●眩暈(2001.4.9)
今日FMを聴いてたら、鬼束ちひろの「眩暈(めまい)」が流れていた。さすがに癒し系ミュージシャンだけあってすごくいいなぁ〜。最近は精神的に疲れることが続いていたので、こういう曲を聴くとホントに落ち着く。
「癒し系」という言葉はいつから出てきたのだろう。昔からそれっぽいミュージシャンはたくさんいた。キャロル・キングや岡村孝子とかも、その部類に入るんじゃないだろうか。
俺の記憶だが、「癒し系」の言葉が最初に使われたのは、ヒーリング・アルバムとして名高い「feel」が発売されたときが最初だったと思う。このアルバムはオムニバスにもかかわらず100万枚を突破し、癒し系ブームの火付け役になった。その後似たようなヒーリング・アルバムで「image」や「pure」なども100万枚を突破している。それだけ、癒しを求める人が多いのだろう。今月の11日と25日には、それぞれ「feel2」、「image2」も発売される予定だ。俺は「image」を持っているが、タワーレコードとかに行ったらまた買ってしまいそうやな〜。(^^;
最近の歌姫でも、癒し系をウリにしていると思われるミュージシャンは多い。Kiroroや花花、Coccoや我那覇美奈など、挙げればキリがない。ただゆったりしていれば癒し系というのではなく、曲で人を感動させたり、泣かせる力があるという意味だ。普通のミュージシャンでは、これはなかなか出来そうで出来ないと思う。普通は「いいなぁ〜」で終わってしまうからだ。
ところが、鬼束ちひろくらいになってくると、もう理屈抜きで、ファンはただ「感動しました」とか「泣いてしまいました」という人が多いのだそうだ。当人は別に泣かせようと思って歌っているわけではなく、育った家庭も歪んでいるわけではなくてサザエさんの家庭をそのまんまにした環境で育ったらしい。こういう系統の曲を歌ってるとついそういうことを考えてしまいがちだが、理屈抜きで感動させたり涙を誘ったり出来るのは、並みのミュージシャンではできない芸当だ。
最新アルバム「インソムニア」に「眩暈」は収録されているので、まだの人はぜひ聴いてみよう。鬼束ちひろの曲を聴くと、そこに何か冷静に遠くを見つめる淡い気持ちみたいなものが浮かんでくるだろう。
もっとも、当人は1980年の10月生まれで、篠原ともえよりも、学年でいうと2つ下とはとても思えないほど落ち着いた雰囲気があるのだが。