キャリア・ディベロップメント・アドバイザー(CDA)とは?
「キャリア」とは?「キャリアカウンセラー」とは?
- キャリアカウンセリングの分野において「キャリア」とは、「職業」「仕事」「進路」「経歴」、そしてその人の生活や生き方などを含めた、「仕事を中心とした人生」を意味しています。
- キャリアカウンセラーとは、「人と仕事のベストマッチングやキャリア開発を支援するため、理論とスキルに基づいてカウンセリングをする」専門家のことです。つまり、「就職」「転職」「再就職」「キャリア形成」などの課題を抱えている方に、一人ひとりが自分らしい仕事を見つけ、働けるように総合的にサポートする専門家です。
- 例えば、社会人の方なら、このような相談をお受けすることが可能です。
- 「転職・再就職を考えている、その必要がある」
- 「自分のキャリアの見直し、ステップアップをしたい」
- 「今後の働き方や将来について考えている」
- 「職業や資格などの情報収集をしない」
- 例えば、学生の方なら、このような相談をお受けすることが可能です。
- 「将来の夢や職業が定まらず、自信がもてない」
- 「自分がどんな学校や職業に向いているのか疑問」
- 「就職活動がうまくいかない、採用が決まらない」
「キャリア・ディベロップメント・アドバイザー(CDA)」とは?
- CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)は、日本国内でキャリアカウンセリングを行う実務家のための認定資格。2000年6月より資格認定がスタートし、現在では厚生労働省のキャリア形成促進助成金指定試験にも認定されています。CDAの学習内容は、米国のカリキュラムをベースにしていますが、日本の雇用事情・職業事情に対応させて独自に開発したもので実践的なキャリアカウンセリングが特徴です。
「CDAが修得すべき12の能力(スキル)」
- 個人特性と職業特性のマッチングをはかり、キャリアの方向性を明確にすることと、個人の人生における選択をサポートし、環境の変化に対応するノウハウを提供することがCDAの役割です。その能力の基準は、米国最大のキャリア開発協会NCDA(National Career Development
Association)が制定した「12の能力」をもとに作られています。この「12の能力」とは、NCDAによる長年の研究の末、キャリア支援者に最低限必要とされるスキルや知識として掲げられたものです。
1.
支援するスキル
クライエントとの間に有効な関係を築き上げるための基本スキルを利用して、「望ましいキャリア」を支援することができる。
2.
固有なニーズを持つ人々への対応スキル
高齢者、女性、障害者など特定のニーズを持つ人々が必要とするサービスを提供できる。
3.
倫理的・法律的問題
CDAの守るべき倫理基準を知るとともに、現行の法的規制を把握している。
4.
指導と学習
キャリア・プランニング分野におけるCDAのスキルや知識をさらに伸ばしてくれる資格を持った指導員やその他の専門家と
良好な人間関係を築き、アドバイスを受け、新しいことを教わることができる。
5.
キャリア・ディベロップメントのモデル
米国で使われているキャリア・デベロップメントの理論やモデルを知り、日本で活用することができる。
6.
アセスメント
キャリアの選択やプランニングを支援する目的でトレーニングを実施し、その結果としてのフォーマル/インフォーマルなア
セスメントについて、これを実行、解釈、利用することができる。
7.
テクノロジー
ウエッブサイトなどコンピューターを利用したサービスやデータベースを理解し、これをクライエントとともに効果的に利用
することができる。
8.
労働市場情報および資源(リソース)
キャリア情報や労働市場情報を自ら理解するとともに、他の人がこれを理解したり見つけ出したりすることを助けることができる。
9.
求職活動のスキル
求職や就職の方策を知り、それをクライエントに教えることができる。
10.
トレーニング
クライエントがグループである場合の教え方やテクニックを駆使し、サービスを提供することができる。
11.プログラムの管理と実施
特定のクライエントやグループに対してサービスを提供するためのプログラムの立案に参画し、その実行や評価を支援すること
ができる。
12.
普及とPR活動
キャリア・プランニングというサービスの普及とPR活動をすることができる。