Cozy Shiozaki 塩崎浩二ジャズギター一本勝負 公式ページ

ギター以外の楽器でもOK
J A Z Z 理論基本講座


Vol.1君もインプロビゼイションの世界を体感しよう!

理屈なしに、聞いて、見て、やって楽しいジャズ!
聞くだけのあなたも簡単な理論の基礎知識を身に付けましょう

★ドレミファソラシドの語源は、イタリア語やフランス語だそうです。英語では、CDEFGABCと言います。日本語では、ハニホヘトイロハです。 (ドイツ語は省略させて頂きます。)

★現在は12平均律や純正律)が主流 になっています。オクターブを12等分し、その1つ1つを半音と呼びます。半音ふたつ分を全音(1音)と言います。半音12個分がオクターブです。
(12を基本とする物と言えば 暦、12支、時計、TVのチャンネル、十二一重の他にも十二指腸なんてのもあるよね!)

★音程は度数で表します。 ドから数えた場合、から同じ音程の(ユニゾン)は 0 度ではなくと数えます。ですからの音から数えた場合、 レは「2度」、ミ は「3度」、ファは「4度」・・・という風になります。 

 key           \  度数  1度  2度  3度  4度  5度  6度  7度
 Cメジャー( ハ長調 ) ド(C) レ(D) ミ(E) (F) ソ(G) ラ(A) シ(B)
  Fメジャー( ヘ長調 ) (F) ソ(G) ラ(A) シ♭(B♭) ド(C) レ(D) ミ(E)
  Gメジャー( ト長調 ) ソ(G) ラ(A) シ(B) ド(C) レ(D) ミ(E) ァ♯(F♯)
   etc etc etc etc etc etc etc etc
メジャースケールのステップパターン&#
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 L全音 L全音 L半音 L全音 L全音 L全音 L半音

★まずは ドレミファソラシドと発声練習を声が楽に出せる音域で(←絶対音感のある人も移動ドで)やりましょう!これをイオニアンスケールとも言います(Vol.4&5参照)。「発声練習が整ったら、次いくよ〜!」 

★次は  を「飛び飛び」にに分けてみました。
の部分 ドミソシ との部分 レフラド の2つに分けて発声練習をしてみてください。
注:出来る限り音程を守って声を出すようにしましょう。

★これら(↑)は3度重ねで構成された和音と考えられます。3度重ねが3回累積した四つの音で構成されている、これらの和音をを四和音と呼びます。唐突ですが問題です。の和音での和音だとすると、の和音を構成する四つの音は何と何と何と何でしょうか? 答え ソシレ

★感の良い人はもうお解りでしょう!の和音は フラドミ、の和音は ソシレフの和音は ラドミソ、そしての和音が シレフラ、となるわけです。このようにの和音が出来あがります。

★ 1〜7の和音には名前(コードネーム)が付いています。1番下の音を根音(Root)と呼びます。M7(7)はメジャーセブン、m7(-7)はマイナーセブン、7はセブン、m75はマイナーセブン・フラットファイブと読みます。(2個の音は和音とは呼ばず重音と言います。ロックでよく使われる1度と5度だけのパワーコードと呼ばれる物も重音の仲間です。)
  1( CM7 ). 2( Dm7 ). 3( Em7 ). 4( FM7). 5( G7 ). 6( Am7 ). 7( Bm75)

を数字(フォーミュラ)に置き換えるとになります。これを見て解る様にCM71357(1度・3度・5度・7度)で成り立っています。他の6個のコードも同じ1357(1度・3度・5度・7度)で構成されているんだよ。「法則が分かると簡単でしょ。お分かり頂けましたか?」

★・・・もっと簡単な三和音でやってみましょう!四和音の最後に重ねられた音(7度の音)を省くといいんです。三和音は135(1度・3度・5度)になる訳です。 「ついて来てますか?お〜い!」
1 ドミソ(C)、2 レフラ(Dm)、3 ミソシ(Em)、4 フラド(F)、5 ソシレ(G)、6 ラドミ(Am)、7 シレフ(Bm5)
これらの和音は ドレミフソラシド の音から派生しており、俗にCkeyのダイアトニックコードと呼ばれています。

★これらのコードは機能(働き)を持っています。の和音はトニックの和音はサブドミナントの和音はドミナントと呼び、この3つの和音を主要三和音と言います。
この三つの和音が曲の調性(Tonality)を作る重要な働きを持っています。コードの動き方(コード進行)には一定の法則があり、 CFC、 CGC、 C、 の三つの方式に分けられます。主要三和音以外の4つのコードを福三和音(SecondaryChord)と呼びます。コード構成音の似ている物同士をグループ化すると、1と3と6の和音がトニックの仲間、2と4の和音がサブドミナントの仲間、5と7の和音がドミナントの仲間に分けられます。

★もう一つ重要な和音の機能としてサブドミナントマイナーというのががあります。サブドミナントは4度メジャーだったのに対しサブドミナントマイナーは4度マイナーです。代表的な仲間のコードは2度マイナーセブン・フラット5etcです。KeyがCの時のサブドミナントマイナーのFm(Fm7、Fm6、Fm7)の仲間はDm7B♭7・A♭7・A♭△7・D♭△7 etc)です。

★殆どの曲がトニック(T)、サブドミナント(W)、サブドミナントマイナー(Wm)、ドミナント(X7)の4つの機能から成り立っています。モードの曲など概念の違う物もありますが、この4つのコードには一定の法則があります。
CG7〜CCFC、 CFmC、 CCFFmCCFm
この法則の事をケーデンスの定理と言います。

★主要三和音を体感しましょう! まず最初の C〜F〜C をやります。 ドミソ〜フラド〜ドミソを何回か繰り返して下さい。慣れてきたら ドミソ〜ラド〜ドミソ (C〜F6〜C)でやってみて下さい。の和音の所でF6はよく使われます。 レの音はFから数えると6度の音です。(Vol.2参照)

代理コードと言うものがあります。これは同じ機能を持ったコードを交換して代理(サブスティテュート)コードとして扱う物です。の和音( F6etc)は、の和音( Dm7etc)に置き変えて使う事が出来るのです。 F6を Dm7に置き換えて ドミソ〜レフラド〜ドミソ (C〜Dm7〜C)でやりましょう!「前にやった気がしない?」

★そうなんです!勘のいい人はお分かりでしょう!F6Dm7の構成音は同じなのです。「そうだったのか!並ぶ順番は違っていても構成音が全く同じなので機能も全く同じという事なんだね!」

G7 も同じ手順でやってみましょう!ドミソソシレフドミソ「和音の持つ引力を感じよう!」
ドミナント(X7)は緊張感のある(不安定な)和音で、トニック(T)は調和のとれた(安定した)和音です。ドミナント(X7)はトニック(T)に強く進む習性があります。この事をドミナントモーション(解決)と言います。

★ドミナント(X7)は、 シ と ファ の音を同時に持っているので緊張感のある(不安定な)和音に聞こえるのです。シ と ファの音程は減5度(増4度)で、この音程間の事をトライトーンとも言います。

★同様に C〜F〜G7〜C ( ドミソ〜フラド〜ソシレフ〜ドミソ )をやったら、F を F6に変えてやってみて下さい。ドミソラドソシレフドミソ どうです? 結構いい感じでしょ。 今度が大切! F6 をDm7に代理させてやってみて下さい。(ドミソ〜レフラド〜ソシレフ〜ドミソ )
 
★ C〜Dm7〜G7〜C の最初のコードを取り除くと Dm7G7C といったよく見かけるコード進行になります。これは度m7〜度7〜Mであることから ジャズマンはツー・ファイブ・ワンと読んでいます。←ジャズでもっとも使われてきたコード進行の一つだよ!

★C〜(Am7)〜Dm7〜G7のようにC(トニック)の後にAm7(トニック)をはさんで使う事が良くあります。「同じ機能を持つコードは一緒に使う事も出きるんだ!」これは循環コード進行と呼ばれるもので、1度〜6度〜2度〜5度となっていることからジャズマンはイチロクニーゴーと呼んでいます。←これもジャズでもっとも使われてきた基本コード進行の一つだから覚えておこう!

ワンポイント〜!循環コード「イチ・ロク・ニー・ゴー」に出てきたYm7の代わりに、Y 7(セカンダリー・ドミナント)がよく使われます。Y7は、Uのコードに強く進むという性質を持っており、よく使われます。この様に変化した「イチ・ロク・ニー・ゴー」も循環コードです。また1のコードと3のコードは同じ機能を持っているのでサンロクニーゴーとなったりもするのですが、これも循環コードだと言う事を説明不足ですが付け加えておきま〜す。

☆ここまではCメジャースケール( ハ長調 )だけの説明でしたが、マイナーキー( 短調)も大体同じ理屈です。マイナーキーにも循環コードや「ツー・ファイブ・ワン」があるんですよ。(モードについてはVol.5で説明します。)これらを転調したり織り交ぜることによって、ほとんどの曲が作られています。「 ちょっと難しかったかな? 」 回数とともにインプロビゼイションにせまって参ります。


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