●うめだ花月(2004.1.28)
最近は仕事でストレスを抱えることもあって、ストレス解消にお笑いを見る機会が多くなった。お笑いを見ると言っても、俺の場合はネットで見ることが多い。割とよく見ているのが、吉本興業のFandangoだ。Fandangoというのは、吉本の若手芸人を扱っているサイトなんだけど、吉本の若手でも売れっ子から駆け出しまで、いろいろな芸人の舞台や特番の映像が見れたりする。俺はFandangoの有料会員までやっているので、週代わりの漫才とかトーク番組をほとんど見ている。
しかし、Fandangoの映像は、画面がちっさい!それでも一応楽しめるのだけど、やはりもっとPCの画面いっぱいに映像が見れるようになって欲しいところだ。(-_-)
ただ、ネットでこうやって漫才とか見てると、どうしても生の舞台で生の芸人を見てみたいという願望がムクムクと出てきてしまう。そこで、吉本のプログラムを見ていろいろ考えた末に、若手の中でも割と知名度があり、実力派の芸人ばかりが舞台に立っているという「うめだ花月」に行ってみることにした。
「うめだ花月」は、昨年の8月にリニューアルオープンしたばかりで、比較的新しい。舞台は地下にあるのだが、入り口やロビーは狭く、その分客席は映画館のようにカップホルダーもついた立派なシートになっている。キャパは250人くらいなので、笑いの殿堂≠ネんばグランド花月に比べたら3分の1もない規模なんだけど、後ろのほうでも割と舞台が近く感じられるのでうれしい。
今回は、1月25日の公演を見に行った。一般的に「うめだ花月」は、ネタもんと芝居もんが1セットになったうめだスタンダード≠ニ、特定の芸人の単独ライブが中心のうめだプレミア≠フどちらかを見ることになる。今回見たのは、うめだスタンダード≠フほうだ。
まず前半が芝居もん≠セった。これは、何組かの芸人がグループを作ってコメディを演じるというもので、いくつかのグループが大体2ヶ月を最高に日替わりで出演している。今回俺が見たのは、ザ・プラン9、友近、チャンバラトリオで組まれたグループだった。
芝居の内容は、病院の待合室を舞台にしたコメディ。ザ・プラン9は、Fandangoなどを通じても初めてその演技や芸を見たんだけど、非常に個性的でおもろい! ザ・プラン9は、メンバー全員がそれぞれ別々の漫才コンビ出身の5人組コント・演劇集団なのだ。芝居ではかっぱえびせん≠フネタが笑えた(なんだそれは!という人、詳しい説明できないんで、舞台見てください!)。その5人の中で印象的だったのが、医者役の浅越ゴエ。少しクセのある役を演じながら、きっちり笑いもとっていた。芝居の中で皆がそれぞれ小道具使って一発芸をやる場面があるんだけど、そこで浅越ゴエは、しゃもじを下向きにし、しゃもじの柄のところにサングラスを置いて、たかじん!≠ニやったからかなり笑ってしまった。
ザ・プラン9との共演者の1人が友近。比較的珍しい女ピン芸人なのだが、元々はローカルTV局のレポーターや仲居さんをやっていたという異色の経歴を持つ。どこか夜のスナックのママさん風の感じがするので、昼間の公演だった今回の芝居に友近を見かけること自体フシギな感覚なんだけど。(^_^;) この芝居では看護婦役で出演していたが、できたら患者としてやってきたスナックのママ役とかやってくれれば、友近の骨頂損だと思うんだけど。
あと、チャンバラトリオを「うめだ花月」で見るとは思わなんだ…(笑)。前田竹千代師匠のヅラネタが面白かった。
今回の芝居もん≠ヘ、なかなかよく出来ていたと思う。同じ芝居なら吉本新喜劇もあるが、それとはまた違う面白さがあった。
芝居もん¥I了後は、10分の休憩の後、今度は漫才やコント中心のネタもん=B毎回6組が出てくるのだが、今回出てきたのは、出演順に、りあるキッズ、月亭八光、しましまんず、おはよう。、ティーアップ、そしてフットボールアワーだった。
最初に出てきたりあるキッズは、昔から知っているし、ネットではよく漫才を見てたとは言え、こうやって初めて生で漫才を見ると、とても2人とも18歳とは思えないほどネタの操り出しが巧みだと感じた。それにしても、安田君はだんだん横山やすし師匠を彷彿とさせるようになってきたな。(^_^;) M-1グランプリでも見た大原のCMのパロディネタがちょこっと出てきたけど、全体的にはホンマおもろかった。
月亭八光は、ご存知月亭八方師匠のご子息。ボードを使って他の芸能人と落語家の違いを挙げるというネタなんだけど、まともな落語も見たかったような。
しましまんずは、若手と言うにはちょっと厳しいコンビ。ネタをただ流していくだけという感じだったので、話としてはフンフンと聞いてしまうんだけど、笑えるネタではなかったな。
おはよう。は、2丁拳銃やCOWCOWなどと同期のコンビなのだが、今回は芸能人ネタ中心で、大笑いできるところが少なかった。それがちょっと残念。
ティーアップは、漫才コンビとしてはベテランの領域。ベテランらしくうまくまとめているという感じで、2人でホモっ気を出しながらデートネタで笑わせてくれた。さすがといったところ。
そして、この日の「うめだ花月」で、一番歓声がすごかった&笑いが多かったのが、一番最後のトリで出てきたフットボールアワー。M-1グランプリで優勝してまだ一月も経っていないんだけど、もはや全国区のコンビだけに、観客のボルテージが異様に高かった。今回のネタは、岩尾君が女の子の手紙を読んで笑かすというものなんだけど、あの独特のしゃべりで読むだけで笑ってしまう。後藤君のタイミングのよいツッコミも歯切れがよい。(^_^) 以前Fandangoで見たネタがちょこっと出てきていたのが残念だったけど、今回出てきた6組の中では、やはり一番面白い。正直、俺自身一番生で見れて嬉しかったのはフットだった。
…というわけで、ざっと「うめだ花月」の公演内容を紹介したが、やはり全部の芸人を見ているわけではないし、今回見れなかった実力派芸人というのも、また生で見てみたい。舞台がホント近くて、目の前に有名な芸人が立っているわけだから、興奮するなというほうがおかしいだろう。たった2500円でこれだけ楽しめてしまうので、ぜひ「うめだ花月」に寄ってみてくらさい。