坦々麺(タンタンメン)と坦々面(ディャンディャンメン)



  




 さて昨年最後の記事の時に書き込みましたが、12月30日から1月3日まで名古屋経由で中国重慶市に旅行に行ってきました。重慶といえば四川省に四方を接し(昔は四川省の一部だったが今は直轄市になっている)四川料理が有名な街です。そういう訳で、今月は四川料理と名古屋の名物料理を何回か特集してみようと思います。今回はその第一回目として坦々麺です。

 坦々麺は日本では「タンタンメン」と読みますが、四川では「ディャンディャンメン」と読みます。やはりラーメンお兄さん(私は未だ「おじさん」では有りません!!33歳独身で何で「おじさん」なんだ!!せめて「お兄さん」と言いなさい!!)である私としては、四川に行って坦々麺を外す訳には行きません。
 今回のツアーでは坦々麺は入って居ませんでしたが、ラーメンお兄さんの面子に賭けて食べない訳には行かず、重慶市の中心街である解放碑にある四川料理店に出撃して食べて来ました。

 早速店で他の料理と一緒に「ディャンディャンメン」を頼みました。(上の写真参照)「ディャンディャンメン」以外には「鶏のピリ辛炒め」と「キュウリと銀杏のあんかけ?」を頼みました。
 さてお楽しみの「ディャンディャンメン」が出てきましたが、出てきてビックリなんとお椀位の小さな器に出てきます。一緒に居た中国通の友人は「中国の麺は大体これ位の器に出てきて良いサイズだよ」と平然としていますが、私は流石に物足りません。
 それに加えて驚いたのは、汁が無いことです。麺の上にねぎが載っていて、辛味のタレ(ラー油・豆板醤・ピーナッツ・胡麻油など)が麺の下に入っていて、それを麺に絡めて食べるのが、正式の「ディャンディャンメン」の様です。
 でも食べてみるとかなり美味しいです。汁が無い分麺がほぐれ辛く、辛味タレに絡めるのが大変で、辛くて食欲が進みあっと言う間に食べてしまい、量が物足りなく「もっと食べたい」と思うのですが、「タンタンメン」と考えずに「ディャンディャンメン」と言う四川料理と考えれば、美味しい料理です。意外に病み付きになってしまいます。

 その後夜も別の店に行ったのですが、相変わらず「ディャンディャンメン」を頼みました。この度は少し学習して、「大盛」を頼んでみました。(下の写真)そうしたら確かに多く出てくるものの、未だ日本の半分強の量しか有りません。
 しかし何故「ディャンディャンメン」があんなに少ない量なのかが良く分かりました。麺の量が多いと上手く辛味タレと絡める事が出来ません。エッチラコッチラ捏ね繰り回しても上手く絡んでくれません。又単品で食べると、量に比して辛く濃い味に飽きてしまい、味の抑揚に欠ける気がします。基本的に一品一品の量が多い中華料理で、「ディャンディャンメン」が何故量が少ないのかが判った気がします。物事何事にもバランスが大切なのかも知れません。

 しかし今回驚いたのはそんなに変わらない物であろうと思った、同じ坦々麺と言う文字を書く(厳密には麺の字が違う。中国では麺=面である)「タンタンメン」と「ディャンディャンメン」こんなに違う物で有るとは思いませんでした。
 麺料理の元祖は中国です。それは間違いない事実ですが、東シナ海を渡り日本に来るとこんなにも変わるものなのか?と今回痛感されました。やはりラーメンとは日本独特の料理で有る事が明らかになりました。





TAKA的独断評価コメント
☆☆☆☆「食べやすさ」であの量になったが、やはり量は少ない・・。



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