以前から気になっていることがあります、ヘリの実機の専門書によると

オートローテーションするときのローターピッチはプラスなのだそうです

最初読んだときはエー?!と思いました、それじゃ逆転するんじゃないの?ってね

実際に当時のRCヘリ上級者にオートロのことを質問すると、

「マイナスピッチで回転を稼ぐんだ、プラスにすると回転が死んじゃうからね」

と言われていました。

最近ここ(ヘリコプターの空力でも勉強するべ)を読んでいてケースバイケースで

どちらも正しいということがわかってきました。

 それで、どういうわけかオートジャイロを作って見たくなってしまいました。

とりあえずキーワード検索で資料集め。

・ゴム動力のオートジャイロです、オートロの原理が載っています。

・ラジコンのキットがありました、RADにて販売しています。

キットがあるならそれを買おうかと思いましたが、デカイ!重い2kg!

エンジン機という点も抵抗があります、電動化するには大きいし。

そこでKIRARAを参考に見よう見まねで自作することにしました。(RADさんごめんなさい)

 

ローターは手ごろなところでEPコンセプトのスチロール製のものを利用します、

ついでにヘッドも利用してフラッピング板に直接ローターを取り付けます、

フラッピング板の根元ネジにワッシャを入れればピッチ調整もできます。

マストから下はT-REXの部品です、テールパイプを切ったものにマストベアリング2個を入れて位置を合わせて

ロックタイトで接着し、マストを通してストップリングで上下から押さえています。

T-REXのマスト径5mmに対してヘッドの穴が7mmになっている為、アルミパイプを入れてあわせています。

 

 

 


 2005-10-15 フライトビデオを撮影しました。

離陸時に風が無いとつらいのですが、こういうときに限って微風です、

風が吹いたわずかなチャンスに手投げしました。

 フライト動画その1(約10MB).wmv

 デジカメなのでズームできず小さく映っています、画面を拡大してご覧ください。

フライト動画その2(約10MB).wmv

 今度は望遠ぎみ、頻繁にフレームアウトしてしまいました。

 機体のほうは若干の変更をしました。

スチロールのローターが度重なる墜落で壊れてしまったためJRC製の木製準対称ローター(EPコンセプト用)

を使いました、ブレードの寸法や重量が変わりました、大きくなったせいか低回転になったように感じます。

 

回転直径

ブレード幅

ブレード重量(1枚)

スチロール製

約83cm

45mm

約26g

JRC準対称

約87cm

43mm

約33g

モーターにダウンスラストをつけました、3度くらいでしょうか、いい加減にやったので。

ラダーからエレベータにミキシングを入れてラダーをきった時にダウン舵が入るようにしました、

ミキシング量は60%です、今回このおかげで旋回がすっごく楽になりました。

 


 「ジャイロ杯」に向けて2号機を製作します

時間がかかりましたが構想がまとまって来たので製作開始です

 ローターヘッド部分です。

エルロン・エレベータの操作をローター面を直接傾ける方法で行います。

また、サーボをエルロン・エレベータに分けず、エレボン動作とします。

 アルミのチャネル材から切り出しました。

ジンバル部分はΦ2mmの真鍮パイプ(Φ1mm穴)を十字型にハンダ付けしたものを作り、Φ1mm

ピアノ線を通して関節にしています。

 ローターのセンターハブはサーボホーン(FUTABA)の中心軸をΦ6mmに広げて、6×3のフランジ

ベアリングにて上下から挟んでいます、中にはシムを入れてネジを締め付けてもベアリングに余分な

負荷がかからないように調整しています。

 

 ローターブレード

4mm厚のバルサから削りだしました。

翼型は海外のインドアジャイロ図面からパクリました。

本当は3枚欲しいのですが、1枚でもすごく手間がかかる為やってられません、2枚でガマンします。

ブレード幅42mm、ブレード長とりあえず43cmです。

重さは1枚11.9g

最厚部が25%位置で、黒く写っている四角いのがウエイトです、25%位置にいれてあり、4.7gです。

ウエイトを入れる前の重心位置は40%でした。

表面は極薄PPテープ(梱包テープ)でコーティングしました。

 

 ローターハブ

ピッチ連動のフラッピング構造です。

なるべくシンプルな構造を模索したのですが、結局行き着いたのが海外インドアジャイロと同じものです。

良く考えられています。

ローターの遠心力を支えているのはサンドイッチ構造の真ん中に挟んであるポリプロピレンシート

(0.75mm厚)だけです、外側のベニヤはシートがねじれるのを抑えてローターピッチがぐらつかないように

するためのものです。

フラッピングさせるためにスリットが切ってあります、上の理由からスリット幅は必要最小限にします。

PPシートとベニヤは接着剤でしっかり貼りあわせています。(万力にはさんでよく密着させます)

 ハブとローターを固定するボルトはΦ3mmのポリカーボネート製を使用しています、

軽量化に貢献するだけでなく、ローター上面の傾斜している部分にボルトがシナって馴染んでくれます。

ドラッグヒンジはありません。

重量を測ってみました、ローターとヘッド部分で39.2gと出ました。

う〜ん、こりゃ機体重量200g超えるかな・・・

 

 やっと、フレームに着手

割と軽めの角材(10×7)にて組んでみました。

左側が前になります。

実機JT−5Bを参考にしています、そのままだと風見効果が不足しそうなのでテールを伸ばしています。

モーターはenPower2409−2800です、手元にあったものを適当につけました、ペラは6×3DD

何にも考えてません、果たして推力どのくらい出るのだろうか?

サーボはT−REXから降ろしたクイックの10gサーボです。出力軸がわりと太くてしっかりしています。

これからリンケージです。

 

 インドアフライト当日、徹夜してとりあえず形になりました。

スケールライクな機体を目指しました (まだ飛ぶかどうかもわからんのに・・・)

前輪はラダーと連動してステアリングします。

重量は201gでした、予想的中!

将来的にはボディをつけて人形を乗せたいですね。

(左) リポはKOKAMホーネット640mAh−3セル、ラダーサーボはWAYPOINT−6g

   、黒いサーボはクイックの10g、リンケージにはΦ3mmのカーボンパイプを使っています。

(右) モーター(エンパワー2409-2800)の下にスピコン(フェニックス10)、受信機(BLUEBIRD-4ch)

   、ペラはGWSの6x3DDです、推力は充分でこの機体には有り余っている感じです。