昭和の味は素晴しい?



  



 今日は仕事で昼食を食べる事が出来ず、神奈川方面からの仕事の帰りに乗換で降りた渋谷で昼食とも夕食とも言えない食事をする事にしました。
 渋谷も多数のラーメン屋が有る地域です。とんこつ味の「唐そば」やしょうゆ味の「喜楽」等色々の店が有ります。今日はその中でも「喜楽」に行ってみる事にしました。
 「喜楽」自体は何回か行った事が有ります。決して外れのない味で期待に背かないラーメン屋さんと言うイメージが強いので、私的には「渋谷で迷ったら喜楽」が定番です。(20:30閉店が残念だが)

 「喜楽」は渋谷西口から歩いて5分位の所に有ります。109から道玄坂を上がり百軒店のガードを入った先に有ります。百軒店は今や殆どが風俗店になっていますが、昔はかの有名なコクドの創業者堤康次郎氏が百貨店を目指して作った所です。
 今コクドと西武グループも色々な問題で揺れていますが、その創業時に作った商店街が風俗店街になってしまったのは、有る意味コクドと西武グループ行く先を象徴していたのかも知れません。
 「喜楽」の場合、風俗店の中に「掃き溜めに鶴」状態で存在しますが、廻りの環境が「多少行き辛い店」になってしまっているのが多少残念です。

 今日は「喜楽」でモヤシそばを注文しました。「モヤシそば」は私のお気に入りで喜楽に行くと大体モヤシそばを注文します。
 チョットこってりしょうゆ味のラーメンですが、焦がしねぎがアクセントになっており、又ギトギトの油濃さと言う訳ではなく、非常に食べやすいラーメンです。一部で「台湾風ラーメン」と言う人も居ますが、確かにその要素は有ると思います。

 店で厨房を見ていたら、麺を茹でていたおじさんは髭に白髪が目だって来た感じですが、それ以外何も変わっていません。味も店の雰囲気も昭和の時代そのままの感じです。私が初めて行ったのは大学時代(昭和と平成の境目ぐらい)でしたが、少なくともその時から全く変わっていません。
 前の吉村家では「味を変える事への評価」をプラスで評価しましたが、「喜楽」の場合は「味を頑なに守る事」を大きくプラスで評価したいと思います。革新が素晴しい事も有りますが、保守が素晴しい事も有ります。私にとっては「昭和の味」が物凄く素晴しく感じられました。 
 有る意味物凄く懐かしい味ですし、気取って食べる必要の無い気さくな店に、モヤシそばで700円と言う高くない価格と言うのは、多分「中村屋に足りない何か」が「喜楽」には有るのだと思います。

 この雰囲気と味と価格は今後とも「頑なに」で構わないので守っていって欲しい物です。この様な伝統に裏付された保守のラーメンが有るからこそ、革新的なラーメンが光るのではないでしょうか?









TAKA的独断評価コメント
☆☆☆☆☆今後とも懐かしい昭和の味を守って下さい!



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