一人で どんどん 掘り進み、 やっと 玄関前階段が 見えてきた。
  
ここまで来たら とりあえず 一人通れる通路を仮掘りして 私を通してくれてもよさそうだが
こだわりのある彼に そういう考えは 当然ない。
階段を 一段一段 しっかり掘り出して
ステップ上の雪も 踏み固めたりしないように 丁寧に取り除く。
「一度踏み固めてしまうと 後が大変だからな・・・」

「テラスぐらい 私が担当するわ!」
「雪は フワッとやわらかいので かためないように きれいにすくいとるんだぞ!」
「捨てるときは もっと遠くに投げろ!」
「もっと 腰を低くしてすくわないと 腰を痛めるぞ!」
雪かきの師匠が 背後からの叱咤(激励?)の下
やっと私も "見学だけの見習い" から "初心者向け実習・テラス除雪担当" に昇格。
「昔と違って 今の時代は やさしく誉めながら 指導しないと 弟子は伸びないのよ」
「いや、 そんなことはない。 厳しく ビシッと 指導しないと・・・」
そんな会話をしながらも ビシビシ指導の下で 弟子の私は なんとか 及第点のテラス除雪を完了! (笑)
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