爆弾パァァンチッ!!」結構かっこいいんですけどねえ、ライダーの「キック」に対抗してパンチというのは安直だということで、当時の子供たちは馬鹿にしていたらしいです。個人的にはスキ。
アイアンキングの光線(アイアンキング/1972/宣弘社・日本現代企画)
名前がない(笑)。第7話で初使用されるが、手先がピカッと光るだけで、光学合成も何もされない。威力も気休め程度でほとんど役に立たず。しかし後半のタイタニアン戦では、パワーアップされたのか決め技として使用されるようになる(光線もきちんと光学合成で描かれる)。でも前半の情けない役立たず光線の方がアイアンキングらしくて良いと多くのファンは思っているようだ(悲)。
キングブレスレット(ウルトラマンタロウ/1973/円谷プロ)
当初から付つけていたタロウブレスレットに代わり、18話のバードン戦でウルトラの母より渡された新武器。新マンのウルトラブレスレット同様さまざまな使い方ができるが、作品カラーのせいか異様なものに変形したりする。オニバンバ戦での豆まきの升とか、究極は48話のベロン戦での「ウルトラバケツ」だろう(笑)。見た目はただの青いポリバケツで、泥酔したベロンに水をぶっ掛けるだけという実に粋な使い方をしてくれた(この辺「タロウ節」全開)。モチロンで餅をついたときに使った巨大杵も、きっとこのブレスレットの変形に違いない(爆)。
バロンパンチ(スーパーロボットレッドバロン/1973/宣弘社・日本現代企画)
「バロン・パ〜ンチ!」の掛け声と共に、画面に“バロンパンチ”の文字が出て、その文字を打ち破りながら合わせた両腕が飛び出す。インパクト絶大であると共に爆笑必至(笑)。初期に使われたブルーのバックはアイアンキングの後半の変身シーンからの流用(笑)。中盤以降、赤い渦巻状のバックに変更されるが、前半の方がカッコよかったような......
ファイトグローブ(鉄人タイガーセブン/1973/ピープロ)
特撮ヒーロー中、最もセコイ必殺技として有名(笑)。「ファイトグローブ!」の声でどこからともなく出てきてタイガーセブンの右腕に装着されるただの黒い手袋(一応模様入っているけど。空気中の物質を集めて形成されるという裏設定もあるらしいが不明)。ファイトグローブから繰り出されるタイガーカッターが必殺技だが、額から発射されるタイガーヘッドビームという技もあるので使用頻度は半々。この辺がさらに必殺技のイメージを弱くしている原因かもしれない(ピープロヒーローにとって変身とアクションは割とどうでもよく、ドラマこそが重要なのだ、という意見もあるが)
真空地獄車(仮面ライダーX/1974/東映)
第28で瀕死の重傷を負った神敬介は、V3・風見志郎よりマーキュリー回路の移植を受け、パワーアップして甦った。そしてそれまでのXキックに代わって必殺技として使われるようになったのがこの技なのだが.....はっきり言って変だぞ!! 敵と組み合ってごーろごーろ転がって蹴り上げたりと、どー見ても遊んでいるか組体操やっているようにしか見えん。「マーキュリー回路のパワーを全開にして敵と組み合い、敵の体を地面に何度も打ちつけて.....」とかいった設定や解説はあるのだが.......技の名前も、どう聞いても「ライダー」というより「柔道一直線」である。
マッハコレダー(スーパーロボットマッハバロン/1974/日本現代企画)
一億ボルトの電流と中性子の合成ビーム。嵐田陽の「必殺武器、マッハコレダー!!」の声と共に両目から発射され、敵ロボットを粉々に打ち砕くシーンはカッコいいのだが、発射前に、のけぞって腕をブンブン振り回したり首が高速回転する意味がまったくわからない。劇中で見ていてもわかるのだが、どうやらマッハバロンは首の回転が不能になると頭部の武器が使えなくなるらしい。設計者は何を考えていたのだろう?
カノンショッター・アトミックファイヤー・アイアンタイフーン(スーパーロボットマッハバロン)
首の回転により換装して口部から発射されるマッハバロンの三大武器。カノンショッターは三連装強力ミサイル、アトミックファイヤーは高熱火炎砲、アイアンタイフーンは連射型9連装小型ミサイル。例によって発射前に首がぐるぐる回転。異様である。
チェーンパンチ(電人ザボーガー/1974/ピープロ)
基本的には左拳が発射される。拳が飛んで敵を攻撃するが、その名の通り、拳自体は腕とチェーンでつながっている。見た目に情けないし、大した威力があるわけでもない。しかしザボーガーの偉いところは、チェーンパンチ始め、ブーメランカッターや速射破壊銃などの各武器をマシンザボーガー状態でも使用出来るところである。この辺が東映作品などとのセンスの違いか。ストロングザボーガーでは、強化された「ロケットチェーンパンチ」(笑)になる
ゴレンジャーハリケーン(秘密戦隊ゴレンジャー/1975/東映)
ゴレンジャーストームに代わる後半の必殺技であると共に、変な必殺技の最右翼である。敵の苦手なものに変形して、その弱点を突きトドメをさす、というのが本当のところらしいが、アカの「エンドボール!」が炸裂した瞬間、怪人は勝手に自分の妄想世界に入り自滅するというパターン。色々あったが、時事ネタをとりれた機関車仮面の「ワシの時代は終わったー」、野球仮面の「ついに引退の時が来た〜」とか、火の山仮面マグマン将軍の「生じゃ食えん、ゆでてやる!(卵を)」は特に有名。後に他作品でいくつかの亜流も生む。
時間停止(恐竜戦隊コセイドン/1978/円谷プロ)
ファイタス1号の人間大砲「ファイタスボンバー」によって打ち出されるコセイダーは、当初単なる強化服ヒーローだったが、第13話でノーバエネルギーを浴びて、時間を操れる戦士「タイム戦士コセイダー」として生まれ変わった。その最大の技が「時間よ〜止まれ!」の声と共に時間を停止し、飛んできたミサイルの向きを変えたり、静止状態の敵を攻撃したりと卑怯な技を使いまくる「時間停止」である。確かあまりの卑怯さにどこかからクレームが付いて、後半あまり使われなくなっていたような気もするが、よく覚えていない。コセイダーは有名でも、変身前のトキ・ゴウはみんなあんまり覚えていない(笑)
鉄拳モグラ叩き(太陽戦隊サンバルカン/1981/東映)
サンバルカンロボの右拳が巨大化して巨大モンガーを殴る。別名「鉄拳モンガー叩き」。効果の程は疑問(笑)。当時モグラ叩きゲームが流行っていたかどうかはわからないが、異様な技である。
カタルシスウェーヴ(星雲仮面マシンマン/1983/東映)
マシンマンが使う「悪人の悪の心を払い善人に戻す」光線。テンタクルに利用され悪に利用された人々(犯罪ヘルメット使用者他)や、オクトパスが呼び寄せた怪人物たちを改心させた。最終回、レディMの配下・トンチンカンを真人間に戻すことには成功したが、プロフェッサーKとレディMには逃げられる。マシンマンことニックは、卒論の提出期限が近いためアイビー星に帰還(笑)
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