舞台囃子について
大町の舞台囃子は、京都祇園祭りの系統をくむ由緒ある囃子で、古式ゆかしい流鏑馬の神事と一つの祭りに解け合ったのはいつ頃のことなのかはっきりした記録伝承はない。しかし大町で舞台囃子が始まったのはおそらく江戸末期から明治の初年、流鏑馬をにぎやかにするため取り入れられ、明治の半ばころ若一王子神社の境内に八坂神社が移転されてから、ますます一体化の度合いを深めたのではないかと推測されている。
各町によって多少の違いはあるものの、信濃大町の舞台囃子の曲調は大きく分類すると@主に奉納時に奏上される「奉納囃子(本囃子)」A舞台曳行道中に奏上される「道中囃子」B民謡や端唄を起源とする「雑囃子」の3つに分類される。
現在大黒町に伝承されている曲は以下の十三曲である。
本囃子(奉納囃子)
ちんつん(道中囃子)
たずえもん(道中囃子)
新囃子
農兵節
春雨
石堂丸
金比羅
一話も身上
竹雀
数え歌
チャンチャンレーツ
木曽節

