リガチュアを作ってみましょう |
| 紐リガチュア | ○用意するもの クラリネット・リード・マウスピース・セロテープ・木綿の紐(太さは好みで)・エポキシ系接着剤(2液を混ぜる物) ○作成手順 楽器を組み立てます。お気に入りのリードをセロテープで固定します。セロテープは、いつもリガチュアをとめている上下の範囲より少し広めに貼ります。セロテープはなるべく重ねないように。 木綿の紐を巻きます。紐の巻き方は、ドイツ管の紐を巻く方法で。ちなみに私はよく知らないのですが、マウスピースの下の線からきつめにきっちり縛ります。 楽器を吹いて、ちょうどいい巻き加減になるまで紐を巻き直します。 巻き方が決まったら、楽器からマウスピースを外します。(紐が緩まないように・・・) エポキシ系の接着剤を紐表面全体に薄く塗ります。 硬化が始まって、接着剤が手にべたつかなくなった頃、いったん外します。紐の内側リードが当たる位置に若干、跡がついています。そこをうまく指で整形します。整形が終わったらマウスピースにもう一度取り付け、完全に接着剤が硬化するまで一晩寝かせます。 〜〜感想〜〜 手軽に作れるし、費用もほとんどかからないので、私は手当たり次第に作ってます。そのうちの気に入った物を友人に上げてます。紐の巻き方も、本当は紐を使ってるプレーヤーに教わればいいのですが・・・ 〜〜バリエーション〜〜 紐とリードの間に厚紙を入れてみましょう。厚紙は、リコーのリードケース(厚紙の)のリードとリードの間にある点線に沿って切り取ると長方形の部分がGood。それを一枚入れて紐を巻いてみてください。また違った吹き心地です。 さらに、ウッドストーンやボナードを真似して、リードと紐の接点に板の鉛を形成した物を入れてみてください。 これまた、不思議といい感じでしょ。 板の鉛は紐の表面にはってもだいぶ違いますよ。 |
| 既製品の改造 | リガチュアの裏面に薄い皮を貼ると、どうですか。驚くほど息が入りませんか?音もやわらかくなりませんか?皮の種類でだいぶ違いますので、お試しあれ。 リガチュアのリード側の表面に小さく切った板の鉛を貼ってみてください。抵抗が増して、音の輪郭がはっきりします。音量も大きくなると思います。ロブナーに効果があるように思います。 |
| リガチュアのなぞ | クラリネットにとってリガチュアって不思議です。 本当はリードの振動をほとんど妨げないセロテープがリガチュアにいちばん向いているはずです(取り外しを考えなければ・・・)。 ところが、実際はリガチュアがリードの振動を増幅させたり、音に芯を作って輪郭をはっきりさせたり、音をより遠くに飛ぶようにしたり・・・ 世の中には、多数のリガチュアが販売されています。自分で何を選んでいいのかよほどの経験と知識がなければ正直なところ分からないのではないでしょうか。 この紐リガチュアはお金をかけずにいろんなバリエーションを作れますので、本当に自分が気に入ったリガチュアに出会えるかも知れませんよ。 |
| (注)このリガチュアは私の発明品ではありません。わたしの母校で師匠が作っていたものを真似したものです。 |