日本のことを、イタリア語ではgiappone(ジャッポーネ)、日本人のことを、giapponesi(ジャッポネーズィ)と呼びます。日本語から派生したイタリア語もあり、日本の物をニッポニカとも呼びます。
イタリアは、G8の一国でもあり、車、バイク、電化製品など全般的に国産を好む傾向があります。そのせいかどうか、日本製品の販売は限られています。その中でも有名なのは、やっぱりソニーでしょうか。NECやパナソニックもあります。携帯電話や、カーラジオ、コンピューターに日本製が多い気がします。
イタリア人の持っている、いわゆる日本人のイメージといえば、ポジティヴな面では、大変礼儀正しい、感じが良い、まじめである、など。これは日本人を直接知っている人に限られますが。円安で下火になっているようですが、お金持ちでブランド物を買い漁るというのも有名でした。顔がなんとなく皆似ていて、背が低めで、服の着こなしがあまりよくないというようなネガティブなイメージを持っている人ももちろんいます。基本的に、イタリア人は他国のことにあまり興味をもっていないので、日本のことも知らない人がほとんどです。田舎に行くほど、若者でさえ、日本と中国と韓国の区別が付かない人たちがたくさんいます。とはいえ、日本からの観光客、留学生が私が留学した1997年以降急激に増えたことや、日本でのイタリアブームや、欧米での寿司ブームなどいろいろな要因があると思いますが、少しずつ一般的な日本に対する知識が増えてきていると思います。
また、日本のアニメーションは、ありとあらゆるものが輸入されていて、そのキャラクター商品やゲームに子供が夢中になっているのは日本と同じです。意外なのは、アニメの「キャンディ・キャンディ」も昔有名だったようで、ある日TVを見ていたら、若い女の子が、「キャンディ・キャンディ」を見て看護婦に憧れましたとインタビューで答え、質問した女性の方も懐かしそうに同調していました。最近RAIUNO(国営チャンネルの一つ)のクイズ番組でも、日本に関する問題がとても多いのが目立ちます。