●こんなコンビニ、あったらいいな(2003.6.28)
もはや、近所にないところはないというほど、当たり前に普及しているコンビニ。最近は街中や駅前だけでなく、駅の構内や銀行・郵便局の中にまでコンビニがあったりする。スーパーを喰っちまう存在になったのはもちろん、過当競争でコンビニ同士が熾烈な客取り合戦をしていたりする。
しかし、便利だとはいうものの、コンビニははたして24時間開いている必要があるんだろうか? 繁華街とかならわかるが、住宅地のど真ん中で、どう考えても人も車もあまり寄っていきそうにない場所にあるコンビニも少なくない。どこのコンビニも24時間開いている必要ないんじゃないか? 俺がオーナーだったら、バイトに払う時給がもったいなく感じてしまう。
それに、24時間中全く商品の値段が変化しないのはおかしい。どうせなら、深夜帯に限って、コンビニの商品の値段を下げるようにすれば、深夜に買いに来る客を増やせるんじゃないだろうか。例えば、平日の深夜0時から朝の6時までは、全品が2割引になるとか。
さらには、「賞味期限超過食品還元セール」なんてものをやったらどうだろう。賞味期限を1日くらい過ぎたって、普通は大したことはない。ならば、賞味期限が過ぎたものは半額とかにすれば、もっと客が来るような気がするんだけど。もっとも、消費者センターから苦情来そうやなぁ〜(^_^;)
いつもコンビニに寄っていて思うんだが、店員の接客がイマイチな店が多すぎる。例えば、客が店に入っても、「いらっしゃいませ、こんにちは!」と言うのは当たり前なのに、俺の経験上、まともに言ってくれる店は3割くらいしかない。以前には、釣り銭を渡されるときに、
「どうもありがとぉっス!」
なんて言いやがる店員がいたので、びっくりしたことがある。オマエはプロの店員とちゃうんかい!と店長にでも文句を言ってやろうかと思ったくらいだ。
ウチの近所にコンビニが2軒あるのだが、道的には寄りやすい片方の店は、とにかく店員に覇気がないしあいさつもいい加減だ。俺はサービスにうるさいので、少し遠めだがもう片方のあいさつのよい店にわざわざ行っている。サービス一つで客を引き寄せたり遠ざけたりしていることを、全国のどのくらいのオーナーが自覚してるんだろうか。
それはさておき、コンビニが増殖していくにつけ、どのコンビニも似たりよったりで個性があまりないのに気づく。ならば、こんなコンビニはどうだろう。
そのコンビニは、高級住宅街にばかり出店している。概観は、黒の三角屋根に、壁はレンガ造り。入り口のドアは回転式で、中に入ると、店員が、
「ようこそ、お越しくださいました」
と、穏やかな声で、一礼をする。店員の服装は、白のワイシャツに紺のネクタイ、その上にモスグリーンのエプロンをまとっている。店内に入ると、シトラスの香りがほのかに漂ってきた。
入り口の側には、店のおしゃれなロゴの入った買い物袋がぶら下がっていて、それを手にとって店の中を周る。食材は輸入品や天然素材が中心で、フランス製ジャムが1ビン900円、パスタが500gで700円、無農薬国産大豆使用のこだわり醤油が500mlで1本980円、といった感じで並んでいる。
いろいろ品を取り、レジに行くと、店員が明るい声で対応してくれ、
「本日は、お車で来られたのでしょうか?」と声をかける。徒歩で来たというと、
「かしこまりました。後ほど、係りの者がご自宅までお届けいたします。それでは、商品を確認させていただきます」
店員は商品の価格をレジで打ち込むと、
「お支払いはクレジットカードでよろしかったですね。それでは、商品の到着までお待ちください」
そうして、そのまま手ぶらで家に戻る。コンビニから家までは歩いて15分くらい。家に戻ると、さっき買った商品が、オリジナルの紙袋に入れられ、商品も一つ一つ丁寧に包装されてもう届いていた。
…てな感じで、高級コンビニを想像しつつ書いてみたが、どうかねぇ。(^_^;)
大体、どこの場所に行っても同じような商品・店構えのコンビニしかないのは絶対おかしい。高級志向のコンビニなら、高級住宅街であれば、多少価格が高くても質のよさで利用する人は必ずいると思う。
逆に下町では、80くらいの婆さんがモンペ姿で接客、店構えもトタン屋根で、ガチャガチャやビー玉も置いている駄菓子屋風コンビニなどはいかがかと思う。
あるいは、事前に電話かネットでオーダーしておき、商品の受け取りは来店時に一度に受け取れるドライブスルー方式のコンビニも、今の車社会ならあっても不思議じゃないと思うんだけど。