●芸能人の新学期(2001.4.2)
ついこの間、あの倉木麻衣が立命館大学に入学した。よく宇多田ヒカルと比較されるが、俺は音楽的には倉木麻衣のほうが好きだ。あくまで好みの問題だが・・・
どちらも同い年で、ブラック・ミュージックが好きで、家庭に一難あるところまで同じだが、宇多田ヒカルが「動」なら、倉木麻衣は「静」という感じだ。実際、サンケイスポーツで見た倉木麻衣の入学式の写真は、彼女の清楚な感じをはっきり映し出していた。
(なぜか、倉木麻衣や宇多田ヒカルが、サンスポではアイドルのカテゴリーに分類されているのは納得できないところだが・・・)
今春は、タレントの加藤あいも亜細亜大学に入学し、芸能人が大学に入ってくることがクローズアップされがちだ。発端元は、早稲田大学に入った広末涼子にあるのだが、それだけ芸能人には大学に行くことに価値があることを見出す人が増えているのだろう。
もっとも、芸能人と言っても大学を出てから名が売れるという人間が多いし、大学入る前から売れてるのは、アイドルか子役ぐらいしかありえなかったので、このところは大学の入学式は過熱気味だ。
彼らは、ただでさえ名前が売れてるだけに、キャンパスを歩こうものならたちまち注目されるであろうし、一般学生と普通に接するのはなかなか大変なんじゃないかと思う。そこまでして大学に行きたい理由があるのだろうか。
おそらくだが、学問的なことよりもむしろ、普通の人間の生活に憧れてるんじゃないだろうか。仕事といえば芸能活動そのものでしかないし、会社員やOLが経験できるわけでもない。まして、アルバイトすることは彼らには不可能に近い。サッカーの中田英寿が、せめてプロになる前にガソリンスタンドとかでバイトしたかったと言っていたのは有名な話だが、普通の生活は芸能人や一流プロスポーツ選手などにはかえって憧れなのだろう。
その点学生なら、芸能人の肩書きをはずせるので、知名度で人が群がりやすくイタズラされやすいのさえ気にしなければ、ほぼ一般人のように過ごせる。将来にわたって付き合えるの友達もできる。
倉木麻衣は、大学では人と文化のかかわりやコミュニケーションを学び、音楽活動で人に何かを伝えることに生かしたいという。これもたぶん間違いないことなのだろうが、彼女のようにいきなりスターの地位を得ている人間ならば、むしろ一般人そのものとのコミュニケーションを欲しているに違いない。
もっとも、俺は子供のときは、芸能人はブラウン管とかでしか見ない遠い存在だったので、芸能人は時々異次元からやってきて人間と接しているのだとマジで思っていた。(^_^;) なので、芸能人が大学にやってきて一般人とコミュニケーションをとる傾向は、歓迎すべきことだと思う。