三菱(MITSUBISHI) 8X-336 AM/SW 2バンド トランジスタラジオの修理

bu Tuningradio

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2006.11.26



 電池ボックスのリペアが終了しました。プラリペアのリペアはうまくいきました。スプリングはニッケルメッキをかけてありますが、相変わらず綺麗に下処理ができず、ちょっとマダラに。逆に使い古しの感じがでてますけどね。

 右がオリジナル

 次はボリュームですが、5KΩの型不明(たぶんAかD型)です。手持ちの似たようなのに取り替えようと思いましたが・・・んー?オリジナルの右下に何か端子が。

 右がオリジナル

 あ、何と!端子の形状が全然違うし。こんなボリュームにまでこだわりを見せる三菱恐るべし。

 やっちゃいました。

 こうなったらダメモトで分解清掃、内部清掃研磨、摺動子の研磨をしてみました。分解できる構造だったのでうまくいきました。



 そうそう短波の調整まだしてなかった。で発振周波数とスケールを比べたら、1MHzぐらい下にずれてます。これを調整で追い込んでみましたが、最大500KHzぐらい下で受信(6MHzが5.5MHzの位置で聞こえる)してしまいます。これ以上はコンデンサの交換(か追加?)が必要だろうと思いますが、このラジオの希少性を考えてそこまで手を入れるのをやめました。まあわかって使う分にはいいでしょう。

 それとこのラジオについているクリスタルのスイッチ、昼に聞いたら6055KHzをちゃんと受信しました。クリスタルスイッチをONにして、5.7KHz付近にあわせると、スーッと入感します。それ以外の放送は聞こえなくなる仕様です。ダイヤルにはバックラッシュがあって、かつSWはスケールの幅が狭いので、普通に受信するときはちょっとコツがいりますが、クリスタルスイッチを入れてラジオ日経を聞くのはかなり楽です。

 実用にするなら、コンデンサを全交換、これは基本ですよね。しかし希少性という点でそれをしていいのかどうかはつねづね悩むところです。もう完全に壊れてるなら生き返らせるという選択肢もあるでしょうが・・・。

 写真の前においてあるC形の輪っかですが、これはプリント基板とスピーカの間に挟まっていたフェルトです。本当は丸いんです。これがボロボロだとプリント配線がスピーカーのフレームに当たってショートするので、これだけは交換しました。もちろんオリジナルの部品なんてありませんから作ったわけです。

 というわけで完。


2006.11.20



 バラバラに砕け散ってた電池ボックスのリペアをしております。カケラの中から脆くなっているものを除いて、プラリペアでつないでいきます。穴の開いているところはプラリペアでふさぎます。で、構造的にマイナス端子側の壁が薄すぎるので、最終的にこの部分全体をプラスチック網テープを張ってプラリペアで補強することにしました。写真は網テープを張ったところです。

 この電池ボックスのマイナス側が粉々になったのは、マイナス側のスプリングが錆びると膨れ、かつスプリングの強さもあるところで、スプリングをはさむ構造がケースにダメージを与えやすい構造で、さらに材質があまり宜しくない(といっても40年も使うとはメーカーも思っちゃいないでしょうが)といった理由からでしょうか。


2006.11.17

 月日のたつのは早い。早すぎる。

 ボッキリ。

 折れてますが、単純骨折だったので、瞬間接着剤でつなぎました。今回のはセメダイン社ロックタイト3000ゴールド、というものです。ゼリー状で20秒は位置修正可能。



 20秒じゃこころもたないので、一晩ほおっておきました。それから電源入れてみると・・・ダイヤルはやっぱりずれたまま。しょうがないですね。つなげたといっても一旦折れてしまったわけですから。調整すると感度もあがりました。音質全体にパンチが感じられないので、コンデンサがボケボケなのでしょう。しかし、これも1960年代のラジオだし、実用ラジオということでコンデンサ全交換すべきかどうか悩むところです。

 とりあえず、電池ボックスとガリオームを修理しましょう。ガリオームは、ブラシがちゃんとくっ付いていないようで、音が聞こえたり聞こえなかったり、という症状もあります。こりゃ交換しかないかも。

 つづく。


2006.11.09

 今回は三菱です。三菱は初めてかな。



 クラシックな概観です。バンド切り替えは上部右の白い押しボタンで切り替えます。するとそのボタンの下の丸い窓にMW/SWの表示が出るという、なんとも面倒・・・いや豪華な仕様です。その下に縦の白いつまみがありまして、上がチューニング、下がクリスタルのスイッチです。NSBクリスターかと思って中をみたら6510KCの水晶でした。これはNSB第一放送の6055KHzの上位ヘテロダインということですね。これをONにすると、ダイヤルと関係なく6055KHzになるのか、それともクリスターのように6055を安定させるように動くのかはとりあえずわかりません。

 とりあえず症状としては、VRがガリというか、完全に接触不良のところがあって、聞こえたり聞こえなかったりします。それからSWは全然だめ。AMはダイヤルスケールで200KHzほど下で放送が聞こえます。バンド切り替えとチューニングダイヤルはしっかりしています。バリコンのガリはないです。AFアンプのホワイトノイズが結構大きい。音は固めで私ごのみです。ロッドアンテナは問題なし。



 電池室を開けてみますと、あらら、電池ボックスが砕け散ってます。何か材質に問題がある感じです。モロモロになってます。触ったら粉々に崩れそうで、はたしてプラリペアで直せるのかどうか。割れたところをくっつけても、別なところが割れそうです。

 さて、ネジ6本はずしてやっと基板が外れました。ネジの種類は5種類です。なんでこんな面倒なことになっているのでしょう。不思議です。

 矢印のバーアンテナホルダの下でボッキリ

 早速基板を手であちこち押してみましたところ、なんとバーアンテナが折れてました。周波数がガツッとづれている理由はこれですね。バーアンテナは要するに磁力線が通ればいいので、折れててもつなげば使えないことはないんですが、取り替えられるかどうか、ちょっと考えて見ましょう。

 まず径は10mmです。それから長さは160mmです。アキバで探しましたが、140mmと180mmしかありません。180mmのを切断して使えばいいのかなー・・・ドンピシャのものがないのも気持ち悪いですが、とりあえず入手できなかったんで、つないでみることにしました。

 つづく。





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