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理屈なしに、聞いて、見て、やって楽しいジャズ!
聞くだけのあなたも簡単な理論の基礎知識を身に付けましょう! |
★ドレミファソラシドの語源は、イタリア語やフランス語だそうです。英語では、CDEFGABCと言います。日本語では、ハニホヘトイロハです。 (ドイツ語は省略させて頂きます。)
★現在は12平均律(や純正律)が主流 になっています。オクターブを12等分し、その1つ1つを半音と呼びます。半音ふたつ分を全音(1音)と言います。半音12個分がオクターブです。
(12を基本とする物と言えば 暦、12支、時計、TVのチャンネル、十二一重の他にも十二指腸なんてのもあるよね!)
★音程は度数で表します。 ドから数えた場合、ドから同じ音程のド(ユニゾン)は 0 度ではなく1度と数えます。ですからドの音から数えた場合、 レは「2度」、ミ は「3度」、ファは「4度」・・・という風になります。
| key \ 度数 | 1度 | 2度 | 3度 | 4度 | 5度 | 6度 | 7度 |
| Cメジャー( ハ長調 ) | ド(C) | レ(D) | ミ(E) | ファ(F) | ソ(G) | ラ(A) | シ(B) |
| Fメジャー( ヘ長調 ) | ファ(F) | ソ(G) | ラ(A) | シ♭(B♭) | ド(C) | レ(D) | ミ(E) |
| Gメジャー( ト長調 ) | ソ(G) | ラ(A) | シ(B) | ド(C) | レ(D) | ミ(E) | ファ♯(F♯) |
| etc | etc | etc | etc | etc | etc | etc | etc |
| メジャースケールのステップパターン&# 8594; |
L全音」 | L全音」 | L半音」 | L全音」 | L全音」 | L全音」 | L半音 |
★まずは ドレミファソラシドと発声練習を声が楽に出せる音域で(←絶対音感のある人も移動ドで)やりましょう!これをイオニアンスケールとも言います(Vol.4&5参照)。「発声練習が整ったら、次いくよ〜!」
★次は ドレミファソラシド を「飛び飛び」に赤と青に分けてみました。
赤の部分 ドミソシ と青の部分 レファラド の2つに分けて発声練習をしてみてください。
注:出来る限り音程を守って声を出すようにしましょう。
★これら(↑)は3度重ねで構成された和音と考えられます。3度重ねが3回累積した四つの音で構成されている、これらの和音をを四和音と呼びます。唐突ですが問題です。赤が1の和音で青が2の和音だとすると、3の和音を構成する四つの音は何と何と何と何でしょうか? 答え ミソシレ
★感の良い人はもうお解りでしょう!4の和音は ファラドミ、5の和音は ソシレファ、6の和音は ラドミソ、そして7の和音が シレファラ、となるわけです。このように1〜7の和音が出来あがります。
★ 1〜7の和音には名前(コードネーム)が付いています。1番下の音を根音(Root)と呼びます。M7(△7)はメジャーセブン、m7(-7)はマイナーセブン、7はセブン、m7♭5はマイナーセブン・フラットファイブと読みます。(2個の音は和音とは呼ばず重音と言います。ロックでよく使われる1度と5度だけのパワーコードと呼ばれる物も重音の仲間です。)
1( CM7 ). 2( Dm7 ). 3( Em7 ). 4( FM7). 5( G7 ). 6( Am7 ). 7( Bm7♭5)
★ドレミファソラシを数字(フォーミュラ)に置き換えると1234567になります。これを見て解る様にCM7は1357(1度・3度・5度・7度)で成り立っています。他の6個のコードも同じ1357(1度・3度・5度・7度)で構成されているんだよ。「法則が分かると簡単でしょ。お分かり頂けましたか?」
★・・・もっと簡単な三和音でやってみましょう!四和音の最後に重ねられた音(7度の音)を省くといいんです。三和音は135(1度・3度・5度)になる訳です。 「ついて来てますか?お〜い!」
1 ドミソ(C)、2 レファラ(Dm)、3 ミソシ(Em)、4 ファラド(F)、5 ソシレ(G)、6 ラドミ(Am)、7 シレファ(Bm♭5)
これらの和音は ドレミファソラシド の音から派生しており、俗にC△keyのダイアトニックコードと呼ばれています。
★これらのコードは機能(働き)を持っています。1の和音はトニック、4の和音はサブドミナント、5の和音はドミナントと呼び、この3つの和音を主要三和音と言います。
この三つの和音が曲の調性(Tonality)を作る重要な働きを持っています。コードの動き方(コード進行)には一定の法則があり、 C〜F〜C、 C〜G7〜C、 C〜F〜G7〜C、 の三つの方式に分けられます。主要三和音以外の4つのコードを福三和音(SecondaryChord)と呼びます。コード構成音の似ている物同士をグループ化すると、1と3と6の和音がトニックの仲間、2と4の和音がサブドミナントの仲間、5と7の和音がドミナントの仲間に分けられます。
★もう一つ重要な和音の機能としてサブドミナントマイナーというのががあります。サブドミナントは4度メジャーだったのに対しサブドミナントマイナーは4度マイナーです。代表的な仲間のコードは2度マイナーセブン・フラット5etcです。KeyがC△の時のサブドミナントマイナーのFm(Fm7、Fm6、Fm△7)の仲間はDm7♭5(B♭7・A♭7・A♭△7・D♭△7 etc)です。
★殆どの曲がトニック(T)、サブドミナント(W)、サブドミナントマイナー(Wm)、ドミナント(X7)の4つの機能から成り立っています。モードの曲など概念の違う物もありますが、この4つのコードには一定の法則があります。
C〜G7〜C、C〜F〜C、 C〜Fm〜C、 C〜F〜G7〜C、C〜F〜Fm〜C、C〜Fm〜G7〜C、
この法則の事をケーデンスの定理と言います。
★主要三和音を体感しましょう! まず最初の C〜F〜C をやります。 ドミソ〜ファラド〜ドミソを何回か繰り返して下さい。慣れてきたら ドミソ〜ファラドレ〜ドミソ (C〜F6〜C)でやってみて下さい。4の和音の所でF6はよく使われます。 レの音はFから数えると6度の音です。(Vol.2参照)
★代理コードと言うものがあります。これは同じ機能を持ったコードを交換して代理(サブスティテュート)コードとして扱う物です。4の和音( F6etc)は、2の和音( Dm7etc)に置き変えて使う事が出来るのです。 F6を Dm7に置き換えて ドミソ〜レファラド〜ドミソ (C〜Dm7〜C)でやりましょう!「前にやった気がしない?」
★そうなんです!勘のいい人はお分かりでしょう!F6とDm7の構成音は同じなのです。「そうだったのか!並ぶ順番は違っていても構成音が全く同じなので機能も全く同じという事なんだね!」
★C〜G7〜C も同じ手順でやってみましょう!ドミソ〜ソシレファ〜ドミソ「和音の持つ引力を感じよう!」
ドミナント(X7)は緊張感のある(不安定な)和音で、トニック(T)は調和のとれた(安定した)和音です。ドミナント(X7)はトニック(T)に強く進む習性があります。この事をドミナントモーション(解決)と言います。
★ドミナント(X7)は、 シ と ファ の音を同時に持っているので緊張感のある(不安定な)和音に聞こえるのです。シ と ファの音程は減5度(増4度)で、この音程間の事をトライトーンとも言います。
★同様に C〜F〜G7〜C ( ドミソ〜ファラド〜ソシレファ〜ドミソ )をやったら、F を F6に変えてやってみて下さい。ドミソ〜ファラドレ〜ソシレファ〜ドミソ どうです? 結構いい感じでしょ。 今度が大切! F6 をDm7に代理させてやってみて下さい。(ドミソ〜レファラド〜ソシレファ〜ドミソ )
★ C〜Dm7〜G7〜C の最初のコードを取り除くと Dm7〜G7〜C といったよく見かけるコード進行になります。これは2度m7〜5度7〜1度Mであることから ジャズマンは「ツー・ファイブ・ワン」と読んでいます。←ジャズでもっとも使われてきたコード進行の一つだよ!
★C〜(Am7)〜Dm7〜G7のようにC(トニック)の後にAm7(トニック)をはさんで使う事が良くあります。「同じ機能を持つコードは一緒に使う事も出きるんだ!」これは循環コード進行と呼ばれるもので、1度〜6度〜2度〜5度となっていることからジャズマンは「イチ・ロク・ニー・ゴー」と呼んでいます。←これもジャズでもっとも使われてきた基本コード進行の一つだから覚えておこう!
★ワンポイント〜!循環コード「イチ・ロク・ニー・ゴー」に出てきたYm7の代わりに、Y 7(セカンダリー・ドミナント)がよく使われます。Y7は、Uのコードに強く進むという性質を持っており、よく使われます。この様に変化した「イチ・ロク・ニー・ゴー」も循環コードです。また1のコードと3のコードは同じ機能を持っているので「サン・ロク・ニー・ゴー」となったりもするのですが、これも循環コードだと言う事を説明不足ですが付け加えておきま〜す。
☆ここまではCメジャースケール( ハ長調 )だけの説明でしたが、マイナーキー( 短調)も大体同じ理屈です。マイナーキーにも循環コードや「ツー・ファイブ・ワン」があるんですよ。(モードについてはVol.5で説明します。)これらを転調したり織り交ぜることによって、ほとんどの曲が作られています。「 ちょっと難しかったかな? 」 回数とともにインプロビゼイションにせまって参ります。
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