心に住む言葉たち

フランス語で書かれたもので好きな言葉を挙げていきますが、
フランス人が言ったものとは限りません。
フランス語 訳にしたものもあると思います。


心の理由
Le coeur a ses raisons que la raison ne connait point. (Blaise Pascal)

心には理性すらも知らない道理がある。



心と頭と、どちらが正しいのでしょう?
それは心に決まっているんです。頭を騙すことは出来ても、心を騙すことはできません。心は何でも知っています。何でも感じています。
ただ普段わたしたちは、そんな心の声を聞かずに耳をふさいでしまうんですね。そして頭の言うことばかりに耳を傾けてしまうのです。17世紀に生きたブレーズ・パスカルが、すでにそのことを指摘しているというのに。




愛って
Aimer, ce n'est pas se regarder l'un l'autre, c'est regarder ensemble dans la même direction. (Antoine de Saint-Exupéry)

愛するということは、互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめるということだ。



有名なサン=テグジュペリの言葉ですが、以前の私は互いを見つめ合う愛しか欲しくありませんでしたので、耳から流しておりました・・・。この言葉の深さを受け入れられるようになってきたのは、つい最近のことです。



思考
Notre tête est ronde pour permettre à la pensée de changer de direction. (Francis Picabia 1922)

僕らのアタマは、思考の方向を変えられるように丸く出来てるのさ。






前進したい時に
L'expérience est une lanterne accrochée dans le dos, elle n'éclaire que le chemin parcouru.

経験とは背中に掛けた電灯のようなものだ。
過去の道しか照らさない。



もともとは儒教の出典のようです。初めて聞いた時、私には意味が飲み込めませんでした。経験とは人生の糧である、としか思っていなかったから。 けれど、この言葉を私に言ってくれた人の軌跡を見れば、すぐに納得できました。常に斬新な新境地の開拓。人生の転換期には、今まで通ってきた道への拘りを捨て、新しい方向を見て前進する時が訪れます。そんな時、勇気づけてくれる言葉になりました。





愛することは
Vivre c'est aimer
Aimer c'est comprendre
Comprendre c'est partager
Partager c'est donner
Donner c'est aimer
Aimer c'est vivre

生きることは愛すること
愛することは理解すること
理解することは分かち合うこと
分かち合うことは与えること
与えることは愛すること
愛することは生きること







国際結婚をする時に
Le mur qu'on doit casser à partir de maintenant, c'est celui qui sépare l'homme de la femme, plutôt que celui qui sépare nos deux cultures, car il y a plus de difference entre un homme et une femme qu'entre deux personne de nationalité differente.

(意味)これから僕たちが互いに越えていかなければならない壁は、僕らの間にある異文化の壁というよりも、男と女の間にある壁だ。なぜなら男女の違いの方が、文化の違いよりも大きいから。



このセリフを言ったのは実は出会った当時の夫です。まだ22歳だったんだから、今思えばなんて生意気だったんでしょう。でも暮らしていくうちに、この言葉がいかに真実だったかを実感していくこの頃です。
もっと男性が女性について理解を深め、女性が男性というものを理解することが出来たら、それが本当の平等への一歩なのではないかしら。もっともっと互いの性へ歩み寄っていきたい。もちろんミステリアスな部分も必要なのだけれど。





子どもの初めての一歩によせて
Décider d'avoir un enfant, c'est accepter que votre coeur se sépare de votre corps et marche a vos côtés pour toujours.(Katharine Hadley)

子どもを持つということは、あなたの心があなたの身体から分かれて傍らを歩いてゆくのを、今後ずっと受け入れるということ。(キャサリン・ハ ッドレイ)



ナナが歩いた!! 歩いたというよりは、私に向かって右足をすこーし前にずらし、グラっと倒れそうなきわどい瞬間に、左足を前にずらしてみた、という感じ。ママの手につかまらずに、 初めて一人で踏み出した一歩。16ヶ月と一週間め。 次に「ぼくも!」と言ってトトがママの真似をする。お兄さんぶってナナに手を差し延べる。ナナの目の前30センチに立ちはだかって、両手を出しているのだから、歩 くスペースもない。でもナナは、ずり、ずり、とさっきのように左右の足を前にずらせ、トトの腕の中に入っていった。 ナナが歩いた!!





思うようにいかない時に
Ne demande pas que ce qui arrive,arrive comme tu veux. Mais veuille que les choses arrivent comme elles arrivent,et tu seras heureux.(Epictète)

物事が思い通りになることを望んではいけない。起こるがままを望むことだ。そうすれば幸せになれるだろう。(エピクテトス/ローマ帝政時代のス トア哲学者)






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