STANDARD SR-Q731FJ トランジスタラジオの修理
2008.06.15
外見はなかなか綺麗なセットです。FMの感度が悪い、という現象です。あとAMのダイヤルズレです。
FMの感度不足はすぐわかりました。このセットはロッドアンテナの基部に、斜めの位置で止まるようになるロック機構が付いており、ここが錆ていて接触不良をおこしていました。さらに内部のロッドアンテナ基部から伸びる線が切れていました。これでFMの感度は良くなり、ダイヤルがずれていたのはOSCトリマ調整でOKでした。
清掃後のロッドアンテナ基部
AMのダイヤルズレを直すには、コイルにびっちりみっちり詰めてある蝋を取らなければならず、これは諦めて、アンテナトリマだけ調整して感度を良くしました。
調整中にザリザリ言うノイズが入るようになりました。ボリュームを絞っても、同じレベルで入るのでAF回路です。こういう場合の基本は部品を揺らす、です。大抵半田の外れかけです。もちろん部品内部の不良も考えられますが。ドライバTrのあたりの抵抗を揺らすとノイズが止まりましたので、基板を外して、このあたりを中心に半田し直してOKです。
組み立て直して、音を聞いてみると、ビビり音がします。スピーカーを止めるネジが少し緩かったようです。増し締めしてOKになりました。しかし、SONYやNATIONALに比べて強めだと思います。ちょっと嫌な感じです。まあSPのパットの劣化でしょう。
というわけで完