Column

●翳りゆく健康診断(2004.7.24)

 なんのこっちゃ、というタイトルであるが、今日は健康診断に行ってきた。健康診断なんかしなくったって、俺は全然健康だぜ!と思っていたのだが…だが待てよ。最近は腹も少しばかり気になっていたし、運動は1週間で10分しかやっていないし、この間の会社の役員の方々の歓送迎会ではビール飲みすぎて、家帰ってからゲーゲーやってたし。ひょっとすると、俺の知らぬ間に怪しい病気になってるかも…なんて考えもしたので、涙を呑んで行ってきてやった。

 場所は、大阪市内の某クリニック。家からもっと近い病院もあったのだけど、希望日に予約で満杯だと言われ、結構離れたところで受けるハメになってしまった。なにしろ健康診断に元々そんなに乗り気じゃなかったし、会社から「ダンナっ、タダで受けられる健康診断がありますぜ!」なんて勧められなければ恐らく自分から意識的に行くことだってなかっただろう。こんな気分だったから、受診予約を延び延びにしてしまっていたのだ。

 クリニックに着くと、受付で受診券を手渡し、ロッカーの鍵を渡され、荷物を置いていざ受診へ。最初はいきなり検尿で、小便出る気分じゃないのになぁ〜とブツブツ言いながらトイレに入ると、フシギなことにすぐに尿意が出てきて、あっさり済ませた。
 その次は聴力。人ひとりがやっと入れそうな小部屋に入れられると、ヘッドホンをつけ、音が聞こえたら手元のボタンを押すというもの。その説明書きが部屋の中に大きく書かれていたにもかかわらず、俺は「ん? 何か耳から聞こえてくるぞ?」なんて悠長な気分でボタンも押さずに過ごしてたら、看護士さんに注意されてやっと気づく始末。だって、説明書きまだ読みきってないのに、ヘッドホンつけたらすぐ音を鳴らしてくるんだもん。(T_T)
 身体測定の後、視力を測る。スコープを覗きこむと、ランドルト環と数字が羅列したお馴染みの視力検査表が見える。看護士さんに、「どの方角に見えますか?」と聞かれると、俺はなぜか、「数字が見えます!」と答えてしまった。だって、ランドルト環の切れ目より、数字のほうが目立つんだもん。しかも、俺はこのやり取りを2回続けてやっちまった。さぞかし、看護士さんもお怒りだったろう。(-_-;) 
 ※検査ごとに、違う看護士さんが担当するのだが。

 血圧とレントゲンを無難にこなし、その後は問診。ラストは採血だったのだが、この採血がクセもの。採血なんて何度もやってもらったことがあるので普段なら怖くないはずなのだが、今日に限っては妙な緊張感が沸いてきて、手に少し汗をかき、若干腕の震えも出てきた。それに気づいたのか、看護士さんが「採血のとき、しびれる感覚とかありますか?」と聞かれてしまった。実際に採血すると、注射針の痛いこと…! 
 採血が終わると、刺したところにガーゼを当て、さらにその上にバンドでグルグル巻きにされて、「そのままで、5分経ってからバンドを取ってお帰り下さい」と言われた。え? ガーゼを刺したところに当てて押さえとくんじゃないの…? いつも行ってる病院とチト違う。
 とりあえず5分経ったかなぁ〜と思って、自分でバンドを外すと、挿したところから血がドバーッと出てきてしまった。それを見た別の年配の看護士さんが、
 「ちょっと! ちゃんと5分待ったの?」
 と血相を変えながら飛んできて、またバンドでグルグル巻かれてしまった。いつもなら、ガーゼで押さえときゃ2〜3分くらいで固まるんだけど、バンドだとなんだか腕をギュッと縛られている感じがして、指したところが固まりにくいと思うんだけどなぁ…。それからさらに5分経って、ようやくバンドを取ってもらい、健康診断は終わった。

 なーんか、受付のお姉さんも突っけんどんな応対だし、いつもの近場の病院と違って、俺的にはあんまりいいクリニックじゃなかったな。健康になるための診断が、これじゃ気分的に不健康だよ。ますます健康診断に億劫になりはしまいか…と心配してしまうほどであった。検査結果もヘンだったら困るのだが。
 よーく考えてみると、健康診断の当日の朝は水以外はダメだと言われていたのに、今日の朝に限って思っきしいろいろ食べて出てきてしまったな。誤診を招いて、あげくに「あんた、即入院!」なんて言われたらどうしよー…(-_-;)