学校の概要


  コロニア.ピニャールはサンパウロ市より南西170キロの地点にあり、海岸山脈に添った聖南西の地域に所在するサン・ミゲール・アルカンジョ市とピラール・ド・スール市との中間に位置する牧歌的な風情を持つ日系植民地である。
 当植民地はJICA、国際協力事業団(現・国際協力機構)のプロジェクトにより、1962年第1陣として日本国福井県より移住入植が始まった。入植者は三世帯、その後全国公募となり54世帯が入植した。
 年間平均雨量1,150ミリ、平均気温18.5℃と恵まれた自然環境にあり、主にぶどう、柿、びわ、梨等が生産されている。中でもイタリアぶどうの生産は隣接市と共に一大生産量を誇っている。
 入植当事は一人の教師により収容所の一室で日本語教室がはじめられた。以来約30年間寺子屋式の学校が続いたが、JICAの助成により1997年に新校舎を建設、西南西地区のモデル校としての新しい歴史が始まった。現在日本語の学習を中心に日本文化に親しむなど幅広い教育活動が実践され、豊かな人間性教育に力を注いでいる。また、地域住民の学校教育に関する関心は非常に高く、有能な人材としての成長を目指して青少年にかける期待は大きい。