シガーバーで、あなたはどんな夜を過ごしますか?人によりシガーバーの利用の仕方は様々。カウンターで楽しむ人たちの声を少し聞いてみましょう。例えば、シガーバーには、いつも必ず一人で来るという人がいます。取引先とのハードな営業の駆け引きが双方に満足がいく結果に終わった夜、シガーバーでプレミアムシガーを購入し、静かにシガーと強めのお酒を楽しむ。プレミアムシガーを吸い終わるまでの1時間強、シガーバーで疲れがゆっくりと身体から剥がれていく気がするそうです。
シガーバーにたまに来ることを誰も知らない、かつタバコは吸わない、そんな女性管理職の人もいます。10日に一度程度、シガーバーに来て、その日の気分でバーテンダーが勧めてくれたシガーをくゆらす。たまたま隣り合わせた人と軽いジョークを交えて、しゃれた会話を楽しむ。そんな風に時間を使っていると、ラグジュアリーな気分に酔うことができるそうです。日常から離れる束の間の瞬間、大人のリラックスがシガーバーにはあります。
シガーバーに通うのは、自分が常にかっこよくありたいから。そんな風に語る初老の紳士もいます。「シガーをくゆらすときには、誰でも背筋が伸びるものなんだ。どんなに好きな酒が一緒でも節度を保たなければならない。酔ってシガーバーで醜態をさらすなんて、紳士たるものがすることじゃないからね」昔は、諸外国を渡り歩いた商社マンだったという紳士は、イングリッシュジェントルマンの伝統を身につけて、今は悠々自適、そんな余裕がシガーバーにはよく似合います。
シガーバーに興味津々でやってきたOLの二人連れ。シガーもシガーバーも初めてという二人にシガーバーのベテランバーテンダーが勧めてくれたのは意外にも吸いやすそうな細目のシガーではなく、短めで中くらいの太さのシガー。細めのシガーは辛味が強く上級者用なのです。シガーバーで初めて味わうシガーは、甘く上品な香りで値段も二人に手頃。隣に座っていた男性グループとの会話も弾み、再会を約束して初めてのシガーバーへの訪問は大満足の結果となりました。
シガーバーで週に1本、最高級のプレミアムシガーを楽しむエグゼクティブもいます。健康のため、また商談相手にタバコを吸う人が少ないことから、タバコをやめて随分になるのに、知り合いにつれられて来たシガーバーの雰囲気が一度で気に入り、シガーバー通いが始まったそうです。シガーバーに通い始めてわかったのは、意外に普段まったくタバコを吸わない人も多いこと。そういう彼も週に一度シガーをくゆらすだけ。それでもリラックス効果は抜群だとか。