
発問:雨、たくさん降ると何がおきますか?
→洪水
説明:平成11年、平成16年。福岡市は深刻な洪水の被害を受けました。
発問:逆に雨が全く降らないと何がおきますか?
→水不足、渇水
説明:昭和53年、平成6年。これまた福岡市。水道から自由に水が使えない日が200日以上。深刻な水不足のひがいにあいました。
説明:水による災害を度々受けてきている福岡市、この原因の一つとして、「宅地化」という問題があります。
説明:宅地というのは、ビルや店や家が建っている場所です。発問:明治33年の福岡市。赤い部分が宅地です。
発問:平成11年。何か気がついたことはありませんか?
→赤い部分が増えている。宅地が増えている。
説明:宅地が増えることに伴って、人口も増加しました。そして、水の使用量も増えてきました。そのため、水不足がおきやすくなったのです。
説明:また、宅地になる前は、土の中にしみこんでゆっくりと川に流されていた雨水も、宅地になったことにより、溝や下水を通ってすぐに川へ運ばれるようになりました。そのため大雨が降ると川の水が増水し、すぐに洪水になってしまうのです。
指示:このような問題を解決するために、ある計画が進められています。みんなで読みます。
→棚田化計画
説明:棚田とは、段々になった田んぼのことです。棚田には次のような特徴があります。
まずは、保水。水を蓄えておくことができる。
洪水調整機能。降った雨が棚田から地面に蓄えられるので、洪水が起きにくくなるのです。
発問:水の災害の多い福岡を棚田にしてしまう。この計画できると思う人?
発問:無理だよね。しかし、この棚田化計画、実は棚田を作るのではなく、あるものを利用するのです。それがこのタンク。何を入れると思いますか?
→雨水
説明:降った雨を、タンクに溜め込むので、すぐに川に流れ込むのを防ぎます。洪水がおきにくくなる。
発問:また、この雨水、日常生活にもいろいろと利用できますよね。
皆さんならどんなことに利用しますか?
→庭の水やり、洗車
説明:水道水の節水にもつながります。
発問:仮に福岡市の全ての家庭にこのタンクを設置すると、どれくらいの節水になると思いますか?
ア:プール1つ分
イ:福岡ドーム1つ分
ウ:ダム一つ分
説明:南畑ダム一つ分の節水になるのです。
説明:雨水を上手く利用することによって、福岡市の水の災害も減らせることができるかもしれませんね。











