もう一つのプロジェクト
クラッシック風ラジオの修理 by Tuning Radio
2002.12.20より開始


下記最初の写真を見て欲しい。クラッシックな外観のこのラジオは非常に良く出来ていて、我が家のアンティーク風(あくまで風、ね)コーナー用に最適と思いYahoo!オークションで入手したものである。FM・AMの両方が聞ける。木目を旨く利用し、やや粗めに塗ったニスがなおさらクラッシックな感じを醸し出している。外見はクラッシックで内部は最新というのは、ある意味私の理想の形でもあるので、良いものを手に入れたと思う。似たようなラジオが様々な会社が輸入販売しているようだが、その中でも、これは一番気に入ったデザインなのだ。

ところがである。こいつは入手後2日目にノイズしか聞こえなくなったのである。故障である。
しかし私は前オーナーにはクレームをつけなかった。ノークレームノーリターンであったのはもちろんだが、内部をあけてあまりにも雑な基板を見るにつけ、これは多分持ったとしても半年が良いところではないか、と思えるぐらいの出来だったのである。
こういうのを見ると、むしろ修理したいと思ってしまうのがラジオ小僧のサガとでもいおうか、早速、私は内部をそっくり入れ替えて、復活させることにしたのである。

電池式真空管ラジオの製作とともにご覧いただければ幸いである。


2003.02.19 直りました。

真空管ラジオも一段落したので、こっちも修理を進めることにしました。
方針としては、新しい基板を入れるつもりでしたが、バリコンの軸が合わず、その部分の工作がなんとなく面倒なので、とりあえずオリジナルの基板の修理をしてみようということにしました。



まずは電源とスピーカーの配線を仮付けして、アンテナ線をTV同軸につなげました。




再び電子ブロックのシグナルインジェクターを準備します。大活躍です。
これで調べたところ、ICまわりは大丈夫で、大きな音がします。FM放送帯でも信号が出ているシグナルインジェクターって凄い。
そうすると高周波回路の、それもアンテナに近いところに問題があるとふんで、信号を入れたところ、かなり音が小さいんですね。
さらに探っていってた最中に突然FM放送が聞こえてきました。手を離したら聞こえなくなる・・・おや?と思って基板をめくったら・・・



良くみると、コイルの半田がはずれていました!写真真ん中の半田跡を見てください。浮いてる上に量不足です。こんなのでは、経年劣化が早く出てしまいます。そしてここをさわるとFM放送が聞こえます。うーむ。完全に浮いてる・・・
早速半田を多めに盛ります。他にも似たような場所が3カ所もありましたので、すべて上から半田を多めに付けました。
配線をもう一度チェックして、電源ON!鳴りました。全然問題なし!同調回路にシグナルインジェクターをあてたところ、大きな音がでました。AM放送も例のループアンテナにより、綺麗に聞こえました。




なんとあっけなく終わってしまったのだろうか!皆さんも半田付けしっかりやりましょう。
あとは電源コードに元スイッチを付けるだけです。今部品がないので、暇なときにでも買いに行こう。
しかし計画倒れっぽいプロジェクトでありました。
ひとまず



2003.01.09 基板外してみたら・・・



基板につながっている配線と、基板を留めているネジを全部外して、基板を外しました。
ダイヤル針はすっぽりぬけます。その奥のバリコンを留めているネジを外して、組み込み予定の
基板のバリコンに付けてみたら・・・つきませんでした。オリジナルのほうが太いのです。
何か工夫が必要ですねえ・・・



故障の原因を探してオリジナルを修理したほうがいいでしょうか。悩みます。
でもICが故障ならちょっとやっかいです。




ところで、安定化電源装置の動作確認をしました。
電源トランスの二次側を半田付けしてDCを3Vになるように半固定ボリュームを調整します。
写真はテスターで計っているところです。2.992Vを表示しています。



2002.12.20 開始

筐体は非常に美しい。このデザインが当たり前だった頃は当然AMラジオ全盛である。
しかしこのラジオは、本来ならばAMだけのはずのスケールの部分に、FMラジオの周波数が書いてある。
非常に巧妙にダイヤルスケールが書いてあるので、FMが聞けるようには思えない感じであるが、
聞けるのである。故障していなければ。

つまみは左から、AM/FM・FM−AFC切り替え、同調、電源及びボリューム。
麦球のダイヤル照明が綺麗。
 
 

これが内部である。AC電源ケーブルはトランスに直結で、二次側はAC10Vである。
整流回路はあるが、保護回路らしきものは見あたらない。まあ敢えて言うなら整流用の
ダイオードが切れることで救おうということなのだろうか。
とにかく、見てもわかるとおり、電源スイッチがOFFでもトランスが電気を消費し続けると
いうのは我慢がならない。AC側にも元栓ならぬ元スイッチをつけることにしよう。
いまのところ、電灯スタンドの電源コードの中間についているようなダイヤル式の電源スイッチを
考えている。
 
 

中心部は SONYのCXA1191S 1チップラジオICを用いている。多分、この基板のうち、ボリューム、切り替えスイッチ、
ダイヤルメカ、を使うだろう。また、トランス、麦球、スピーカもそのまま使うことにした。。
 
 

これが組み込む予定のラジオ基板。元々手回し発電式のAM/FMラジオであったが、ダイナモが壊れたので、
しばらく使ってなかったのだが、思い切ってばらして流用することにした。乾電池でならした限りは感度も音質も
十分であった。
 
 
 

組み込もうと思っているラジオ基板はDC3Vである。またトランスの2次側は測定したところAC10Vであった。
電源回路は良いものにしようと思って、安定化電源回路をつかうことにした。
上記はエスケイ電子の直流安定化電源TW-157ある。
TW-157は入力AC6V〜AC32Vで出力DC1.5V〜30Vで500mAまで取れる優れものである。
ちょっともったいないような気もするが、まあいいだろう。
 
 
 

現在の基板を新しい基板に取り替えるのだが、新しい基板の部品配置がオリジナルと全然違うので、
アルミパネルとアクリル板を秋葉原で購入し、あて布ならぬ、あて板にする。
 

イメージをつかむため、アルミパネルの上に置き、組み込むイメージをつかむ。基本です。
 
 

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