Column

●政治に関心ありますか?(2001.4.13)

 俺は今の政治には、とんと無関心だ。森首相がいろいろ言われているが、そんなのはどうでもいい。後ろからポンッと背中を押して応援したくなる政治家や政治団体がなかなかないのだ。自民党と民主党など、何がどう違うのかさっぱりわからない。
 応援しない理由は、政策や方針がイマイチはっきりしないからだ。国民の生活を向上させますとか、消費税をストップさせるとか、具体的なことが何も示されていない。そもそも、政治においても実現できた立派な政策があるという結果が全てなのだ。何回も議員をしている人間は、選ばれてるだけ人脈を持ち、実力もあるのだろうが、実力があることと結果を出すことは違う。どんなに屈強なホームランバッターも、チームに貢献できなければ話にならない。

 そもそも、俺は選挙権を持ってから1度も選挙に行ったことがない。投票したい候補者や団体がなかったからだ。選挙期間中など、電話でよく「○○をよろしくおねがいしま〜すっ!」などと熱心に電話をかけてくる運動員もいるが、はっきり言ってうっとうしいだけだ。そういう場合はすかさず、
 「おかけになった電話番号は、現在使われておりません。別の番号へおかけ直しください」
 と言うことにしている。

 選挙に行かないことを知人に話すと、「そんなんやから政治がおろそかになるんや。誰でもいいから入れたらいいやん」と言われたが、入れたい人がいないのに無理に誰かに入れるほうがおかしいのではないか。そんな状況で仮に行っても、俺は白票で出すだろう。

 大体投票に行ってる人は、政策をどこまで理解できているか?理解できているのなら、抽象的に政策を述べて選挙活動を行うやつなどに投票はしないだろう。まともに政策を述べられているのは有力政党では共産党くらいだが、共産主義がすでに崩壊し、政党名も変えずに活動しているのは何か矛盾してるし、おかしいと思うので、やはり投票する気にならない。他の有力政党も、言うに及ばない。
 元々が保守的な国なので、急激な改革は似合わない。以前有名なコンサルタントが政治団体を作り、その政策に賛同する議員などを支援するシステムを作ろうとしたが、組織の中での野心の絡み合いや、参加者に相手に気を使う国民性などがモロに出て運営そのものが失敗に終わっている。この団体の政策そのものはよかったのだが、あまりに理想が先行しすぎて、国民の関心をうまく取り込めなかった。それに、お上にはひれ伏す体質なので、急激に改革しようとしてもそれについていけないのである。日本では日本流にアレンジすべきだった。

 なので、俺は政治には興味が今のところない。ただ、街中で「誰がやっても同じ」という声を聞くが、それは少し違うかもしれない。政策に参加させてもらえないだけで、よい政策プランを持っている政治家がきっといるはずだ。そういう人にバトンタッチすれば理想ではないかと思う。