Column

●真夜中ラジオ「Yours」(2001.3.31)

 昨日(というよりは、今日の未明だけど)、神戸のローカルFM局、Kiss−FMの名物番組だった「真夜中ラジオ Yours」が最終回だった。サウンドクルー(DJのこと)の原田美樹さんのゆったりした語り口と、思いっきり癒し系の番組構成が何ともいえない番組だったが、番組改編で今回が最後の放送で、2年間の歴史に幕を下ろした。

 俺はそんなにこの番組をたくさん聴いていたわけではないけど、非常に惜しい番組だったと思う。
 原田さんが静かに朗読するラジオドラマ「掌のものがたり」や、「ティータイムのコーナー」など、癒し系の音楽を流しつつ盛りだくさんの内容で2時間の放送の間全く飽きさせない。原田さんはとにかく優しく語りかけ、それに癒されるキスナー(Kiss−FMの視聴者のことを「リスナー」ではなく「キスナー」という)も少なくなかったと思う。
 特に、「掌のものがたり」はよかった!前に「Kiss DORAMA BOX」という番組でも原田さんが朗読していて、その番組を「Yours」が引き継いだ形だが、単にストーリーを追うだけのラジオドラマとは違い、人の心をテーマで話が進められていた。

 原田さんがキスナーからのお便りやメールを読んでいろいろ感想や励ましを述べてくれるのもよかった。とにかく、どこまでも優しいのである。この日記を見てる人で「Yours」を知らない人に、放送の録音したのを聴かせてあげたいくらいだ。FMでは、ファンキーな口調や、思いっきりテンションの高い番組が多いのだが、それだけに「Yours」はかなり異色の番組だった。だから、俺的にはずっと残して欲しかった。
 番組がなくなる理由としては、原田さんを支えるこの番組のマスターとの結婚説や、Kiss−FMの陰謀説など、キスナーのお便りなどからはいろんな臆説が届いていたようだが、最終回まで聴いても最後まで真相はわからなかった。これから、原田さんはどうするんだろうか、気になってしまう。

 最終回の放送では、原田さんがすすり泣きながらキスナーのお便りを読んでるのを聴いて、俺まで辛くなってしまった。最終回の放送はもちろんテープにとっておいた。近いうちに、CDに音を落として何とか永久保存しようと思っている。
 貴重な癒し系番組が消えてしまったわけだが、「Yours」のことは忘れないと思う。そして、いつも番組の終わりに原田さんが言っていた、下の決め言葉が好きだった。

  

今夜、あなたの夢が、素敵なものでありますように。

来週のこの時間、あなたとの再会を願っています・・・