National/Panasonic R-126 AMトランジスタラジオの修理
2003.09.12
2003.09.14
by Tuning Radio
2003.09.14 終わりました。
磨きがおわりまして、再組み立てです。デザイン的には80年代といってもいいんですが、中はゲルマニウムトランジスタで構成されています。一個だけシリコントランジスタが使われていました。感度がものすごくいいです。去年買ったビクターのCDラジカセより全然いいんですよねこれが。音もスピーカー裸で聞くとダメダメですが、ケースに入れて聞いたらこれがもう抜群の音質です(ポケットラジオなのに、という前提ですが)。通勤ラジオとしてしばらく使ってみようと思います。
うわ!崩れた!
なるべくオリジナルの状態を〜などと格好つけたかったのですが、バーアンテナを押さえるスポンジが、バーアンテナの蝋を吸って脆くなっていました。ちょっと水分がついたら、砂上の楼閣よろしく、ぼろぼろと崩れて無くなってしまったのです。
で、まあしようがないので、はがして新しくつけました。
R-126の御姿です。
下の買ったときの写真と比べてみてください。グッドコンディションになりました。
というわけで、このレストアひとまず完!
2003.09.12 また買った。
R-1031のほうは端子のメッキをせにゃならんので、レストアは中断しております。それで性懲りもなくまた壊れたラジオを買う私でした。今度のは外見は良さそうです。完動品だと3500円〜5000円はいきますが、これは500円です。
バーニアチューニングってかいてあるなぁ。ギアかな?と思いましたが・・・
とりあえず電池入れてみてスイッチオン!うんともすんともガリッとも言いません。トランスの断線でしょうか。
おや?チューニングダイヤルのところに糸が・・・ま、まさか!
うおおおお!
さすがナショナルです!あくまで糸ドライブです!すばらしい!
バックラッシュはもちろん(ナショナルだから)ありません。
いやぁ感動しました。
ところで故障のほうですが、まずは例によって三枚におろします。誰も修理した跡はありません。
R-1031に比べて部品配置や配線引き回しに無理がありません。糸かけダイヤルといい、きっと凄い技術者の作品でしょうねぇ。
さて、いくら壊れてるっていっても、普通は「ガリッ」ぐらいうんですけど、今回は言いません。イヤホンをつないでも同じです。ということはアウトプットトランスが怪しいですね。まずは電源オンにしてクリスタルイヤホンで、音がでるところが無いか探してみます。なーんも聞こえません。ということは電源流れてないね。電源スイッチかも。確かに端子は黒いが・・・で、次にアウトプットトランスが断線してないことを確認するために、自分で作った発振器を1KHzにして一次側につないでみたら、ピーとか聞こえます。おや?断線ではないな。ということでスイッチ端子を磨きましたら、鳴りました。何の苦労もなく。んー・・・つまらん・・・。トランジスタがオシャカだったら、しょうがねぇなぁと言いつつアキバ巡りをする所だったのにぃ。
とりあえず半田が怪しいところが何カ所かあったので、盛っておきました。あちこちつついて見ても変化は無いです。あ、検波回路あたりをさわってみると、ちょっと発振しましたが、それ以外のところはどこをさわっても発振しないんですよ。5mmも離れると、もうボディエフェクトが無い。ポケットラジオだから当たり前に要求される性能でしょうが、やはりプロって何か違うんですよねぇ。
あと鳴らない三洋電機のラジオと、40年前の鳴らない東芝のラジオも入手しましたので、まだまだ楽しみはあります。とりあえず、このR-126は糸かけバーニアダイヤルが凄く設計者の心を感じる一品なので、こいつも磨くことにしました。とりあえず、窓を磨きました。
磨く前
磨いた後
なんだこの差は!
上だったら誰も買わんでしょうが、下だったら買いますよね。でもダイヤル盤とウインドウの間に水が入ったらアウト(毛細管現象でスゥーッと入ってって乾いても跡が残る)なので、水っぽいものでは磨きません。結構苦労しますよ。
つづく