Column

●ムービング・ウォーク(2001.4.3)

 今日は阪急梅田駅のところを歩いていた。駅からコンコースに抜けようと、ムービング・ウォークのほうに歩いていったら、すごい人だかりなので、そこを避けて、横の通路を通っていった。まったく、相変わらず梅田は人が多いな〜。

 梅田に来るたびに、普段何気なく利用するムービング・ウォークだが、実は日本で最初にムービング・ウォークが設置されたのが、ほかならぬ梅田駅なのだ。今では、全国どこに行っても見られるので当たり前なのだが、昔地方から来た友達などは、これを見て驚嘆したものだ。
 「へぇ〜、エスカレーターが平らになってる!」
 まあ、表現は的を得ているのだが、どこか違うような・・・(^^;

 ただ、関西のムービング・ウォークと、それ以外の地域のムービング・ウォークの決定的な違いが、1つある。それは、関西人はムービング・ウォークの上をテクテク歩いていくのに対し、それ以外の地域の人はなんとその上を止まっているのだ。
 俺が東京で京葉線に乗ったとき、本来の東京駅からず〜〜っと離れた京葉線の東京駅に歩いていくときに、やはり途中に長い長いムービング・ウォークがあった。ところが、なぜかみんな、ムービング・ウォークに乗ると立ち止まって、ず〜〜っとその上に乗っかったまま進んでいたのだ。これは結構ショッキングだった。ムービング・ウォークは、俺が物心ついたときから、その上を歩いていくものだと思っていたからだ。別な意味でのカルチャーショックだった。

 では、関西人だけなぜムービング・ウォークの上を歩くのか。それは、関西人特有のせっかちな特性に違いない。「あんなトロイもん、ダラダラと上に立ち止まって進んでられるか!」というわけだ。電車に乗ると、すぐ目的の車両に向かって連結扉を開けてどんどん進み、高速で早歩きする関西人ならではなのだろう。
 俺も関西人ながら、他の地域の文化を比較できて、案外面白かった。今日もムービング・ウォークの上を買い物袋を片手にズイズイ歩いていくオバちゃんとかを横目にしつつ、ふとそう思ったのだった。