Cincinnati Sogetsu Ikebana Class

草月流の歴史

1927
勅使河原蒼風によって、草月流が創流される。
いけばなに対して「いけばなはなぜ、だれがいけても同じ形になるのか?なぜいける人の感性や個性を押し殺して型にはめてしまうのか?」という疑問から「創造いけばな」の教授法の原型にあたるものを作り出す。

1929
蒼風、銀座千疋屋で第一回草月展を開催
新鮮さが評判となり、NHKラジオのいけばな講座を担当。どんな人にもいけられ、現代生活にマッチした新鮮なスタイルとして草月流が広く知られる。

1930
「新興いけばな宣言」に加盟
従来のいけばなの固定的な枠組みを越え、いけばなが現代空間の中の芸術としてのあり方を追求しようという尖鋭的なもの。

1946
蒼風、小原豊雲が戦後初のいけばな展の開催
以後、蒼風はいけばなの構成を覆し、花器や花材の概念を転換し、植物を用いないオブジェへも進出。旧来のいけばなでは考えられなかった独創的な展開が草月はいけばなを国際的な芸術表現にまで高める。

1958
草月アートセンター発足、アートディレクターとして宏就任
ジャンルを問わない様々な表現活動を積極的に支援し、若い作家の発掘に努める。海外からも数多くの芸術家を招き、日本の近代芸術に影響を与える。

1966
歌舞伎座にて創流四十周年記念祝賀会開催
創流四十周年記念草月流展開催

1977
創流五十周年草月展開催

1979
勅使河原霞、草月流第二代家元に就任
ミニアチュールという極小で華麗ないけばな、枯れものや着色素材を豊富に駆使した、軽快で豪華な作品で独自の作風を確立

1980
勅使河原宏、草月流第三代家元に就任
「立体造形」の理念を提唱。いけばなを現代の生活空間に自在に対応できる表現に買えるため、改革と強化を図る。また、国内・海外の主要都市で、公共空間や建築物全体を完全に変容させる大規模な竹のインスタレーションを制作。植物によって既存の空間を非日常空 間に変貌させ、人々を包み込み、爽快感を与えることを推進し続けている。

1987
創流六十周年記念フェスティバル
記念イベントとして、家元が厳島神社桃花祭に献花

1997
東京国際フォーラムにて創流七十周年記念創流祭開催

2000
勅使河原蒼風生誕百周年記念祭開催

2001
勅使河原宏死去(74歳)
勅使河原茜、草月流 第四代目家元に就任

「いつでも、どこでも、だれにでも」をモットーに、草月のいけばなは家庭内の玄関や食卓の花から、ホテルのロビーやパーティー会場、店舗のウインドーや大規模な公共空間など現代のすべての空間に対応し、無機質化していく現代の生活環境に彩を豊かに演出し続け、来世紀もますます発展していくことでしょう。