| 買ってきたリードを とりあえずリードの先っぽをチロッとしめらせて、ひと通り試し吹き。 試し吹きといっても、ほんの数十秒です。 第一印象をリードにマークします。 厚め・薄め・ちょうどよい等 この時点でちょうどよい抵抗のリードはすぐにヘタってしまうのでたいていは練習用になってしまいます。 次の日までリードケースに保管します。 しばらくこれを繰り返します。 次第にリードの質が分かってきますので、吹きやすくても、リードの繊維が悪く、音色がよくないリードは練習用にします。 また、第一印象でちょうどよい抵抗のリードは次第に薄く感じますので、これも練習用になります。 ちょっと抵抗があるがリードの質がよく、雑音が少なく、タンギングがスムーズで、音色がよいリードがあったら大事に本番用に保管して、時々練習で使います。 ちょっと抵抗があって若干吹きにくいリードは、リードの左右のバランスを見ます。楽器にリードをつけた状態でリードの左側だけ、右側だけが鳴るように楽器をくわえて吹きます。鳴りにくい側を軽く、肥後の守(ナイフ)で削ります。先端ばかりを削るとリードがだめになります。 リードを削るには数をこなさないとなかなか難しいです。私も未だに修行中です。 左右のバランスが片方が厚い場合は削ればよいのですが、薄い場合は、私はリードをずらすか、あるいは薄い側の側面を削って使います。この場合はリードが細くなってしまいますが、ほんの少し削るだけですし、練習用には使えます。 全体的に厚いリードはもう、手を加えるしかありません。 800番の耐水ペーパーをガラス板に貼り付けた道具を作ります。木工ボンドを水で薄めたものでガラス板に耐水ペーパーを貼り付けます。 これを使ってリードの裏面を円を描くようにして削ります。ほんの少しです。これでリード全体が薄くなります。ただし、リードの裏面を削りすぎると音色が変わってしまいます。強く削りすぎると先端が削れ過ぎてぼろぼろになります。 それでもまだ厚いリードは表面を注意深く肥後の守で削ります。よくクラリネットの本に載っているとおり、指先でリードをしならせて、微妙な厚さの違いを感じ取り、そこを削っていきます。 少し手を加えたリードでとても状態がよくなったものは、これも本番用に保管します。 ところで、リードは使っていくうちにリードの裏面がでこぼこになります。私の師匠はリードの裏面をこまめに先ほどのガラス板でけずっていました。リードの裏面は非常に重要で、雑音、リードミス、音色などに影響を与えます。私は面倒なのでたまにしか削りませんが・・・ 人によってはリードを唾液で十分に湿らせた後、リードの表面を指でこする方もいらっしゃいます。 リードの繊維をつぶすためだそうです。 私もどうしても鳴らないリードは指でこすったりしますが、実際のところはどうなのでしょう。 ちなみに佼成ウィンドのOさんはよくリードを指にはさんでリードの腰の部分を軽くこすってました。 |