携帯自転車「トレンクル」で行く




 パナソニックとJR東日本が共同開発した折りたたみ自転車「トレンクル」。
 重さはわずか7.5kg(ハイクラスの "Traincle6500" はなんと6.5kg)!折りたためばコインロッカーにも入るのです。折り畳み状態を普通の自転車と比較したサイズは、写真のとおり。


 ちょっと大きめの荷物ではありますが、畳んでバックに収納すれば、普通に持ち歩いて混んだ電車に乗ったり、喫茶店に入ったりできます。畳み方も簡単で、 工具不要で手も汚れず、慣れれば1分もかかりません。

 浅草、臨海副都心など、ちょっと面白そうな街を気軽に散歩。あるいは、所用で関西に出かけたついでに、半日京都の街中をこれで散歩なんていう使い方も。 裏路地に面白い景色があふれるコンパクトな京都のサイズには、とてもぴったりな乗り物です。海外旅行のお供にも、わりと気軽にできそうですね。

 様々な自転車旅のかたちを飛躍的に広げてくれる乗り物トレンクル。初心者でも気軽に乗りこなせ、おすすめです。


(2003年8月30日の日記より)
携帯自転車「トレンクル」を購入

 自転車と電車との共存を目指して、パナソニックとJR東日本が共同で開発した、折りたたみ式の自転車「トレンクル」を今日購入した。重さはわずか7.5kgで、ワンタッチでコインロッカーに入るほど小さく折りたたむことができ、盗難や不法駐輪の問題もなく、普通の荷物と同じ感覚で買い物や食事のときに携帯することも可能である。

 まず、車体が軽いため、ペダルを踏むと加速が鋭く、走行抵抗が小さいのでスピードも落ちにくく、疲れない。変速はないが、上り坂もスイスイと進む。車輪が小さいので、高速運転には向かず、安定性も20km/h くらいを超えると心もとなくなってくる。あと問題点としては、ブレーキの効きがあまりよくないということがある。それでも、総じて街なかを細かく乗るのなら、クロスバイクやマウンテンバイクよりも、小回りが利いて疲労も少ない気がする。高速で街と街の間を走り続けるのには向かないだろうが、スピードさえ犠牲にすれば、軽くて疲れが少ないので意外に長距離も行けるかもしれない。今後の研究課題である。

 走っていると、車輪が小さい華奢な外観のため、普通の自転車に比べ、歩行者や車に「軽く」見られていることが分かる。直前を遠慮なく横断され、自動車に道を譲られることもぐっと減った。本気で走ればかなりスピードが出る乗り物なのだが、他人から見た感覚はそうではないようで、慣れるまではこちらも注意する必要があるようだ。

 さて、最大のメリットである「輪行」であるが、これまでの自転車と比べ重さは1/2〜2/3くらいで、階段の上下や乗換えの苦痛はだいぶなくなった。通勤電車の場合、普通の自転車なら、固定しておくために、座席に座らずそばに立っている必要が多かったが、トレンクルならば普通の荷物と同じ感覚なので、大幅にストレスが軽減された。ラッシュの混雑時でも、持ち込みはあまり問題ないだろう。

 総じて、非常によくできた機種である。ほとんど普通の自転車と別の乗り物というような感じだが、都市間や山へ行くときは普通のクロスバイク、街なかを走るときはトレンクルと、使い分ければ有効だと思った。おかげで、もっと気軽に自転車旅行に行こうという意欲が出てきた。

 トレンクルは、自転車愛好者にはそのよさを評価されているようだが、むしろ、あまり自転車に慣れていない一般の人にも気軽に使えるような魅力を持っており、もっと新しい形の自転車と旅のスタイルが、広く普及することを期待したい。


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