
カーデンエアクラフトJAPANの「COBRA F3O」です。
(カラーリング用のカット済みシートも付属しています。胴体の×部分の青色、まちがっちゃった!)
可変ピッチはこれで3機目になります、最初は可変ユニット自作のショックフライヤー、
2機目は旧タイプの「COBRA EVO.2 EPP」に、AXIモータで有名なModel Motor製の可変ピッチを
つけました


こんな機体です。(右はインドアでクラッシュした残骸、短命だったなー)
30倍発泡の分厚いEPPのため重いです(全備350gはありそう)
外では逆さトルクロールできたのですが、天井の低いインドアでは減速力が足りませんでした。
やはり軽い機体が必要です
「COBRA F3O」はショックフライヤーには及ばないもののEPP機の中では軽い(らしい)です。

可変ピッチユニットはハイペリオンのものです。
モデルモータのユニットと比較すると安くて丈夫そうです、そのうえペラ径が大きいため重めの機体でも
対応できそうです。その代わりユニット重量(モータ込)を比較したら11gほど重かったです。
|
|
ブレード |
ハブ他機構部 |
モータ |
バックマウント |
合計 |
|
ハイペリオンVPP |
11.5g |
12.7g |
44.2g |
3.0g |
71.4g |
|
モデルモータVPP |
7.7g |
8.0g |
41.5g |
3.2g |
60.4g |
軽量化に気をつかってモータのマウントビスはポリカ製にしています(裏側のサラネジも)
スピコンはフェニックス25、モータとつなぐコネクタはMPJ製1.8mmを使用。

回してみて気になったのがこの部分、ガタにより中のピアノ線が振動してブレードがトラッキング
ずれをおこします。(回転域により発生したりしなかったり)
モータシャフトが5mmなのですが、この中にベアリングが仕込まれており(すごいですね)、
1.2mmのピアノ線が通っています、ベアリングの内径がやや大きい(1.5mm位?)ので、もう少し
太いピアノ線に変えたほうがいいかもしれません。 今回はそのまま使いました。
それと回したときに振動がありました、多少ではありますが電気をムダに使うのでブレードに
テープを貼って重量バランスをとる必要があります、しかしそのまえにブレードを入れ替えてみた
ところ振動が激減しました。 こういうことは結構あるので振動があるときは試してみるといいです。

機首部ハッチを開けた状態。 ピッチ用サーボとスピコンが見えます。
サーボはW-060相当品、可変ユニットからの1.2mmピアノ線を曲げてホーンに直接つなげています。

後ろ側から。
サーボの固定は接着です(3Mプラスチック用)
モータの後ろ側シャフトについていた補強リングは軽量化のため外しました。

裏側です。 主翼補強用カーボンパイプは700mmにカットする指示がありましたが、
もったいないので翼いっぱいまで入れてしまいました。

脚です。
タイヤは軽量化のため、付属の金属パーツを使わずに、ショックフライヤーのものを移植しました。
ショックフライヤーの部品はとても良くできていて感心します。 別売りしてほしい!

右エルロンリンケージとサーボです。
サーボはW-038CL(キット指定)相当品です、リンケージロッドはカーボンロッドにピアノ線を
シュリンクチューブでつなげました。
カーボンはキット付属(主翼補強用)の1.6mmです、青い側は接着剤を塗ってシュリンクし、赤いほうは
シュリンクだけしておいて長さ調整を行ったあとで瞬間接着剤を流して固めます。

左エルロン

エレベータ

ラダー

受信機の搭載
受信機はBerg 4*DSPIIです、改造して6チャンネルにしてます。
アンテナをショートタイプ軽量0.36g(72MHzのみ)に交換しています。
とり回しが楽です、EPPにピン穴をあけて胴体下側へ押し込みました。


サーボのリードは軽量化のためにモータコイル線(ホルマール線)直径0.3mmに変えました。
(導体は細くなりますが非力なサーボなので大丈夫ではないかと思っています。線材重量は半分以下になります)
また、+−電源線は2サーボ分を共通にしたため4線で済んでいます。
エルロンサーボも同様に4線で配線しました。

重心が合うようにバッテリーを搭載してみました。
設計仕様では主翼の青いシール位置にバッテリーを搭載するようになっているのが、こんなに後ろに
なってしまいました。 サーボリードを換えたのもあるでしょうが可変ピッチの重さを感じます。
この機体、作り方が下手だったのか胴体幅が狭く、標準搭載位置で37mm程度、上の搭載位置だ
と34mm程度しかないため胴体が膨らんでしまっています。
これから製作される方は胴体と主翼を接着する前にバッテリーを入れて胴体幅を確認することを
お勧めします。

機体重量213g
バッテリー(TANIC830-3S)込み重量277g となりました。
推力テスト
手でホールドしてのテストです、まだ初飛行していません。
フルスロットル時、リポが無理しない電流に抑えるためピッチを調整します、
約13Aに設定しました、その時のピッチですがこんな感じ。

ホバリング電流は6A強でした。
初飛行は風の無いときにしようと思います。


コニー田中さんのオリジナル機には「CARDEN AIR CRAFT」のロゴがホログラムシールで貼られ
てて綺麗でしたので、マネして貼ってみました。
APICAのホログラムシールにプリンタで印刷してデザインナイフで一生懸命カットしました、
文字部分を残して、不要な部分を台紙から剥がし取ります。
マスキングテープなどの粘着の弱いテープを文字の上に貼り付けて、台紙から文字ごとはがし
取ります。それを機体に貼ってテープだけを剥がします。
「やっと風が弱くなりました、初飛行です」
逆ピッチの推力があるせいでしょうか、逆さトルクロールはずいぶんと楽になりました、
たとえ姿勢が乱れてもフラットスピン状態で安定し、手放しで浮いており、風が吹くと風船みた
いに流れていきます。 これにはビックリ!

手持ちの可変ピッチブレードを並べてみました。
左から順に(カッコ内は実際に測定した単品重量)、
東新化成(3.4g)/Model Motors(3.8g)/Hyperion(5.8g)/Hyperion-OP(4.0g)
ハイペリオンの標準品だけが長く、他は似たようなものでした。
ハイペリオンオプション品のカーボンブレードに交換してフライトしてみました、
短くなった分だけピッチが多く必要になります、あまり飛ばしこんでいない為
はっきりとは言えないのですがブレーキが弱くなったような気がして、元のブレードに戻しました。
フライトを重ねるたびいろいろ問題がでてきまして、
現在、スピコンをハイペリオンの20Aにしています、タイヤもハードランディングで破損したため、
キット付属のアルミパーツ+GWS軽量タイヤ25mmに交換しました、機体のほうも薄い
EPP胴体が思いのほか弱く、着陸に失敗すると裂けたため修理の跡が。
脚の補強用ベニヤパーツは胴体下部のものだけで充分な気がします、主翼付け根付近の計4
つは3M接着剤だけで持つのではないかな?、軽量化になるし。
プロペラのスラストが上向き1度付いていたのでスペーサーをかませて0度に修正。
リポもE−TEC 1000mAh3Sをテスト開始、80g強あって重いけど何とか飛んでます。
ハイペリオンのスピコンに変えてまず感じたのがスロットルの追従が遅くなったことです、
これを補うため、スロットルによる推力制御だったのを、下半分はピッチによる推力制御に
変更して回転を落とさないようにしました。
逆ピッチでの機体コントロールは微妙かつ迅速なスロットル操作が重要だと感じています、
機体を逆立ちにした瞬間にマイナス最大のスロットルで機速を殺し、止まった瞬間にスロ
ットルを緩めて機体がバックするのを抑えることで立った状態を維持できます。
フライト動画を撮影しました。 (撮影協力:アームズ石川さん)
可変ピッチフライト動画 2006-01-08 (9MB.wmv)
逆ピッチが少なかった様で、バックフラットスピンで高度が下がってます、
もう少しパワーがあれば浮いてます。
もっとエルロンを積極的に使ってロールにいれるべきかも・・・
バッテリーを変更してテストしました
ハイペリオンの20C〜30C放電タイプで、300mAhの3セル(HP-LVX0300-3S)を2個並列にし
てテストしたところ、機体の挙動がゆっくりになり、リカバリが楽になりました。
飛行時間はやや物足りないものの、この組み合わせが今までの中で一番いいです。
やはり軽さは正義です!