SONY TR714 AM/SW トランジスタラジオの修理(2台目)
2007.01.07
もう一台やってきたTR714です。
症状は、ダイヤルが異様に重い上にグニャッとした感じ。ものすごいガリオーム、バンドスイッチのガリです。
あけて見ますと、あちこちいじったあとがありました。しかし回路そのものに手を入れた感じはありません。006Pの電池スナップはオリジナルではないようです。しかも付け根が切れかけてます。受信は問題ないようですが、SWの感度はかなり低めです。まあ仕方がありませんね。鳴ってるほうが不思議なぐらい古いですから。
右は前回のTR714の裏蓋
今回の裏蓋にはネームプレートがありません。写真はありませんが、シリアルナンバーの紙もなくなっています。
基板固定ネジ(本体正面に向かって右横)
左が前回のTR714。マイナスネジです。今回のはプラスネジです。プラスネジをはずしてみると、先端が切ってありました。あとで気が付きましたが、ここの本来のネジはボリュームつまみの固定に使われていました。
ダイヤルがグニャッとしたのは、プーリーが割れていたからです。これは接着剤で補修します。しかし、割れた理由は何かというと、バリコンの軸の硬化です。かなりきつい。だからプーリーを直しても、また割れる可能性があります。幸いなのはバリコン全周で硬いのではなくて、下1/3ぐらいが硬いだけなので、とりあえず使わないときは上のほうにダイヤルを合わせておけばよさそうです。
プーリーの修理とダイヤル糸の清掃のため、はずします。
電池スナップのコードを付け直しました。
ガリオームについては分解清掃、簡単にIFTとANTトリマーを調整、ケースの清掃をして終了です。
というわけで完。