| 2016.7.17 『問題物件』 大倉崇裕 光文社 |
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昨年末からTwitter始めたらこちらには全然寄り付かなくなってしまってたなあ。気づけば日記更新も5ヶ月ぶり。 ゲーム遊んだり久しぶりにビーズドール作ったりと色々やってたけど、読書はパンパンの本棚が気になって今年前半は新しい本を入れる気がなくなってました。 先月やっと200冊程本を手放してスッキリしたらまた安心して棚を埋める気になって色々買って帰ってます。 最近面白かった本は 伊坂幸太郎『ガソリン生活』 深谷かほる『夜廻り猫』 高野秀行『謎のアジア納豆 そして帰って来た<日本納豆>』 近藤ようこ『水鏡綺譚』 諏訪緑『諏訪緑ファンタジー短編集』全2巻 池内恵『サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』 列記したら最近じゃない、半年前くらいの本もある。 このところフィクションに疲れたという気分でコミックとかノンフィクションばっかり入れていたけど、棚が空くと小説も読みたくなってきて、新刊文庫のジャケ買いで大島崇裕の連作短編集『問題物件』買ったら、当たりだった。 設定がかっとんでて楽しい。 業界大手の大島不動産販売に勤める若宮恵美子の仕事は前社長の御曹司大島雅弘の身辺の世話。今年二十歳の雅弘は一応この会社の役員だが難病に冒されていて自宅である大邸宅で療養中。介護士の資格を持つ恵美子は彼の病状に気を配り、話し相手をするために採用されたのだった。 しかし突然恵美子はクレーム処理専門部署として新たに設立された販売特別室に異動となる。 特別室の室長は雅弘だが、この人事は彼の叔父に当たる現社長が次期社長と目される雅弘を追い落とす陰謀だった。解決困難なクレーム案件を実質たった一人の特別室職員である恵美子に押し付け、その失敗の責任を室長の雅弘に取らせる形で彼を追放しようというのだ。 会社を追われると雅弘は資産はあるので生活に困る事はないが、子どもの頃から暮らしている邸宅から出なければならず、施設で治療を続けなければならない。彼の居場所を守るため、恵美子は人事を受け入れるが、早速持ち込まれた案件は居座りという厄介なもので、経験の無い恵美子は途方に暮れてしまう。 その時自称探偵の犬頭光太郎(いぬがしらこうたろう)という男が現れた。犬頭は極秘の依頼を受けて、恵美子の仕事の手助けをしに来たという。 そうして明晰な頭脳と桁外れの行動力を誇る犬頭の活躍が始まった。 探偵犬頭の破天荒っぷりがまず痛快。ここまで無敵な名探偵は初めて見た。手も触れずに敵を倒し、頑丈な鉄扉を蹴破り、向けられた刃物は拳で砕きしかも自分は無傷。ネットのセキュリティーは気合いで突破し、足腰の痛みも触れただけで治してしまう。これだけやっておいて本人(?)的には「不思議というほど、大それたものではない」らしいが。 広範な知識を持ち、情報収集能力に長け推理力、洞察力も高いが、言動は世間一般からはかなりズレていて(作中描写ではなかなかイケメンらしいが、台無しなところが笑える)、人に対して「人間にしては見所がある」と言ったり、自分の事をことあるごとに「犬だ!」と言うように、その正体は人間ではないらしい。 作中では言及されず、恵美子の想像に留まるだけだが、その正体は犬、しかも犬のぬいぐるみ(笑)。雅弘が幼い頃から大切にしているぬいぐるみの「犬太(いぬた)」が何らかの形で関わりがあるらしい。ミステリーにリアリティとか求める向きには全くトンデモな設定だろうけど、面白いから全然オッケー。犬頭の行動原理はいつも雅弘の身の安寧であり、恵美子を助けているのもその一環。その一直線ぶりはまさに犬そのもの。 最後に雅弘は治療の為にアメリカへ旅立つが、社長の陰謀はまだ続いていて、恵美子と犬頭の奮闘は続編『天使の棲む部屋』もあるので早速注文しといた。楽しみ。 |
| 2016.2.15 本日の更新 |
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ビーズドールの部屋に『ネットハイ』アップ。ネタバレなしでゲーム感想も。 ビーズドールは久々。というか、ビーズさわる事自体久々。今年はもうちょっと色々作りたい。去年のミネラルショーで買った琥珀も加工したい。 |
| 2016.1.14 あたらしい年 |
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松の内も明日までですが、あけましておめでとうございます。 昨年は実家でインフル蔓延というアクシデントで年末年始を一人で過ごしましたが、今年は無事家族と年越しそばを食べる事ができました。 喪中のためおせちは省略、初詣も神社はNGなので、明日香の岡寺へ。
寒咲きの菜の花満開の石舞台。この頃は3月並みの陽気だった。タンポポまで咲いてたし。 10日は仕事帰りにえべっさんへ。職場近くにある戎神社は、こじんまりとしていますが、大きな恵比寿像があって、体のつらい部分にさわると快癒のご利益があるとか。今年は2ヶ月前に骨折した姉の分も足腰守りをいただいて、回転焼きと肉屋のコロッケを買い食いしつつ家路へ。今年もよいことがありますように。 |