She Moves Through The Fair
彼女は定期市を行く

この曲はアイルランドに伝わる民謡で、歌詞はアイルランド生まれで後にアメリカに渡った詩人 Padraic Colum が付けました。 歌の内容は、身分違いのためか結ばれない恋人たちを運命が引き離し、彼女が亡くなった後、実らなかっ愛を思って歌うものです。 最近のケルト音楽の隆盛をうけてより素朴な(幻想的な)雰囲気の編曲が多く見られますが、ここでは古楽風にリュ−ト伴奏の歌曲用に 編曲されたものをお届けします。穏やかな長調ながら、失った愛を傷む悲しみにあふれた曲です。


<A HREF="../../geocities.yahoo.co.jp/constancy61/smttf.mid"> <FONT SIZE="3" COLOR="#FFE4E1"><U>演奏スタ−ト</U></A>

She Moves Through The Fair
               
彼女は定期市を行く
My young love said to me, 
"My mother won't mind
               
恋人が僕に言った 「お母さんは気にしたりしないわ
And my father won't slight you
for your lack of kind"
               
お父さんだってあなたがやさしくないなんてけなしたりしないわ」
Then she stepped away from me
and this she did say
               
彼女は僕の側から離れるとこう言った
"It will not be long, love, 
till our wedding day"
               
「ねえ 私たちの結婚式までもうすぐね」
She stepped away from me 
and she moved through the fair
               
彼女は僕の側から離れると定期市の中を歩いていった
And fondly I watched her 
move here and move there
               
僕は彼女があちらこちら歩き回る姿を眺めているのが好きだった
Then she went her way homeward 
with one star awake
               
そして一番星が輝く頃彼女は帰り道をたどった
As the swan in the evening 
moved over the lake
               
まるで夕暮れ時の白鳥が湖の上を動くように
The people were saying 
no two e'er were wed
               
人々は二人は結ばれないと噂していた
But one had a sorrow 
that never was said
               
しかし彼女は悲しみを口にすることはなかった
And I smiled as she passed 
with her goods and her gear
               
彼女が身の回りのものをもっていなくなったときも
僕はただ微笑むだけだった
And that was the last 
I saw of my dear
               
それが恋人を目にした最後だった
Last night she came to me
she came softly in
               
ゆうべ彼女が僕のところやってきて
そっと中へ入ってきた
So softly she came 
that her feet made no din
               
とても静かに入ってきたのでまったく足音がしなかった
And she laid her hand on me 
and this she did say
               
彼女は私の上に手を置いてこう言った
"It will not be long, love, 
till our wedding day"
               
「ねえ 私たちの結婚式までもうすぐね」





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