この説明会で受けた個人的な感想: 1.日野市の対応により以下の点は話合の余地もありません。(日野市は何をやっているのでしょうか?)  ・市が判断した「営業時間の話合」についてはすでに市と株式会社極楽湯での   取り決めとなっているので、せっかく地域検討会が定めた最低条件(営業時間は朝6:00から23時まで) についても業者の必要に応じ地域住民は話合をしなればなりません。  ・温泉掘削については、色々意見がありますがこちらも市と株式会社極楽湯での   取り決めで東京都条例を守れば掘削してよいとなっているので、まったく議論の余地がありません。  ・株式会社極楽湯からの説明で、   「契約終了時、温泉井戸を日野市に無償譲渡する約束です。」との内容がありました. 再審査の条件1にある「契約解除に伴う施設の撤去には、基礎、杭、配管、工作物、樹木根など    地中埋設物も含む。」とある条項に違反しています。    市は温泉経営をするのでしょうか?もう少し環境問題を真剣に考えてほしいものです。 2.株式会社極楽湯について  今回の説明会は最初に株式会社極楽湯からの説明がありました。  聞いていると色々配慮して近隣住民には全く迷惑がかからないの  だなーと錯覚してしまいます。(もちろんそんなことはないでしょう)  彼らはビジネスとしてやっているだけで悪意を持って今回の事業を  進めているのではないと、できるだけ色めがねで見ないようにしているのですが、  自分たちの目標達成のため色々画策しているなーと思ってしまいます。  (簡単なこと、例えばガラスをすりガラスにするなど、は早々に実行して宣伝しますが   騒音の問題、交通の問題などで対策できないことについては全く言及しないなど。。)  もうすこし正直に説明してもらったらこの企業に対する見方もかわるのですが。。   特に感じた点は、以下の説明です。  ●「有識者による東京都の温泉審議会により温泉を掘った場合   公益を害する恐れが有りや/無しやを判断する。そこで問題ないと判断されれば8月下旬に   許可がおります。審査する場合の基準は掘る場合と、くみ上げる場合の両方に有る訳ですが、   大きな規制は既存源泉からの1000mm以上離れている距離、揚湯量の日量150立方メートルの規制です。   これはこの場所で掘ってもいいですよという許可が出るだけでございます。   工事の着手は日野市の街作り条例の手続き完了し適合してからとなります。   まずは有識者による審査をお聞きして問題ない確証を得ようということです。  =>実際には温泉審議会(東京都自然環境保全審議会だと思います)では    一定の基準に従い許認可の調査審議を実施しているが、現状では    条件が整えば(既存源泉からの距離と1日の揚湯量)ほぼ100%許可されています。    とはいえ審議委員の有識者の方は前向きであり、もう少し学術的な判断をするべきだとの    意見も速記禄に記載されています。    つまり現状の認可はあまり根拠がなく最低限の条件でクリアできることになります。    説明会の説明ではこの認可をもらえば有識者に公益を害する恐れがないとの    お墨付きをもらえるというように誤った印象を受けます。  ●私どもは上場している企業でありますので、昨今のコンプライスの問題も厳しいので   今後も法令を遵守します。」  =>コンプライアンスについて何度かお話が出ましたがどうも株式会社極楽湯の考える    コンプライアンスは法令遵守のみでその上の概念である「社会的規範や企業倫理を守る」    は含まれていないのかな?と思います。   (ある意味それはそれで正しいのですが。。。。    法令を守れない会社が多く存在するのは事実で法令順守はとても大切なことです。    でもそれは大声で宣伝するものではなく当たり前のことです)  ●騒音測定については、dBとは何か、A特性で測定している、減衰特性とは、   音源とはどんなものかなどの専門的な内容を良く説明していただきました。   実際に今回対象となる音源は屋上に設置したエアコン室外機の音、機械室音、駐車場の音   であり、駐車場には植栽することで対応する。エアコン室外機は60dB(A)でありさらに   壁をたてることで問題ないレベルである。   (実際に現地で現状測定した値(20号を通過する車の騒音)が66dB(A)であったの問題なし)   との説明です。  =>技術的には常識であるA特性での騒音測定は人間の感覚との相関が取れないものであること、    人間が聞いて不快に思うインパルス系の騒音(たとえば車のドアの開閉音など)については別の測定    が必要であることについては言及されませんでした。    きっと駐車場のドア開閉音は大きいでしょうね。    技術解説によって本論である騒音について言いくるめている印象を強く受けました。  ●西側からの駐車場出入り口について。   南側に出入り口を作れないという日野警察からの指示があったそうです。   出口のみなら南側でも可能とのことで色々検討した結果、帰りの車が、東側、北側の   住宅街の細い道を迂回する懸念がある、歩道があり危険とのことで   西側からの出入り口1つがもっとも周辺環境を考慮しているとのことです。   =>西側からの出入り口とした場合、20号からの車が全て右折で     進入します。右折を嫌がって東側、北側の住宅街の細い道を迂回する車が多くなる。     との指摘があり、運営開始してから対策を考えるとのことでした。     (検討しているならその程度のことは説明していただきたい)     南側には歩道があり出入りが危険であるとのことですが、西側にも歩道があり、     歩行者/自転車は南側より多いくらいです。この歩道に対して右折侵入するのは     もっと危険だと思います。 ●車両の利用を含む諸問題については、周辺住民と協議しながら進めていく。   =>具体的な話合の場、参加者、決定方法などは質問しても提示されません。     今回の説明会、公開した回答書などをもって「協議したことにする」     というあいまいな印象を受けます。