060430_オルタネータ ベアリング交換
正直この作業、サイズの合ったベアリングプーラを持っていなければ、ブラシ交換と一緒に電装屋に依頼した方が早い。出来なくは無いがかなり面倒だった。(でも、その工賃でプーラキットが買えるんだよなぁ)
最近、冷間時に、エンジン回転数に伴って異音が発生する事がある。電気負荷で異音が変化するから、同一ベルトで駆動するオルタネータかウォータポンプの軸受けがイカレたのだろうと、部品を発注。「ウォータポンプは6ヶ月掛かります」と脅されたが、ひと月ちょいですべて納品。作業が簡単?なオルタネータから攻めた。オルタネータ分解で厄介なのがプーリを固定するナットをどうやって外すか?だが、「スタンドに持っていってインパクトで外してもらおっ」と、お気軽に考えていたが、本当の敵はこのナットではなかった。
ベアリング FE38-18-W27:\1420、B612-18-W36:\1750
オルタネータを外すにはボルト2本とB端子、コネクタ1つ外せばよいが、下のボルト側の取付けがブラケットとしまり嵌めになっている為、ボルトを抜いただけでは外れない。タイヤレバー等を使って少しずつずらして外す。ここが外れても今度はオルタネータを取出すのに、ドライブシャフトや触媒が邪魔で、取出すまでに30分ちょいかかった。
外したオルタネータを持って、スタンドへGo! チャリで走りながら、「電動インパクトってどうなんだろ?」と思ったが安物買いの銭失いになりそうなのでやめた。メーカ品なら使ってみたいな。
スタンドに到着し事情を話し緩めてもらう。インパクトで一撃だった。 やっぱコンプレッサ欲しいな。
スタンドから戻り、分解作業に入る。割る時は、プーリ側のケースとステータの境を攻める。ケース周辺を軽くハンマで叩くとベアリングごと取れる。ステータと後側のケースは結線されているので離すと断線する。
プーリ側のケースが取れたら、次はロータを取出す。これも同様に後側ケースを叩くが、ステータとの断線に注意しながらコツコツ気長に叩いて少しずつ外す。
後で気付いたが、プーリのナットを緩める時インパクトが無くても、先にステータと後のケースを取り外してロータを万力で咥えれば、普通に出来たなぁ。でも、今の環境じゃ万力無いから、やっぱ同じか。
ブラシ残は6mm位か。ブラシの穴は、ロータ挿入時ブラシが邪魔にならない様、後側から針金を通して飛出さない様になっている。
プーリ側ベアリングの交換、若干音が出ていたが冷間時のあの異音とは関係無さそう。右が新品、シールの色が変更されている。ここは軽く叩けば交換できたが・・・
問題のリア側ベアリング。手持ちのギアプーラもスリップリングが邪魔で爪が掛からずお手上げ。ギブアップです。
仕方ないので部品購入したディーラのメカに相談。「持ってきなぁ〜」と快諾。2度目のチャリ出動。ただ、やっと見つけた我がままを聞いてくれるこのディーラ、チャリで40分掛かる。
リュックに入れてチャリで走るが、このチャリも9年目。チェーンはグリスが切れ気味だったが乾ききってはいないので、そのままGo、だが、中間地点くらいに来てだんだん異音が、「キュイッ、キュイッ」から「パキンッ、パキンッ」と大きくなり、遂にペダルがロック!「深刻なエラーが発生しました。処理を中断します」と無常にも停止。チェーンや変速機をチェックするが異常は無く、ペダルが前にも後にも回らない。ペダルのベアリングが齧り付いた様だ。「おーぃ、ここでかよっ!、行くも戻るも歩いて1時間は掛かるぞ!。こうなったらダメもとで・・・」と、ペダルを逆方向に強く回したら急に軽く回る様になった。しばらく動作チェックをしたが再現せず。何か異物を噛み込んだ様だ。でも、グリス切れは間違いないので高い負荷をかけないよう漕いでいたら、何とか到着できた。 このベアリングの修理は、また後日。
ディーラに到着し、メカのAさんに説明。Aさんの後輩が作業を始めるが・・・、やっぱしこれに合うプーラが無いらしい。で、結局グラインダで破壊。新しいベアリングを圧入し、自分も手伝いながら組立。プーリ固定のナットもインパクトで締付けてもらって完了。なんだかんだ2時間弱かかったが、工賃は要らないと言う。でも、なんか申し訳ないのでメカの皆さんに缶コーヒを配って、帰る事にした。 こういうディーラ、大切にしたい。
自宅に戻り、オルタネータ取付。エンジン始動するが異音は消えなかった。という事で発生源はウォータポンプにほぼ確定。前回交換から5年で死ぬのは早いなぁ。ウォータポンプ交換はタイベル交換のもう一歩先だから自力で5時間位か。