Column

●クリーニングのタイミング(2004.5.11)

 俺はスーツが大嫌いだ。なんで暑い日でもあんな暑苦しい姿で歩かなければならないのだろう。対面上仕方がないことなんだけど、スーツにかっこよさはそれほど感じない。どう考えてもカジュアルな服装が似合っている人でも、一たびフォーマルなスーツを着てしまうと、まるで別人格のように見えてしまうからフシギだ。けれど、俺的には、早くスーツを着なくてもいい仕事に就けるように、日々努力をしているところである。

 ところで、スーツ姿で仕事するようになってから、すっかりクリーニング店にはお世話になっている。俺が普段お世話になっているのは、近所のマダムご用達のHだ。値段が普通のクリーニング店より高めで、仕上がりも決して早いとはいえないのだが、丁寧な仕事振りには感心させられるところがある。
 Hの客層も、どこかしらマダム系が多い。ダックスフンドやレークランドテリア、チワワなどを連れたマダムが、外車に乗ってクリーニングしにきたりしている。持ち込んでいるのは、どれも高級そうなスーツやコート、ブラウスやスカートなどの数々だ。しかも、持ち込む量が半端ではなく、平気で30分くらいは店員に応対させっぱなしだったりもする。カウンターにどさっどさっと置かれたりすると、なけなしの金をはたいて買った俺のイージーオーダーのスーツさえ、霞んで見えてしまうくらいである。(-_-;)

 スーツをクリーニングに出すタイミングは、みんなはどのくらいだろう。1ヶ月? 1シーズン? それとも、毎週なんだろうか。
 俺の場合は、スラックスは1ヶ月に1度、ジャケットは1シーズンに1度クリーニングに出している。ジャケットはどうせ会社に着たら脱いでしまうし、スラックスも1種類のスーツで2本ずつ持っているから、それを着まわせば案外クリーニングしなくても持ってしまう。ただ、正直、俺は汗かきなんで、スラックスでも2週間以上履いていたりすると、太もも辺りからなんだかムズムズする感覚になる。座敷でも上がろうものなら、スラックスはたちまち汗を吸いまくり、ハデハデなシワを作って、即クリーニングへGO!だ。人によっては、1シーズン同じスーツで過ごし、その間1度もクリーニングに出さないというツワモノがいるらしいが、にわかに信じがたい。
 昨年、まだスーツを着る仕事をしていなかったとき、俺は不本意なことに夏場に冬のスーツしかなかったので、仕方なしに着ていたことがあるが、被り物をしたままサウナに入っているかのような感覚だった。スケスケのスーツが、金がなくてまだ買えてなかったこともあるが、それらのスーツを着て歩いている人が、たまらなく羨ましかったものである。
 
 スーツは必ずクリーニングに出すけど、Yシャツは家で洗うことにしているので、一度も出したことはない。けれど、毎度アイロンあてたりするのはなかなか大変だ。形状記憶シャツも、襟と袖以外はフニャフニャになってしまうし。クリーニングに出すタイミングは、難しいものだ。