Column

●阪神、18年ぶりのセ・リーグ優勝!(2003.9.15)

 このコラムで、同じようなネタを2回続けて書くのは珍しいんだけど、さすがにこれは書かなくてはいけない。阪神タイガースが、18年ぶりに優勝を決めたのだ。
 俺は前回も書いたけど、横浜ベイスターズのファンなのだ。ただ、関西在住なので(今のところ)、横浜についで阪神も好きな球団ではある。けれど、横浜が阪神と戦うときだけは、阪神ファンには悪いが横浜を応援してしまう。なので、今日の試合(阪神対広島)は素直に阪神を応援していた。それに、今日はマジック2だったので、阪神が広島に勝って、横浜がヤクルトに勝てば、ヤクルトと広島ともに優勝の権利がなくなることになっていた。ゆえに平行して横浜も熱烈に応援していた。

 それにしても、TVでの阪神・星野監督の優勝インタビューは感激したよ。特に、インタビューの最後のファンへのメッセージが。(;_;) あそこまで流暢にメッセージを送れる監督は、そうはいないんじゃないかな。
 阪神といえば、野村監督のときは、なんかチーム全体も陰気くさい印象はあったのだが、星野氏が監督に就任してからは、選手全体に気迫のようなものがみなぎり、阪神自体が闘争集団と化していてすごい印象を持つようになった。そして、今シーズンの金本、伊良部の加入。あのダメ虎が本気で優勝を狙っているんだな、というのがよく伝わってきていた。選手は、監督に感謝しているに違いない。

 阪神のセ・リーグ優勝は、実に18年ぶりだ。新聞とかでもすでに書かれていることだが、阪神が優勝すると、その年から景気がよくなるという話だ。確かに、前回の優勝(1985年)のときからバブルが始まったし。ただ、バブルのようなことはもう起こらないだろうけど、それでも阪神が優勝することで経済が活気付くことだけは間違いない。
 その証拠に、街中では阪神が優勝した瞬間、街頭でメガホンを振りまくるわ、車はひっくり返すわ、川や噴水で水を浴びるわ、ビールのかけあいをするわ、あげくに道頓堀に次々に飛び込むわで(これは前回も書いたとおり、絶対飛び込むヤツがいるとは思っていたけどね)、阪神ファンの18年間の鬱憤を晴らすかのような活気付きはすさまじい。5年前に横浜が優勝したときも、南幸橋から横浜ファンが次々に飛び込んで、死者が出るくらいの騒ぎになったんだけど、今回はさすが阪神ファンと感じられる盛り上がり方やねぇ。この勢いなら、ファンらの財布のヒモもゆるくなって、企業も便乗商売をやって、今以上の活況が期待できるしね。
 でも、阪神の優勝が18年ぶりとなんていうが、横浜なんて、1998年の優勝はなんと38年ぶりだったのだ。次に優勝が見れるのは、予想では2035年前後と言われるから、実に悲しい。(T_T)

 TVで、阪神の選手たちがビールの掛け合いをするのを見たが、数年前なら、彼らがビールの掛け合いをするなんて想像できなかった。いつ最下位を抜けるんだろうか、ということしか考えられなかったんじゃないだろうか。
 思えば、前回の優勝のときは、バース、掛布、岡田の3連発を見て、なんちゅう強力打線なんやと思っていたが、今シーズンの阪神は、ホームランよりもヒットを連続してつなぐ、すぐに逆転するなど、5年前の横浜のマシンガン打線を彷彿とさせる感じだ。投手も、井川や伊良部など、完璧に封じ込めた印象だ。
 実は、阪神はセ・リーグ球団全部に勝ち越しているのではなく、中日には負け越しているのだ(13勝14敗、今日時点)。にもかかわらず、ぶっちぎりの勝ち星を挙げているのは、巨人や広島、それに横浜から大量に貯金を作っているからに他ならない。
 特に、横浜は阪神に22勝もの勝ち星を献上してしまっている。今シーズンの横浜投手陣の最多勝は、今日現在で斉藤隆の6勝。シーズン後半に中日からギャラードを獲得したのは大きかったが、チーム防御率は6球団でぶっちぎりの最下位の4.90。ホームラン数は阪神より50本近くも多いのに、すでに87敗もしているのは、とにかく投手陣がよくないからだ。このままでは100敗もしかねない。(T_T) まぁ、投打がかみ合えば、今シーズンの横浜でもかなり怖いんだけどね。

 いずれにしても、阪神セ・リーグ優勝おめでとう! 来年は横浜が優勝するぜ!