2DC-STD 2球ストレートラジオの製作


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2015.11.17
by Tuning Radio



 AMP-MINI-DXと同じく北海道のNPO法人「ラジオ少年」のキット2DC-STDです。これはサブミニチュア管である5678を2本使用し、アンテナはバーアンテナ、そしてクリスタルイヤホンで聞くようになっています。
再生が無いので、感度悪いかな?と思いましたが、東京の局はすべて聞こえました。分離も良く、さすが入力インピーダンスが高い真空管だけはあります。



部品点数も少なく、大きな基板で作りますから、まず失敗は無いでしょう。ただ問題なのが・・・

 12Vアルカリ電池x2本

 そう、B電源につかう22.5V電池です。現在この22.5V電池は入手困難です。そこで私の場合は単5を少し細くした12V電池を2本、これを単5電池ホルダーに入れて使いました。
この電池はA23型といって、今でも色んな機械に使われていますので、Amazon等で普通に購入できます。キットには22.5V電池用に単1電池ホルダーが付いていましたが、
手持ちの単5電池ホルダーに変更しました。もちろん100均で買える安い006Pを3個直列で27Vでもいいでしょう(5678のプレート最大定格値は90Vです)。


 というわけで2時間もしないで完成。

 若干、ポリバリコンのリードを通す穴とかバーアンテナホルダーを止める穴が小さくてドリルで開けましたが、それ以外は難しいところはありません。
ユニバーサル基板で何かを作ったことのある方でしたら楽勝でしょう。

 AGCもボリュームもありませんから、音量はラジオの向きで決まります。分離はとても良いので、東京のように強電界エリアならば、問題なく聞けるでしょう。

 作ったはいいけど、実用という点ではやはりスピーカー、もしくは最低でもダイナミックイヤホンで聞けるぐらいの出力にはしたいかなと思います。その場合5678をもう一本おごるか、
それとも簡単にICで増幅するか、どちらが良いでしょう。あるいは昔のラジオ製作記事にあった、携帯ラジオにするのもいいかもしれません。コイルを枠に巻いて、その中に回路基板を入れれば似たようなものになるでしょう。
同調回路を、固定コンデンサと可変インダクタにして、バリオメーターやルーズカップラーにし、オールドスタイルのラジオにしても結構面白そうです。単純な回路故に想像を掻き立てられます。

 しかし、何といってもこのキットが3000円というお手頃価格なのがうれしいです。3000円で真空管ラジオが作れる、それだけでもワクワクしてきませんか?

 「模型製作読本」(誠文堂新光社刊 昭和13年発行)より。

いずれにしても、とりあえず完。


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