強い!ヒーローを苦しめた強敵
ヒーローにライバルは付き物・・・・・だが必ずそうだった訳でもない。また「普通ではとても勝てないんじゃないか?」というような激強な敵首領もいた。70年代以降に多く現れる「主人公を付けねらうライバル」や、強敵といえる敵をここでは紹介!
※一覧の見方
キャラクター名(登場作品/製作年度/製作会社)
となります
ギロチン帝王(ジャイアントロボ/1967/東映)
アンドロメダ星雲よりやってきたBF団首領。基地の奥で怒鳴っているばかりの変な宇宙人かと思ったら、最終回になって明かされるその恐るべき正体!!その体は原子エネルギーの塊で、下手に攻撃を加えれば地球自体が吹っ飛んでしまう!!ロボの捨て身の特攻により宇宙に葬られます。帝王はともかく、BF団員は幹部から戦闘員まで無能な間抜け揃いですが、それに対するユニコーンもかなり間抜けなので釣り合いが取れていたのかも・・・・・・(苦笑)
ミスターK(愛の戦士レインボーマン/1972/東宝・愛企画)
日本壊滅を企む「死ね死ね団」首領。設定上は「かつて戦時中に日本軍に虐待を受けた外国人」ということらしいですが、本編中では語られておらず一切正体不明。だが日本人に深い恨みを抱き、その恐るべき作戦によって何度も日本を恐怖の底に落としいれました。死ね死ね団員の命はKに預けられており、任務に失敗された場合は秘密保持のため「Kの秘密のアタッシュケース」のスイッチを入れられることにより処刑、消滅させられる。“黄色いブタ”日本人壊滅の邪魔をするレインボー打倒にも執念を燃やし、配下の暗殺者を次々に差し向けレインボーマンを大いに苦しめます。後に左腕が負傷によりカギ爪の義手に。冷酷非常を絵に描いたような人物ですが以外にお茶目な一面も(笑)個人的にはキャッツアイ編で「お前達は今日何人の日本人を殺した!」「日本人の一日の出生率は何人だ!」「それではいつまでたっても日本人は減らないではないか!!」のやりとりがあった回が好き・・・・というか地道すぎ・・・・・・(笑)
タイガージョー(快傑ライオン丸/1972/ピープロ)
獅子丸の持つ金砂地の太刀と対になる“銀砂地の太刀”を大魔王ゴースンより授けられた男・虎錠之介。最強を目指し、自分の父親にまで手を掛けた男・・・・・。タイガージョーへの変身能力を与えられた錠之介は、27話に於いて初めてライオン丸と対戦しその時に右目を失う・・・・・「最強を目指す」彼が初めて味わった敗北・・・・以後錠之介=タイガージョーは宿命の敵として獅子丸=ライオン丸を付けねらうようになる・・・・・・・しかし戦いの中、二人の間には奇妙な友情が芽生え、やがて「ゴースン打倒!」という目的に向かって動いていくようになる・・・・・・・・・。
ゴースン魔人や、戦闘員であるドクロ忍者までも、単なる消耗品ではなく「人生のしがらみを持った生きているキャラクター」として描写されて来た「ライオン丸」ですが(代表格の「ネズガンダー」などを始めとして・・)、その究極として登場したのが彼でした。
有名な話ですが、演ずる戸野広浩司の事故死によって途中から配役が変わったのは有名な話です(ロケ先の浴場で転倒してガラス戸に突っ込み、そのケガによる出血多量で亡くなったという悔やんでも悔やまれない最後でした・・・・・・・)。戸野広氏が39話までで、40、41話は変身後のみ(声は池田勝)登場。その後、42話からは福島資剛氏が代役で錠之介を演じましたが、やはりイメージギャップはいかんともしがたかったです(福島資剛氏は、次作「風雲ライオン丸」でもタイガージョーJr.を演じます)。ハカイダーと並び称されるキャラですが、登場時期はこちらの方が早く、より深いキャラクター描写がなされていました。この辺がいかにもピー・プロらしいですね。
ハカイダー(人造人間キカイダー/1972/東映)
キカイダー打倒を目指すギルが光明寺の脳を使って作ったアンドロイド。良心回路とは反対の“悪魔回路”を内蔵し、人間体のサブローにも変身できる(「キカイダー」時のみ)。説明不要の強敵で、あまり細かいこと言う必要はないような気がしますが、“光明寺キカイダー”が実際「キカイダー」で登場したのって37〜42話の、たった6回なんですよね。逆に「没落チンピラ野郎」のギル・ハカイダーは「01」46話ほぼ全てに登場したわけで・・・・・・・キカイダー第41話で「どうせやられるんだったらお前にやられたかったぜ、キカイダー・・・・」と言い残して死んだ「はず」のハカイダーですが、失った光明寺の脳の代わりに、密かにギル脳を移植して復活、3年の歳月をかけてハカイダー軍団を結成し、新たなる敵・01に戦いを挑んだ・・・・・が仲間をキカイダー兄弟に倒され、シャドウの客分として幹部待遇だった最初の頃はともかく、無能ぶりがだんだんビッグシャドウにバレてきて、次第にザコ&パシリ扱いに・・・・・・(ギルの脳の場合「血液交換」の設定はどうなっている?血液交換しないせいで脳が腐ったのか?「光明寺の脳がなければ、ハカイダーは通常以下の能力しか発揮できない」というのも頷ける話ですね)最終回では01でもキカイダーでもなく「ビジンダー」に倒されたというのが何とも・・・・・・・「01」初期でボロくなった気ぐるみを黒いビニールテープで補修したのが画面上で非常に目立っていたのが悲しかった・・・・・・(何か悪口ばっかり・・・・・)
ガイゼル総統(イナズマンF/1974/東映)
デスパー軍団総統。腹心ウデスパーを使ってバンバのファントム帝国を内部崩壊させ、敵を倒すためなら手段は選ばず、失敗した部下は迷わず処刑!非情を絵に描いたような男で、しかも感情を決して表情に出さないという・・・・・・・・・最終回では日本壊滅作戦を邪魔したということで、実の娘・カレンまでをも殺してしまったという。安藤三男がプロッフェッサー・ギルとは正反対のキャラを演じましたが、その恐ろしさは当時の他作品の首領と比べても、あまりに強烈でした。
ブレイン(大鉄人17/1977/東映)
ブレインは佐原博士とハスラー教授によって作られた巨大人工頭脳で、本来は人類を災害や天才から守るための予測を行うのがその役目だった・・・・・・・だが自らの野望にブレインを利用しようとしたハスラー教授は、逆にブレインに支配される立場となってしまう。「誰よりも地球を愛する」ブレインは、その恐るべき知能により「人類こそ地球を滅ぼしかねない元凶だ」と判断し、世界各地の犯罪者を集めブレイン党を結成!人類滅亡に向けて行動を開始する。だが自らの分身として作ったワンセブンは「人類は地球にとって必要」と同時の判断を下し、生みの親であるブレインに反旗を翻す!!
途中から路線変更があって内容や雰囲気が大幅に変わる事はあっても、ブレイン対佐原博士(=レッドマフラー)の構図が変わる事はありませんでした。「スプーン1本からミサイルまでありとあらゆるものを作り出すことができる」超生産能力は、破壊されてもすぐに事故修復を行ってしまう再生能力や、特定範囲内に近付いた機械を全て支配下に治めてしまうなど、正に驚異でした。17の捨て身の特攻によって破壊されますが、そのために17も運命を共にします(涙)
魔王サイコ(宇宙刑事シャリバン/1983/東映)
宇宙犯罪組織マドー首領。魔王サイコ本体と、分身である戦士サイコラーの二つの体を持ち、片方を倒しても片方が健在であれば復活するという恐ろしさ・・・・・・自らを過信しマドー乗っ取りを企んだ死霊界のレイダーは、この秘密を知らずに倒されてしまいます。最終回、幻夢城に乗り込んだギャバン、シャリバンは全く歯が立たず、危うく最後というところで出現したイガクルスタルの力を借りて辛くも勝利します。恐らくシリーズ最強の敵首領でしょうね(クビライは見掛け倒しだったし・・・・・)。