Column

●アドビvsマクロメディア(2001.4.21)

 今日は、大阪・梅田にあるソフマップに出かけ、マクロメディアの「Dreamweaver4」を買いに出かけていた。HP作成をしている人ならご存知だと思うが、非常にメジャーなプロ仕様のHTMLエディタである。
 これまでは、HTMLエディタは、おなじみのFrontpage Expressという非常にちゃちなものを使っていた。実は、ここのHPも今まで全てFrontpage Expressで作成していた。しかし、機能が限定される上に、見栄えもやはり初心者っぽく、俺はどうにも不満だった。今はまだ試験運用の段階とはいえ、これからたくさんの人が訪れてくれるサイトを作ろうとしているのに、このままでは情けないサイトしか作れない…。プロ仕様のHTMLエディターを欲しがるようになったのは必然ともいえた。

 それで、いろいろ情報収集を始めたが、なにしろWebの知識はパソコンを使い慣れてる中学生程度のレベルしかない。それでも雑誌やPC本などを片っ端から調べたあげく、どうやらマクロメディアの「Dreamweaver」と、アドビの「Golive」がおすすめのソフトだということで、このいずれかを購入することで検討を始めた。
 はっきり言って、非常に悩んだ。アドビは、DTPなどデザイン関係に携わる人なら欠かせないツールである「Illustrator」「Photoshop」などを開発した巨大なソフトハウスである。俺はWebデザインには十分に懲りたかったし、すでに「Photoshop」の簡易版である「Photoshop LE」を持っていたので、「Illustrator」や「Photoshop」などと互換性のある「Golive」がベストかとも考えていた。
 しかし、「Photoshop」にはWeb用の機能があるものの、もともとは出版や印刷の分野に最適化されているため、HP制作には不必要な機能も多く、Webに必要なイメージが作成できるわけではない。また、マクロメディアのグラフィックソフトに「Fireworks」があって、これがWebで使用する目的での作成用に特化しており、これと「Dreamweaver」とのセット価格がなんと2万2千円である。「Golive」は、単体なら1万8千円と、「Dreamweaver」の単体価格2万円より安いが、「Dreamweaver」と「Fireworks」のセットと同様の組み合わせを取ると、どうしてもその数倍は高くなってしまう。コストパフォーマンスが優れているのだ。
 なので、今回は「Dreamweaver」を購入するという結論になった。

 ここまで悩ませたアドビ製品とマクロメディア製品だが、この両者はまさにライバル関係にある。以前は、DTPはアドビ、Web制作はマクロメディアと相場が決まっていたが、DTP業界がある種発展し尽くしたと見るや、別の業界に進出しようと、アドビがWeb業界に殴り込みをかけてきているのだ。迎え撃つマクロメディアは、企業規模から言うとアドビの5分の1程度しかない。しかし、静止画像中心のアドビに対し、これからのマルチメディアを意識してFlashやShokwaveなどの動画に強さを見せ、今のところまだ優位を保っている。それでも、アドビも猛追しており、油断は出来ないだろう。両者の間で、特許をめぐって訴訟合戦も現在繰り広げられている。

 俺としては、今のところマクロメディアのソフトを使っていこうと思っているが、アドビのソフトを使ったデザインの美しさには感嘆してるし、将来的には乗り換えもあるかもしれない。でも、今は「Dreamweaver」と「Fireworks」を駆使してWeb制作していきたいから、とりあえずはマクロメディアの奮闘に期待しているところだ。