AMP-MINI-DX 2球ステレオアンプの製作


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2015.11.17
by Tuning Radio


 北海道にあるNPO法人「ラジオ少年」さんでは、作ってみたいと思わせる内容の低価格なキットがたくさんあります。特に真空管関係は、自分で部品を集めても、この金額で集められる自身は正直ありません。そんなわけで久しぶりに球いじりがしたくなりましたが、根性と金は無いので、ラジオ少年さんのAMP-MINI-DX 2球ステレオアンプを購入し、組み立ててみました。このアンプは音質補正が何も無い簡易型ですが、その分ストレートに音源の音が出てきます。そのはずです(笑)。

 部品はもう全部揃っていますので、あとは淡々と組み立てるだけですが、いわゆる実体配線図が無いので、キットに入っていた配線図とややボケた写真を頼りにするしかありません。私は元々、小学生の時に真空管セットから始めたので、いわゆる立体配線に抵抗感は全然無いですが、初めて組み立てるのがこのキットだと、ちょっと苦労するかもしれません。

 このキットはファイナルのバイアスを自己バイアスか固定バイアスか選ぶことができます。固定バイアスでは部品が増えますが、その分もキットに入っています。
 私は最初から固定バイアスで組み立てました。


 部品をどんどん取り付けます。
 注意!ラグ板が逆です。画面左が長いほう、右が短いほうを付けなければなりません。
 ボリュームはこの状態で配線するのは難しいので、一旦外しておきます。

 ラグ板が正常位置になっています。
 ボリュームは配線してから取り付けます。

 まずは整流・平滑回路から。
 立体配線の場合、当然ですが下になる部品や上であっても後で組み付けるのが難しい部品を先に付けていきます。
また、プリント基板とちがって、一か所に何本もの部品の足や配線が来るので、全部巻き付けるまではんだ付けできません。

さらにその上、配置に影響がない範囲で美しく組み立てなければなりません。そのため、人によって仕上がりがずいぶん違うのですが
それもまた立体配線の面白いところでもあります。因みにぐちゃぐちゃに配線された場合は「ジャングル配線」と呼ばれます。
もちろん性能に影響がなければジャングル配線でも用は足りるのですが、配線間違いの修正や改造する時とても苦労します。

 部品を取り付けるときは数値がなるべく見えるようにします。点検の時に楽です。

 電源コード以外の配線終了。

 電源コードは最初に付けたいような気もするのですが、立体配線する場合、シャーシをぐるぐる動かすので、先にコードを付けてしまうと作業の邪魔になってしまいます。私は最後に配線するようにしています。
 出力トランスの10KΩのリード線(オレンジの線)はB電源が来てますので、その辺にショートすると危険です。短めに切っておき、先端を少しずらしてヒシチューブで絶縁しておきました。
どこか空いている端子にでも縛っておけば完璧ですが、私はそのままにしてあります。

 電源コードを取り付けたら、もう一度配線を確認します。このセットは整流がブリッジダイオードなので、まず球無しで通電し、テスターでB電源の各真空管の端子電圧、
固定バイアス用C電源-16V、ヒーターのAC100Vを測ります。OKならばいったん電源を切り、できればもう一度配線を確認して、電源を入れます。
 この時変なにおいがするとか、ヒーターがカーッと赤くなるとか異常が無いか注意深く観察して、あればすぐに電源をオフにします。



 出来ました。スピーカーと音源が必要です。スピーカーは何も持っていなかったので、とりあえずハードオフでジャンクのスピーカーを買ってきました。
アンプの出力は8Ωですが、スピーカーが4Ωなので、若干ミスマッチかと(汗。

 おや銅板が?

 NEXUS7をつないで、Youtubeを聞いてみます。なかなか良い音ですが、噂どおり、ハムが大きいですねぇ・・・
ためしに電源トランスと出力トランスの間に銅板を置いてみたら、ハムが減りました。やっぱ誘導ハムだ!リーケージフラックスだ!
これやっぱり電源トランスを離さないとなおらないんでしょうか。このコンパクトさがいいんだけどなぁ・・・

というわけでとりあえず

 このキットを組み立てる人の参考になればと思いまして、下記の配線クローズアップ写真を置いておきます。


配線クローズアップです。あまり上手ではありませんが、参考にしてください。









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